チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

柑橘類の花 「仏手柑」

2024年05月21日 | 

晴、20度、81%

 庭には数種類の柑橘類があります。北の地方の方には馴染みのない柑橘類の花、甘い香りがします。4月の暖かくなり始めた「みかん」栽培の山に行くと、その甘い香りでクラッとなります。

 我が家では「レモン」が一番先に綻びます。 なぜかレモンはピンクの蕾ですが、開くと花は白です。ちょっとトンガリ気味な形はレモンの形。一方「温州みかん」は  その形のようにまん丸です。

 一番遅く開いたのは「仏手柑」の花です。植えて今年で3年目、樹齢は4歳です。昨年も花が付きましたが、あの奇妙な形の実には至りませんでした。木の大きさ、樹齢で実をつけるには時間がかかる種類です。その点レモンは土地が合えば小型な木でも実をつけます。

 「仏手柑」は今年、蕾を二つ付けました。初めに開いたのは10日前、開くと思う日の朝、起きると花の元に飛んで行きました。開きはじめの花は真っ黒に「アリ」がたかっていました。一瞬どうしようかと迷います。指先でその「アリ」を拭い去りました。「アリ」は必死に食いついています。取り去った後の惨めな花姿です。 そして2日後には花はポロリと地面に落ちていました。二つ目が昨日開きました。まだアリの姿は見えません。 昨年の花はこの半分くらいの小さなものでした。そっと鼻を寄せます。「レモン」とも「みかん」とも違う濃厚な甘い香りがします。花数が少ないので、近付かないと匂いません。深い重い香りです。

 柑橘類の木があると、庭には「アゲハチョウ」が多くやってきます。卵を産み付け、幼虫になると葉を食い荒らします。「アゲハチョウ」ではない小さな幼虫が「仏手柑」にはついていました。手で取って、ホイと道の方に投げて取り除きます。

 この花が実を結ぶかわかりません。風が強くても雨が降り続いても心配で木の元へ通います。

 「落花生」にくる「ダンゴムシ」、柑橘類に来る「アリ」「チョウ」たちみんな美味しいものをよくご存知です。

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落花生の種がダンゴムシに食べられた?

2024年05月20日 | 庭仕事

晴、18度、62%

 昨年、実が付かなかった「落花生」の種を新たに蒔いたのは4月に入ってからでした。「落花生」の種は手を加えていない食べる「落花生」です。10日ほどで昨年は芽が出揃いました。それなのに今年の発芽は1本だけです。 そう言えば種の袋にカラスに種を食べられるので注意と書かれています。そこで恐る恐る土を掘り返しました。植えたはずの「落花生」はどこにもありません。「カラスかな?」でも嘴の跡も足跡もどこにもないのに。まだ間に合うと、新たに「落花生」の種を蒔きました。 カラスの仕業かもと思い畝にはネットをかけました。 今日で蒔いて5日経ちます。水遣りの時ネットを外すと「ダンゴムシ」が忙しなく働いています。「ダンゴムシ、何してるのかな?」昨夕、心配でネットを取って見ると、ダンゴムシが新たに植えた「落花生」の種を土の中から出そうとしています。たくさんの「ダンゴムシ」が集まっていました。

 その場でウェッブで「落花生 ダンゴムシ」で検索すると、千葉の「落花生」農家の方が「ダンゴムシ被害」のことを書かれていました。「ダンゴムシ」は益虫とばかり思っていましたが、「ダンゴムシ」だってご飯を食べます。

 昨年、芽が出揃った「落花生」の種は普通のものでした。今年の種は、 ご覧のように大きな種です。美味しいと書かれている種類を選びました。人間に美味しいものは鳥だって虫だって美味しいはずです。「ダンゴムシ」を私も孫娘も友達のように思っています。無闇に殺したくありません。薄めた「酢水」でまずは対策を取りました。「酢水」が嫌いなようです。効き目がありますように。カラスとばかり思っていたのに予想外の「ダンゴムシ」が犯人のようです。

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護国神社の蚤の市

2024年05月19日 | 日々のこと

晴、18度、63%

 春と秋、年に2度ある「護国神社の蚤の市」に久しぶりに出かけました。お天気に誘われました。目的はありません。プラリと散歩です。人出は上々、パンデミックもあって4年ほど来ていません。帰国当初は物珍しくて「護国神社の蚤の市」を楽しみにしていました。

