気ままに

大船での気ままな生活日誌

初山百合と紫陽花 長寿寺

2018-06-16 21:39:30 | Weblog

こんばんわ。

毎年、長寿寺山門前のりっぱな山百合だけは見逃すわけにはいかない、と思う。そのためには、開花状況はどうかの下見も欠かせない(汗)。また、長寿寺の紫陽花も隠れた名所。こちらは間違いなく見頃だろう。さて、どうだったか。

鎌倉街道沿いの長寿寺の生垣の紫陽花が見事な咲きっぷり。

さて、山門前。右上の山百合は?大きな蕾をたくさんつけていたが開花はなし。あと1週間前後か。両脇の紫陽花は見頃に。

そして、本堂へ。苔庭園をゆっくり鑑賞。まるで、京都のお寺のよう。

本堂内

そして、外へ出て、いきなりびっくり。な、なんと、山百合が!それも十数株も咲き揃っている。予想外の展開に舞いあがってしまった。この寺は土日しか公開していないので、めったに入ることはなく、ここの山百合は初めて知ったのだ。おまけに、今年の山百合初見、初山百合!

山門前の山百合より早く咲く系統らしい。ほんとに来て良かった。それも、たまたま土曜日に。奇跡の山百合に乾杯!



たっぷり、山百合のうつくしい姿と香りを堪能して、足利尊氏の墓まで坂道を上がる。そこからの竹林沿いの紫陽花も見頃であった。

出口の門を額縁にして、長寿寺の向かいの斜面の紫陽花を見る。

向かいの斜面の紫陽花が年々、りっぱになっている。瑞泉寺通りに負けない。

さらに、その先まで。

亀が谷の切通しを抜けると、海蔵寺が近い。

うれしい、うれしい、長寿寺の山百合と紫陽花であった。次回は一週間後。もちろん、お目当ては山門前の大山百合。忘れないように手帳にメモした。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

 

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”終わった人”が始まったんで

2018-06-16 10:52:22 | Weblog

おはようございます。

”終わった人”が始まったんで、終わった人、二人で(われわれ夫婦)、辻堂の映画館へ行ってきた。やっぱり観客の大部分も”終わった人”だった

”終わった人”というのは定年退職者のこと。”趣味なし、夢なし、仕事なし、そして、わが家に居場所なし”の、もう死んだような人(笑)。というわけで、映画は舘ひろしの定年退職を迎えた日から始まる。会社の玄関口で皆に送られる黒塗りのハイヤーの中で、定年って生前葬だな、とつぶやく。長い間ご苦労さまでした、のんびりお暮らしください、と言う社員の服装が(空想では)喪服になっている(笑)。

これはしんみりした映画になるのかなと思ったが、そうではなかった。明るいとはいえないが、クスクス笑いの多いコメディー、ですね。内館牧子原作で中田秀夫監督。妻は黒木瞳で美容師さんをしていて、ご主人の退職を機に自分のお店を出す。あわや浮気しそうになる同郷(岩手)のカルチャーセンターの受付嬢、広末涼子。偶然、出会う高校時代のラグビー仲間で脱サラしてボクシングのレフリーをしている笹野高史も登場。

”サンデー毎日”の館ひろしがまず、出掛けた先は公園、そして図書館。どちらにも、同類の人々でいっぱい(笑)。そして、スポーツジム、カルチャーセンターも同様。でも、ここから”新しい人生”がはじまる。ジムで知り合ったITの若い社長さんから顧問を頼まれ、サラリーマンに復帰。ところが、社長が急死、さらに・・・。前述の広末涼子に近づくがトホホの結果。

退職後、ヘマばかりし、借金までしょいこみ、妻にとうとう愛想を尽かされる。離婚は、免れたが、卒婚を宣言される。岩手山の美しいふるさとへ戻り、同級生の震災復興NPOの仕事を手伝う。ようやく、終わった人の第二の人生が始まった。

岩手の桜が満開のラストシーン。黒木瞳の笑顔があって、僕らもホッ。

終わった人、ふたりが食べたランチは、インドカレー。卒婚を宣言されないように、たまにはランチを一緒にね。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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