こんばんわ。
今年のはじめ、神奈川県立近代美術館の鎌倉館(カマキン)が閉鎖し、あの中庭のイサムノグチ制作の”こけし”にも会えなくなってさびしい思いをしていた。しかし、今日、思いがけず、葉山館で再会でき、とてもうれしかった。こちらへ引っ越していたのだ。よかった、よかった。
思い出すなぁ、カマキン最後の日、2016年1月31日の”こけし”↓
イサムノグチ・山口淑子夫妻が北鎌倉(山崎)の魯山人の仕事場(星岡窯)に寄寓した年に、ちょうど、カマキンがオープンした、
こけしの前で、カマキンの設計者、坂倉準三と師匠のル・コルビュジエが並んでいる写真も、そのとき中庭に展示してあった↓。1955年11月8日に来館。ル・コルビュジエといえば、世界遺産となった、国立西洋美術館の設計者。
葉山館で開催されているクエイ兄弟展がそろそろ終幕だというので、どんなもんじゃろかと覗いてきた。ひとつだけ撮影OKの作品があった。鹿。
幻想的、不可思議、哲学的、病的、魔術的、悪夢、叙情的という形容詞がつけられている、クエイ兄弟のアニメーション(ビデオ)やそれに使用した人形等が会場で鑑賞できる。ぼくと同世代の方で、フィラデルフィアとロンドンで学び、アニメの世界で活躍。たとえば、ある朝目覚めると、巨大な虫になっていた、(ぼくら世代の人気作家)カフカの”変身”をモチーフにした作品など、ちょっと不気味な(笑)作品が多いです。
こけしに再会を約束して、葉山をあとにしたのだった。
。。。。。
ノーベル物理学賞は残念でしたね。では、おやすみなさい。
(蛙の親子)
いい夢を。一富士・・
(葉山・森戸海岸からの富士山)