雨、7度、78%
節分、立春、厄を払い新たな春を迎えます。7年前の節分にモモを連れて帰国しました。その翌日この家に帰って来ました。この7年、毎年欠かさず節分、立春を祝う品を送ってくださる友人がいます。今年初めていただいたのが厄除け「法螺貝餅」です。
薄紙に包まれた箱の蓋を取ると、真っ赤な紙が入っています。 「節分限定」と書かれています。そして中には小さな「法螺貝」を模ったお餅です。親指大の大きさ、ごぼうが巻かれています。ごぼうを見た途端お正月の「花びら餅」を思い出しました。真一文字にごぼうの蜜煮が入った嫋やかな白い餅です。ごぼうを使う餅は目を惹きます。中は味噌餡です。白餡と甘めの白味噌が合わさるところも「花びら餅」と同じです。
味噌と餡、絶妙なバランス、しっかり甘さも塩気も感じます。
和菓子の奥深さを思いながら、「厄を払ってくれますように」といただきました。
真っ赤な紙の力強さが小ぶりな「法螺貝餅」と好対照です。赤の強さは厄払いを意味するのでしょう。食べたことないお菓子、知らないお菓子、全国まだたくさんあるのと思います。毎年のお心遣いに感謝して、パクパク。