気ままに

大船での気ままな生活日誌

おんめさまの初夏の花

2012-05-30 17:56:11 | Weblog
鎌倉駅近くの、おんめさま(大巧寺)の初夏の花を眺めに行った。道端のドクダミの花が一気に増えてきたので、そろそろ、おんめさまの八重ドクダミもいいかな、と思った。どんぴしゃり。お見事、八重のドクダミ。




ほたるぶくろも一緒に咲いてた。そろそろ蛍の季節か。時がたつのは早いもんだ。


その向かいには、ぷんぷんといい匂い(?)を放ちながら、においばんまつりが。お祭り好きなぼくにぴったり。


隠れたようなところに、小さな小さな実が。よくみると瓢箪型だ。名札をみると、ちしまひょうたんぼく。


花も実あるいい男。清水の次郎長親分でござんす。森の石松もいい男でござんす。でも、バカは死ななきゃなおらあない、とも広沢虎造にうなられていました。


これは、ちりあやめ。


ガーベラ


ヤマアジサイも咲きだした


V字サインは誰だ


松井秀樹だ。いきなりホームラン。いきなり団子は熊本銘菓です。よろしくお願いします。一口食べると、一口昇格します。


うれしさも中ぐらいなり松井弾 
 

”大いなる西部” 良かったあ。グレゴリー・ペック、チャールトン・ヘストン、ジーン・シモンズ、キャロル・ベイカー。感想文は(気が向いたら)いきなり出します。


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蕭白ショック

2012-05-30 10:04:37 | Weblog
別冊太陽の”水墨画発見”(山下祐二編)を図書館で借りていて、今日、返さなければならない。面白かったので、ちょっとメモしておこうと書いている。10年前の出版だが、はじめのテーマが、”驚愕の水墨グラフィック”。水墨画というと山水、瀟洒な花鳥を思い浮かべるあなたが、腰を抜かすような、トンデモナイ、アブナイ・・との説明もつく。そして、そのトップページを飾っているのが、蕭白だ。ボストン展でも展示されている”風仙図”。巨大な風の渦巻きが迫ってくる。お付の人は強風に吹き飛ばされているが、仙人は刀を抜き、きっとした目で向かい合っている。この渦巻きの大胆さと、人物のディテールの細かさ、このコントラストがすごい、と山下さん。(蕭白が大酒飲みであったことから)冴えわたった酔っ払いとでもいいましょうかね、とつけ加える(爆)


そして、ページを括っていくと、また蕭白が登場する。”林和靖図”。これは千葉市美術館”蕭白ショック展”の前期に出ていたはず。ぼくは後期しか行っていないのでみなかった。これはとんでもなくエロい絵です、と、またショッキングな言葉が。どどどこがエロい?林和靖といえば西湖に浮かぶ孤山で梅と鶴と童子を愛して隠遁生活をしていた高潔な人格者のはず。それが、蕭白にかかれば、少年を獲物にしようとするエロい爺さんになってしまう(爆)。そういえば、ヤラシイ目つきでござんす。それに、背景にのたうち回っている梅もトンデモナイ絵なんだそうです。ここでは言えませんが(笑)。ぼくもたまにエロい木や岩の写真を撮ってますので、文句はいえませんが(汗)。


ボストン展でも、”見立て久米仙人”もそんな感じでしたね。


若冲も蕭白もともに奇想の画家と言われていたが、若冲は、ものをじっとみつめて描く収斂型。対し蕭白は、並外れた表現をとる拡散型だった、と結ぶ。なるほど、精神が自由奔放ということでしょうか。

今年は、東博のボストン展、前期・後期 そして千葉で、蕭白ショック展と蕭白作品をいっぱいみせてもらいました。見逃した林和靖図は三重県立美術館蔵、また観る機会はあるだろう。

親戚のお通夜、葬儀とつづき、ちょっと疲れた。今日はのんびりしよう。生きているうちに楽しまなくては。午後からは、本を返しながら、むかしの西部劇の映画を観にゆこうと思っている(汗)。



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