晴、4度、67%
年明け「元旦」、晴天だとこの一年がスムーズに進みそうな気がします。昨日は全国的に晴れが多く、曇がちな福岡も青空が広がりました。
「初詣」のために早く家を出ました。駐車スペースがいつも問題です。並んでやっと本殿へ辿り着くのも苦手です。例年の干支の木彫りを求めて「初詣」はスムーズに終わりました。
次に目指すは糸島「やぎ牧場」です。孫娘に「山羊」を見せてやりたいと思います。「やぎ牧場」は売店や食堂はお休みですが、やぎを見ることができると予め電話で確かめておきました。11月に私一人で行った折、入口の門はなかったと記憶しています。11時開園ですが、早く着いてしまいました。牧場内には他の客はいず、私たち家族だけです。作業服を着たおじさんが私たちを見つけて「やぎのおやつはないけど、見ていってやってください。」と声をかけてくれました。「やぎのおやつ」は一皿百円のキャベツです。気持ちよさそうに日向で草を食む「やぎ」に孫娘は足元の草を摘んで与えていました。 前回来たときに柵の中の十二匹のやぎの顔写真がありました。今回はそれぞれに名前がつきましたと新しい看板になっています。 名前の気にしていた香港の主人に早速送りました。この中に「モモちゃん」がいるのです!主人がどの子が「モモちゃん」か写真を送ってと言います。似たような子がいるので判別できません。ちょうど「やぎ小屋」の掃除をしているおばさんがいたので大声で「モモちゃんはどの子ですか?」と尋ねました。わざわざ柵から出て来てくださって、やぎの種類や「モモちゃん」を教えてくださいました。 モモちゃんです。そして、おばさんが「山の上で搾乳用の山羊が放牧されているので見て行きませんか?」私たち家族はその言葉にびっくり!12匹以外に「搾乳用の山羊」がいたのです。柵内に入れてもらい山道を指して「ここを上がってください。見学に来ましたと言ってくださいね。」
こんな機会はないとばかりに私は大喜び。 最初にあった小屋には大きな山羊が二匹寝ていました。さらに山を登ります。明るい日差しの原っぱが目の前に広がった途端、前方に山羊たちがこちらを向いてかたまっているのが見えました。一人女性が真ん中にいます。山羊たちは私たちの登場に目を見開いています。私たちも山羊のいる光景のあまりの美しさに立ち止まりました。
「見学させてもらいに来ました。」「どうぞ、優しい山羊ですよ。」とおっしゃってくださいます。木の葉を食べる山羊、落ちた実を食む山羊。 落ちた実を手のひらに乗せると、モゾモゾと食べてくれました。 この放牧中の山羊は全部メスです。大きなお乳です。 女性の方にやぎのことをたくさん教えていただきました。「やぎたち、お腹いっぱいになったので小屋に帰ります。」と言って「行くよ。」と声をかけると山羊たちは一斉に女性の後を追って下り始めました。このブログは動画がアップできません。Instagramの動画をあげておきます。
小屋に着くと銘々自室に入ります。 春の出産期前後はこうした見学はできないとのことでした。最初は怖がっていた孫娘も山羊を触れるようになりました。
牧場の皆さんのご厚意を感じます。素敵な体験でした。私たち家族が独占させてもらった「やぎ牧場」でした。別れ際に「私、今月末にまた来ます。」「どうぞ」
はい、今月末は主人を連れて「山羊」たちに会いに行くつもりです。
昨日は一日中、家族の会話は「山羊」のことばかり、心に残る「元旦」となりました。見出し写真は、「山羊」たちと遭遇した時のものです。
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