晴、5度、58%
昨日は1度近くまで気温が下がりました。日が上ると数日吹いていた風が収まっています。国道沿いの街路樹の銀杏がすっかり葉を落としました。この10日、家周りの道の掃除をしませんでした。銀杏が完全に葉を落としてから掃き集めるつもりです。家は2本の道に挟まれています。北風が運んでき来る銀杏の黄色い葉でみっしりと覆われていました。昼前、日差しが暖かく感じると庭箒を2本持って外に出ました。かれこれ3時間、落ち葉を掃き、ゴミ出し用の袋に詰めました。
家に入ると心地よい疲れです。さあ、お茶の時間。そう思って朝から「生姜」と「シナモンスティック」を水から炊いておきました。家中が「シナモン」の香りです。もう一度火を入れて蜂蜜を垂らします。湯呑みに「干し柿」を一つ、熱々のこの「生姜」湯を注ぎます。松の実をぱらり。韓国の伝統茶「水正果」です。
お茶というとお茶の葉を使ったお茶を思う日本とは違い、韓国、中国には漢方的なお茶があります。産後の体を養うお茶は「枸杞」や「棗」を使います。甘みをほんのりと感じる程度に砂糖や蜂蜜を入れます。飲みにくい漢方とは違います。こうした伝統茶を飲ませる店もあります。「白キクラゲ」に「桃」をそっと煮たお茶は見た目も喉越しも夏のお茶です。
「水正果」は飲み始めてしばらくすると身体がじんわりと温かくなります。じんわりですがこの温かさ数時間続きます。「シナモンスティック」が煮崩れるまで「生姜」の薄切りと水を足して繰り返し作ります。喉の痛み、咳にも効くと言われる「水正果」は身近な物で作れます。「干し柿」は栄養豊富な食べ物、冬の保存食、うまい取り合わせです。
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