晴、3度、55%
今年のお正月いいお天気が続きます。2日には私の要望で「曲淵ダム」へ行くことになりました。「ダムガール」ではありませんが、大きな建造物を見るのが好きです。
我が家から佐賀に向かう山越の道にあります。時間にしても車で30分ほどのところです。早い時間に出たので車の渋滞にもかかりませんでした。福岡の麦が最近好評なので、田舎に入ると麦畑が広がっています。早い所では刈り終わった畑もありました。
このあたりとしかウロ覚えな私です。ナビでも教えてくれない細い道を入りました。「曲淵ダム」と書かれた標識がありません。細い一本道を辿ると急にひらけた場所に出ました。目の前にはダム湖の石壁が、青空に迫っています。人の姿は見えません。車止めから家族と歩きました。美しい曲線の石壁です。周りの森は福岡の木々にしては大きく育っています。「メタセコイヤ」の大木が数本点在し、その姿を誇っています。寒い朝でした。標高も上がりさらに寒さを感じます。空気の清浄感、透明な空気に身が引き締まります。水道用水用のダム水のために森林が整備されているとの掲示板がありました。
「はて、水面を見るにはどう行けば?」と案じながら車に戻る途中、「福岡市水道局」の巡回員の方に会いました。年明けでもお仕事です。教えていただき元来た細い道を帰りました。柵越しにダムが見えますが、展望所のような場所がありません。どこにも「曲淵ダム」の標識はありません。随分行き過ぎて、福岡市から糸島市まで走ってしまいました。戻って、それらしき道を入りました。所々柵にしがみ付いてダムの水面の写真を撮っている人がいます。「福岡市水道局」の建物周辺にも見晴らせる場所がありません。残念なことに水面の広がりは見れないまま帰路につきました。
大正時代に造られたダムです。観光施設はありませんが、御影石のダム壁の美しさ見るに値します。
私たちがダム壁を見た場所は「ダムパーク」だそうで、春の桜、秋の紅葉を楽しめるそうです。また訪れたいと思いますが、私の運転ではあの細い道を行くことができるかしら?離合車が来たらどうしよう!
お正月早々、清涼な空気と青い空と佇まいの美しいダム壁に心も身体も整いました。