 重なる引越しで処分してしまった主人が大事にしていたイギリスの「コーヒーミル」の出会えたのもこの蚤の市です。大濠公園に隣接、ココが若い頃は一緒に歩いて来ましたが、この2年ほど気管支から「ゼーゼー」がひどくなり長く歩くのは避けています。出ている店の作りも並べられている品も以前に比べると垢抜けてきたように思います。 こんな立派なピザ焼き窯を携えてやってきている「ピザ屋さん」。 地べたに並べられた子供向けの品もおしゃれです。 「変わった植物はないかなぁ?」普通のものばかり、お値段も高い。 カゴを見るとついつい、でもわかってます。私カゴは十分持っています。 この「ドジョウ用の魚籠」素敵な品です。見るだけ見るだけ。 どこからか「広東語」が聞こえます。「香港からの旅行者かな?」ピンクのシャツを着たお姉さんが早口で古家具の説明をしています。撮影隊付き、香港のテレビ局でした。 「岡持だ!」これは便利です。欲しいと思ったけれど、非売品。無駄遣いせずによかった。 一番人が並んでいた「キッチンカー」、ご飯の上に鶏料理を乗せたプレート「ニューヨークスタイル」だそうです。 「この女の子、連れて帰って玄関前に置きたいなぁ」でも車じゃないから。

 私らしく何も買わずに帰りかけました。鳥居の脇にちらりと目に留まったものが。「パグのTシャツ」です。ココの不機嫌な時の横顔にそっくり、しっぽも体型も違います。サイズが120、お店の方に「大きいサイズありますか?」「キッズ用で130までです。」「私140着れますが、130どうかな?」小柄なお店のお姉さん「私も130着てます。」体に当てると着れそう!というわけで、珍しく自分へのものを買って帰宅しました。着れなかったら、ココの洋服に作り直すつもりです。 家に帰って早速。袖丈、身丈、ぴったりです。このまま夕方の散歩に出ました。

 今日も「護国神社の蚤の市」開催されます。一部お店が入れ替わるそうです。クレジットカードが使えるお店が少なく、PayPay、現金が主流ですので要注意。

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黄ニラができた!

2024年05月18日 | 庭仕事

晴、17度、68%

 2月寒い中、ニラの苗を植えました。タネから育てようと考えたのですが、種を蒔くのは春、緑のニラを収穫できるのは夏の初め、すると、「黄ニラ」の収穫は夏の終わり頃になります。もっと早く「黄ニラ」を収穫したい、と苗を探しました。あるものですね。根っこだけの苗でした。本当に出てくるのかと心配でしたが3月の終わりには、緑の芽が出ました。その緑のニラの芽を大きく成長する前に刈りました。大好きな「子供のニラ」です。その後すぐに、「黄韮」を作るべく、プランターに黒いビニールをかけて遮光しました。 「黄ニラ」はもやしと同じです。ひょろひょろと早く成長しました。 4日目の「黄ニラ」です。日中、決しての覗いてはいけないのですが、気になって見てしまいます。私の覗き見で少し緑になった「黄ニラ」を昨日刈りました。

  ビニールを取ると、「黄ニラ」の香りが充満しています。 ココもクンクン。

 日本では需要が少ないのか馴染みの少ない「黄ニラ」です。デパートの地下で高く売られています。産地から取り寄せようと思えば1キロ単位です。さすがの私の1キロは食べません。しかも足が早い「黄ニラ」です。長く暮らした香港でも「黄ニラ」は高級食材でした。「エビのワンタンメン」にこの「黄ニラ」がどれだけ浮かんでいるかでその店がわかります。どんないい店でもパラりの半分くらい。

 収穫後、すぐに食べました。大好きな「干焼伊麺」を作りました。 主人が香港から持ち帰ってくれていた、スーパーなどで売られているパックされた「伊麺」です。市場の麺屋さんの美味しさには及びませんが、これでも嬉しい私です。缶詰の「フクロタケ」は日本で買いました。「フクロタケ」も高級食材です。というより栽培が難しいと知りました。日本でも試作栽培している「きのこ農家」があるそうですが、気難しい菌だそうです。

