曇、10度、66%
お酒の造り元からという「酒粕」をいただいて、一番最初に作ったのは「酒粕レーズン」です。「ラムレーズン」が大好きで家にはいつもラム酒に漬かったレーズンがあります。ラム酒で一層美味しくなるレーズン、酒粕にだって合うはずです。しかも「酒粕」に練り込むだけ。 2週間ほど置きました。酒粕はレーズンの色に染まり、レーズンは酒粕の旨味とアルコールを吸っています。 このままポイポイと口に放り込んでもいいおやつになります。
「フィナンシェ」は私にとって可哀想なお菓子です。なぜかって、「フィナンシェ」を食べたいと思って焼くことは今まで一度もありませんでした。卵の白身がたくさん残ると、やれやれと「フィナンシェ」を焼きます。白身消化のために焼く「フィナンシェ」です。そして作りながら、「フィナンシェ」を思いついたお菓子やさんもきっと卵の白身が余って困ったからに違いないと呟きます。
「酒粕」はよく練るとねっとりとチーズのようになります。「酒粕レーズン」を「酒粕」も一緒に「フィナンシェ」の生地に入れました。オーブンに入れている間、「酒粕」の匂いが台所いっぱいです。焼き菓子の中で「フィナンシェ」は足が早いと感じます。しっとり「フィナンシェ」は2日も経つとパサパサになります。
「酒粕レーズンフィナンシェ」、「酒粕」がうまく働いてくれたらしっとり感が長く続くかな?とこの数日毎日おやつにして観察します。
「酒粕」は冬の大事な食料、香り甘みを損なわない味付けを心がけます。
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