気ままに

大船での気ままな生活日誌

青い地球は誰のもの ”不都合な真実”

2007-10-14 09:23:17 | Weblog
「不都合な真実」は是非観てみたいと思っていた映画でした。それが、昨日、ようやく実現しました。グリーンかまくら連絡会主催の設立5周年記念イベントとして鎌倉駅前の市の施設で上映されていたのです。本当にタイミングよく、その日の朝刊のトップニュースが、この映画の”主役”アル・ゴアさんのノーベル平和賞受賞でした。そのせいか、会場は満席でした。

大統領戦に破れたゴアさんは、その後の人生を、地球の温暖化問題を世界の人に伝えることに専念しました。そのときの講演を中心に構成されたドキュメント映画なのです。ですから、映画をみているとゆう感じではなく、国際学会のキーノートスピーチを聴講しているような感じです。それだけ、科学的で説得力もあります。

1969年に、アポロ11号が月面着陸したときに、飛行士が撮った一枚の、宇宙に浮かぶ青く輝く地球の写真。これが、人々が地球の環境問題を考えるきっかけになったといいます。ところが、それ以後の地球環境の悪化は目を覆おうばかりです。炭酸ガスの急激な増加に伴い、うすい、ナイーブな大気圏が犯されて、余分な太陽の熱をじょうずに逃がすことができなくなり、気温の上昇が目立ってきました。そしてそれに伴う、海水の気温の上昇、異常気象、巨大ハリケーンが生じるようになり、各地の氷河や北極、南極などの氷も溶け始めています。さらにこれが進行すればと、マンハッタンも、世界の主要都市も海水に埋まってしまう、まるで、小松左京さんの”日本沈没”みたいになるとゆうのです。

映画では、多少誇張した表現はあるかもしれませんが、実際に、青い地球は瀕死の重体であることは間違いありません。そして、その原因が、ここ100年ほどの間に、異常に増殖しすぎた生物、ヒトのせいであることも間違いありません。そして、そのせいで、すでに多くの動植物の種が絶滅したり、その危機に瀕しています。

前途は決して明るいとはいえませんが、我々、ヒトは猛省し、少しでも、永くあのうつくしい青い地球を守る責任があると思いました。♪青い地球は誰のもの♪とゆうテーマソングがムカシありましたね。本当に、青い地球はヒトだけのものじゃありませんよ、ダンゴムシちゃんだって、苔ちゃんだって、♪みんな、みんな、生きている 友達なんだ♪です。

そして、”不都合な真実”を隠し、♪青い地球はオレのもの♪と言って、のさばっている”バカ殿”連中は絶滅希種にしたいですね(笑)。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする