晴、24度、68%
豚肉のローストはパサパサと旨味のないものになってしまいます。ましてや脂身の少ないヒレ肉は扱いづらい。豚肉ですから火を芯まで入れてなおかつジューシーに食べたいと思います。火の入れ方の工夫、余分な肉汁を出さない工夫が必要です。
初めに軽くフライパンで周りを焼きました。そこに粒マスタードを全体にまぶしてオーブンに入れました。 これは「カシスの粒マスタード」ですが普通の粒マスタードでも構いません。300グラムほどのヒレ肉1本、高温で10分ほど焼きそのままオーブンで肉汁が収まるのを待ちます。 切り分けると中はほのかにピンク色、しっとりとパサつかずに美味しいローストポークの出来上がりです。
脂の多い「ラムラック」でもこうしてマスタードコーティングしますが、脂をさっぱりさせるためだと思います。チキンでも同じようにするとパサつきません。粒マスタードに蜂蜜を加えると甘みを添えるだけでなく保湿力が高まります。
暑くてオーブンに火を入れるのが億劫でした。やっと、オーブン使おうかなと思える気候になりました。300グラムのポークはいっぺんにお腹に直行です。たった一回の食事でも美味しいものを食べたいそんな思いです。