晴、17度、68%
2月寒い中、ニラの苗を植えました。タネから育てようと考えたのですが、種を蒔くのは春、緑のニラを収穫できるのは夏の初め、すると、「黄ニラ」の収穫は夏の終わり頃になります。もっと早く「黄ニラ」を収穫したい、と苗を探しました。あるものですね。根っこだけの苗でした。本当に出てくるのかと心配でしたが3月の終わりには、緑の芽が出ました。その緑のニラの芽を大きく成長する前に刈りました。大好きな「子供のニラ」です。その後すぐに、「黄韮」を作るべく、プランターに黒いビニールをかけて遮光しました。 「黄ニラ」はもやしと同じです。ひょろひょろと早く成長しました。 4日目の「黄ニラ」です。日中、決しての覗いてはいけないのですが、気になって見てしまいます。私の覗き見で少し緑になった「黄ニラ」を昨日刈りました。
ビニールを取ると、「黄ニラ」の香りが充満しています。 ココもクンクン。
日本では需要が少ないのか馴染みの少ない「黄ニラ」です。デパートの地下で高く売られています。産地から取り寄せようと思えば1キロ単位です。さすがの私の1キロは食べません。しかも足が早い「黄ニラ」です。長く暮らした香港でも「黄ニラ」は高級食材でした。「エビのワンタンメン」にこの「黄ニラ」がどれだけ浮かんでいるかでその店がわかります。どんないい店でもパラりの半分くらい。
収穫後、すぐに食べました。大好きな「干焼伊麺」を作りました。 主人が香港から持ち帰ってくれていた、スーパーなどで売られているパックされた「伊麺」です。市場の麺屋さんの美味しさには及びませんが、これでも嬉しい私です。缶詰の「フクロタケ」は日本で買いました。「フクロタケ」も高級食材です。というより栽培が難しいと知りました。日本でも試作栽培している「きのこ農家」があるそうですが、気難しい菌だそうです。
「黄ニラ」はおひたしでもスープの浮身でもいいのですが、私は「干焼伊麺」が一番です。「干焼伊麺」広東語風に読めば「コンシュウイーミン」です。 自分で作った「黄ニラ」、感慨深い。
しばらくはニラは緑のニラを作ってもらいます。根株に栄養を蓄えて、再度「黄ニラ」を作るつもりです。私のニラ作り、「子供のニラ」と「黄ニラ」、二つの好物が食べられます。次回の「黄ニラ」栽培の時は我慢して中を覗かないようにします。黄色のニラが出来るはずです。ニラは多年草、今の苗株が死んでしまう前に次世代の種蒔きをしなくてはと計画しています。