 「黄ニラ」はおひたしでもスープの浮身でもいいのですが、私は「干焼伊麺」が一番です。「干焼伊麺」広東語風に読めば「コンシュウイーミン」です。 自分で作った「黄ニラ」、感慨深い。

 しばらくはニラは緑のニラを作ってもらいます。根株に栄養を蓄えて、再度「黄ニラ」を作るつもりです。私のニラ作り、「子供のニラ」と「黄ニラ」、二つの好物が食べられます。次回の「黄ニラ」栽培の時は我慢して中を覗かないようにします。黄色のニラが出来るはずです。ニラは多年草、今の苗株が死んでしまう前に次世代の種蒔きをしなくてはと計画しています。

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「生ドーナツ」を作ってみた。

2024年05月17日 | おやつ

晴、19度、74%

 行列のできる「生ドーナツ」をいただいて以来、「生」という言葉が気になっていました。揚げたての「ホカホカドーナツ」かと思っていたら、ある方から柔らかいので「生」なんですよと教えていただきました。ふむふむ、確かに「ケーキドーナツ」より柔らかでした。硬めの昔ながらの「ケーキドーナツ」が好きです。ホットケーキミックスやベーキングパウダーを使って膨らまします。「生ドーナツ」はフカフカの発酵生地を揚げたものです。毎朝、硬いフランスパンを焼きます。柔らかと聞いて思うのはやはり「食パン」です。「食パン」をより柔らかくしようと思えば、「生クリーム」や「バター」を多く入れます。よし、リッチな食パン生地で「生ドーナツ」を作ろう!

 生地を捏ねている時から、バターのいい香りです。パンと同じように発酵も2回取りました。揚げはじめて、あらあら、温度がすぐに上がるので揚げ色がかなり濃くなりました。一つ目の改良点です。そのまま食べたいと思うのをグッと抑えて、中にクリームを詰めることにしました。揚げて数分たったドーナツにクリームを絞り込みました。一つ目、いっぱいにクリームを入れたいと思い、ドーナツを破いてしまいました。二つ目の改良点です。残りは程よく詰めて、さあおやつ!

 かぶりつくと、「生ドーナツ」の柔らかさがそのまま伝わります。ドーナツ自体は大成功!ところがです、クリームがゆるゆるとしています。しっかり立てたはずなのに? 早く食べたいので外側が人肌ぐらいの温度でクリームを詰めました。これが大間違いの元でした。ドーナツの中は温度がまだ高かったのだと思います。三つ目の改良点。詰めるものは「カスタード」でも「チョコレート」でも温度に左右されるものです。中迄冷めてから詰める、こんな基本的なことを忘れていました。

 何も詰めずに揚げたてを食べればよかったなどと後悔します。「生ドーナツ」の生地はリッチな「食パン」配合かバター抑えめの「ブリオッシュ」の配合がおすすめです。

 ここしばらくは「ケーキドーナツ」が好きな私も「生ドーナツ」作りに精が出そうです。

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ツタ掃除

2024年05月16日 | 庭仕事

雨、15度、64%、強風

 塀や石垣、フェンスもツタのおかげで緑が美しくなって来ました。「ツタ」植物の成長は直立している植物より旺盛だと感じます。観賞用のアイビー、花を見るためのパッションフラワーやクレマチス、ノウゼンカズラなどまで入れると20種類近い「ツタ」植物が我が家を取り巻いています。雨が降り気温が上がると驚くべきスピードでその「ツル」を伸ばします。天気が良いこの三日、「ツル掃除」と言えば聞こえがいいのですが「ツル退治」を始めました。今、ある程度切り詰めないと真夏には手に負えない強者に成長します。

  庭の壁面にはポルトガルの「アズレージョ」を嵌め込んでいます。「ツタ」はそんなものもお構いなく伸びます。「あれっ?アズレージョが見えない。」という状況が庭のあちこちで起きます。 一昨日までは、ここの「アズレージョ」は「フィカスプミラ」のツタの下で見えませんでした。根気よく「ツタ」と戦います。糸口が見つかると、思いの外のズルズルと引っ張れば取れることもあります。これは快感です。「ツタ」を剥がしていくと、私の小さい頃からの友達が休んでいるのを見つけます。 別の場所に移動させてやります。私の部屋の南側、隣家との堺の壁にも「ツタ」が茂っていました。そのせいで部屋の採光が悪くなっていました。  2時間の「ツタ掃除」で部屋にも庭にも陽が差し込み始めました。

