気ままに

大船での気ままな生活日誌

卓球ニッポン完全復活 張本&美誠 ”世界一”

2018-06-10 21:54:38 | Weblog

こんばんわ。

午前中、長谷寺の紫陽花を見て、午後は、歌舞伎シネマを楽しんで、帰宅したら、もうひとつ、大きな楽しみが待っていた。午後4時から、BSで荻村杯ジャパン・オープンの生中継をやっているではないか。14歳の張本が中国の”世界一”馬竜を破って準決勝に進出していたことは知っていた。テレビをつけると、すでに決勝戦となっていて、そこに張本が出場しているではないか。相手はロンドン五輪金メダルリストの張継科。おっ!それからテレビに釘付け。

はじめから接戦だったが、1、2ゲームを連続、落とし、やはり、優勝は無理かと思われた。しかし、3,4ゲームを連取し、反撃。3対3となり、勝敗はファイナルゲームにもつれこんだ。そして、そこでも、手に汗握る大接戦。ついに、13対11で、張本が勝利を手にした。

ジャパン・オープンとはいえ、中国の強豪選手がそろって出場する事実上の”世界選手権”。ここでの優勝は”世界一”を意味する。ぼくは数年前、東京会場のときに観戦に行ったが、そのときは馬竜が優勝で、日本人選手は男女共、ベスト4にも残れなかった。

チョレイ!の連発(笑)

”世界一”が決まった瞬間、寝転んで、喜びを表現。


激戦を制する。


これだけでもすごいのに、そのあと女子シングル決勝でも伊藤美誠が、中国の若手№1の王曼イクを4―2で破って初優勝。日本勢としては2013年の福原愛以来の女王となった。美誠は準決勝では0対3からの大逆転で決勝に進んだそうだ。すごい、すごい。

中国の強豪選手をなぎ倒し、男女共優勝という快挙。それも、ふたり共、14歳と17歳と若い。荻村時代の卓球ニッポンは、この日、完全復活したといっていいだろう。

おめでとう、張本&美誠!

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

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県立美術館と長町武家屋敷跡 (北陸旅#9)

2018-06-10 06:30:06 | Weblog

おはようございます。3泊4日の北陸旅のレポもいよいよ最終回となります。

兼六園の素晴らしいカキツバタを楽しんだあと、随身坂口から園外に出ると、そのすぐ先が石川県立美術館である。

コレクション展が開催されていて、野々村仁清の国宝・色絵雉香炉を見ることができる。雌雄の対になっていて、国宝は雄で、雌の方は重要文化財だという。ぼくら素人にはその差が分からないが、微妙な差があるのだろう。これだけが写真撮影可能だったので何枚か撮った。

国宝・色絵雉香炉

重文・雌雉香炉

ほかの部屋のコレクション展はどういうわけだか、撮影不可で残念だった。今期は”前田家/武の装い”というテーマで、加州刀や加賀象嵌鎧などの展示があった。名刀のすばらしい刀紋などを観賞した。今後の展示予定を見ると、若冲展や広重展などもあり、相当、幅広いジャンルの美術品を所蔵しているようだ。

美術館の近くが、竹橋にある国立近代美術館・工芸館の移転先で、現在工事中だった。ここに来るのか、なるほどと思う。21世紀美術館も近いし、一大美術館エリアになることだろう。

雨も降っているし、そこから、タクシーに乗り、最後の訪問先、長町の武家屋敷跡に向かった。唯一の公開武家屋敷である野村家の前に車は止まった。運転手さんの話によると、ここは観光ミシュラン二つ星で、最近は外国人の客が多いそうだ。たしかに、屋敷内に入ると、欧米系の外人の姿が目についた。

奉行職の加賀藩士・野村伝兵衛信貞の屋敷跡で、格式を重んじた当時の建築様式を知ることができる。狩野派の画人・佐々木泉景による山水画の襖や、総檜造りの格天井、ギヤマン入りの障子戸などが見所とのこと。また庭園も素晴らしい。樹齢400年の山桃、椎の古木、大雪見灯篭、大架け橋とが絶妙なバランスで配置されている。また、石造りの階段を上ると茶室があり、眼下に庭園というつくり。


床の間

上段の間

庭園

野村家見学のあとは、土塀がつづく長町武家屋敷跡を散策。風情のある通りである。

大野庄用水

新家邸長屋門

長町の武家屋敷跡をそぞろ歩き、ぼくらは金沢駅へ向かった。

富山、高岡そして金沢と、とても楽しい4日間の北陸旅であった。是非、再訪したい(完)。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 

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