 「ツタ」にはずいぶんお世話になっています。 この石垣の緑の部分は全部我が家です。ここの「ツタ」は取り除きません。植木屋さんの剪定のように短く刈り込みます。緑が美しいだけではありません。石垣は私の歳より古いものです。石も脆くなっています。根っこから取り除くと石垣がホロリと欠けることがあります。石垣全体を「ツタ」が覆って守っています。「ツタ」の力は強力です。

 「ツタ退治」と言えば「ツタ」が悪者に聞こえます。お世話になっていますので、やんわりと「ツタ掃除」です。さあ、4日目の今日も「ツタ」に向き合いましょう。

 

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お昼ご飯はお庭だよ!

2024年05月15日 | 昨日のお昼ご飯

晴、15度、65%

 今年は、チューリップが咲き揃った時も、バラが一斉に開いた時も、雨が続きお庭で花見弁当が広げれませんでした。花たちは咲いたかと思うとの雨ですぐに茶褐色になって散ります。こんな春もあるんだ。

 3日前も一日雨降りでした。一昨日は晴れて気温も上がり庭には蚊が多くなりました。昨日、お昼ご飯の「アジフライ」を揚げている時、「お昼ご飯は、お庭で!」と急に決めました。地面もすっかり乾いているはずです。「アジフライ」を揚げたらすぐに庭の蚊の対策をしました。蚊取り線香では間に合わないので虫除けスプレーです。急いでお弁当箱に炊き立ての「豆ご飯」と「アジフライ」を詰めました。

 食事の準備中ずっと足元にいるココに「お昼ご飯はお庭だよ!」私が忙しく動くのでココも走り回ります。ゴザを片手にお弁当箱片手に庭に出ました。 ゴザを敷くのも待てきれない様子のココです。 大きなアジを開いて作った「アジフライ」は大きなお弁当箱にやっと収まりました。「アジフライ」の下は「豆ご飯」 グリーンピースの色は悪くなりますがご飯を炊くときに初めから豆を入れて炊きます。グリーンピースの香りがご飯に移って子供の頃から好きなご飯です。有り合わせの「にんじんの糠漬け」「わかめの酢の物」簡単なお弁当です。 うんと急ぎましたから、お弁当はまだヌクヌクしています。

 見るべきお花はありません。パーティションの上の「小バラ」が咲き始めました。

大きな「もちの木」の根元で膝にはお弁当、横にはココ、見上げると緑が深くなって来た木々の葉っぱの間から青空です。 

 「アジフライ」は自分で作るに限ります。中落ちも一緒に素揚げにして、お弁当を詰めてる間につまみ食い、おまけです。急いだのでお茶の用意もありません。もう一度空を見上げて、「ごちそうさま」

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キャッベのノッティング

2024年05月14日 | 身の回りのもの

晴、14度、74%

 義母が昨年11月に亡くなりました。老人施設の義母の部屋の荷物から来客用にと実家から運び込んでいた籐の小ぶりな椅子を2脚、この家に持ち帰りました。座面の低い小さな椅子です。座面の低い椅子は小柄な私には落ち着くことができます。私の部屋と2階の主人の部屋に置きました。籐椅子は長年使い込まれて艶が出ています。サイズ感は私にピッタリですが、滑るので安定感がありません。そこで、「ノッティング」座布団の様な絨毯を頼みました。

 他の椅子には「MUNI」という日本の会社が作っている「ノッティング」が置かれています。 中国で作られている物ですが、毛質、毛足の長さ、柔らかさは最高です。ウールですが一年中使えます。 紋様もクラシックです。

 籐椅子用に求めた「ノッティング」はペルシャ製の「キャッベ」です。「キャッベ」と呼ばれる絨毯はその色使いから日本でも人気があると聞きます。「幸せの木」と「山羊」が必ず織り込まれます。

 2階にはこの「キャッベ」の絨毯が敷かれています。 緑の絨毯に籐椅子に置いた黄色の「ノッティング」。4角のフリジンも多色で好もしく思います。

 私の部屋には、 ブルーのものを求めました。 ビューローの椅子には「MUNI」のブルーのものを使っています。ここは陽がよく入ります。夕方になるとこの椅子で本を読みます。落ち着く椅子です。

 先月の主人の帰宅に合わせて買い求めたのに届くまで時間がかかりました。「MUNI」のものほど高価ではありません。それでも十分な毛足の長さです。部屋のアクセントになりました。

  主人がこの椅子を使うかどうかわかりませんが、次の帰国時にこの「ノッティング」に気づいてくれるといいな。

 庭に蚊が出始めました。デッキで過ごす時間よりこの椅子を使う時間が増えます。

 

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母の日

2024年05月13日 | 日々のこと

雨、18度、89%

 昨日は「母の日」、お花屋さんにはカーネーションが並び、お菓子屋さんも「お母さんに、感謝を」と元気にお商売です。帰国して以来毎年「母の日」は義母と過ごす時間がありました。それが今年からは「ありがとう」と言える母がいなくなってしまいました。朝から雨でココの散歩以外一歩も家を出ませんでした。雨を見ながら母二人が既にいないことを思いました。

 私は娘、嫁ですが一人息子母でもあります。遠くにいる家族に毎朝、「おはよう」とメッセージを入れます。元気ですよの「おはよう」です。「母の日」は息子からは「今までありがとう。」と返事がありました。ところが昨日は「おはようございます。」だけです。孫娘の「母の日」の準備で忙しいのかと想像していました。ところが夕方になっても何の言葉も来ません。息子たちには、私の誕生日、クリスマス、母の日などに贈り物はいらないよとずいぶん以前に伝えました。子育て最中の家庭に経済的に負担をかけたくないと思います。自分が息子を育てていた頃、何を贈ろうかと予算も考えながら頭を悩ませました。少しでも風通しの良い生活をさせたいと思っています。

 でも、言葉一つは欲しいものです。雨降りのせいもあり夕飯時にはすっかり気持ちが沈んでいました。8時前、電話が鳴りました。息子からです!一瞬、何か悪いことでもあったかと思い電話を取りました。「ごめん、忘れてた。」と「母の日」の言葉をもらいました。電話を切ると、メッセージが送られて来ました。「ありがとう」の一言が笑顔を運んでくれました。心が軽くなりました。

 お金のかかる物はいりません。「母の日」のありがとうの一言がこんなに嬉しいと感じたのは初めてでした。ベットに入って、二人の母を思い浮かべ「ありがとう」と休みました。 

 見出し写真の返事です。

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庭のクレマチス

2024年05月12日 | 

雨、19度、88%

 私が日本を離れていた30年、園芸植物の世界が大きく変わっていました。そして帰国して7年、新しい種類の草花が次々に出て来ます。今年の新色、今年の新しい花の形。中でも「テッセン」と呼んでいたつる植物、紫の花を咲かせるとても女性的な蔓草でした。私は「鉄線」という名前からも日本的だと思っていたのですが、今ではその花の形、色合いまで「クレマチス」と洋名で呼ぶのがふさわしいほど華やかな花が多い品種です。

 「クレマチス」は非常に強い植物です。冬の間、地上部の葉は落ちてしまっても、春になると必ず芽生えて来ます。フェンス沿いに地植えしている三本の「クレマチス」は全て紫の花をつけます。大輪の花をつけるものだけがまだ咲きません。 昨日咲きました。 2日前に咲きました。どちらも「クレマチス」です。花弁の数、花の形も違います。そして裏庭には「オベリスク」に仕立てた「クレマチス」があります。

  次々に花が開きます。花数も多い種類です。しかも花期も長い、見た目も派手な「クレマチス」です。今咲いている3種類でも色、形、葉の形も違います。楚々とした日本女性的な「テッセン」が好きな私にはオベリスクの「クレマチス」はまるでハリウッド女優に見えてしまいます。 

 オベリスクの「クレマチス」は表の庭の「パッションフラワー」にとても似ています。「パッションフラワー」は立体的です。色や花の形が私の好みなのだと昨日納得しました。

 夏まで咲き続ける庭の「クレマチス」です。

 

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