気ままに

大船での気ままな生活日誌

富山の薬売りと浮世絵版画

2018-06-29 21:27:41 | Weblog

こんばんわ。

辻堂で映画を見た帰り、いつものように、藤沢浮世絵館に寄ってきた。東海道五十三次コーナーでは三代歌川広重の”東海名所改正道中記”がずらりと並び、楽しめた。明治8年作なので、日本橋では電信局が出てきたり、品川では蒸気機関車が描かれている。

そして、企画展は”空から見る相模と日本鳥瞰図の系譜”。鳥瞰図の先駆とも言うべき幕末の絵師・歌川(橋本)貞秀の作品やその系譜の大正時代の”大正広重”と称された吉田初三郎の、全国観光用鳥瞰図が二十点ほど展示されている。

また、展示室の片隅に、”富山の薬売りと浮世絵版画”コーナーがあり、先月、富山の老舗の薬屋さんを見学してきたばかりなので足を止めた。そこには、懐かしい、赤い薬箱や、おまけにもらった紙風船が置かれていた。そして、その上にはサイズの小さい浮世絵が二枚、展示されていた。その浮世絵は、富山の絵師が江戸の浮世絵をアレンジして描いたもので、得意先の進物(おまけ)に使っていたのだそうだ。後に”売薬版画”とも呼ばれた。紙風船に変わったのは明治時代に入ってからとのことだ。

薬箱と紙風船

国義(松浦守美) 東海道五十三次藤沢(売薬版画) 江戸時代末期

鎌倉名所

先月、富山の街角でみかけた”富山の薬屋さん”の像。

。。。。。

三代歌川広重 ”東海名所改正道中記”

品川 やつ山の下

空から見る相模と日本/鳥瞰図の系譜

歌川貞秀 三国第一山之図(富士山真景)

吉田初三郎の全国観光用の鳥瞰図

鎌倉江ノ島名所図絵

(一部拡大)

観光鳥瞰図の”地図帳”

とても楽しい展覧会でした。

それでは、おやすみなさい。今日はサッカーがないのでゆっくり眠られます。

いい夢を。

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サムライブルー 薄氷の決勝T進出

2018-06-29 09:31:21 | Weblog

おはようございます。

サムラーブルー、ポーランドに勝って、歓喜の決勝トーナメント進出と予想していたが、そうは問屋がおろさなかった。後半、一点を失うと、なんと同時進行しているコロンビア対セネガルが0対0で、その時点では1位から3位に転落してしまった。そのあとも、日本勢に勢いがなく、時間ばかりが過ぎてゆく。”ドーハの悲劇”ならぬ”ヴォルゴグラードの悲劇”が頭にちらついてきた。

そのときである。コロンビアが1点あげた、その結果、日本は2位に上がったという情報が飛び込んできた!チャンネルをNHKに回すと間違いなかった。あと、残すところ約15分。そのあと、キャプテン長谷部が投入され、負けているのに守りに徹した。しかし、セネガルが1点、入れればその作戦はあだになる。ひやひや時間が終了時間までつづく。

結局、このまま推移し、日本、セネガルと勝ち点、得失点差、総得点も同じだったが、警告・退場数に基づいて計算される”フェアプレーポイント”で優位にたち、2位となり、二大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。

ただ、最終盤のパス回しに終始するサムライブルーに皮肉にも”フェアー”ではないと海外で酷評された。しかし、へたに動いて、”悲劇”になるよりずっとまし!1次リーグの激戦をよく戦い抜いてくれたと思う。

これからの決勝トーナメントは、それこそ一発勝負。7月3日、午前3時からベルギーと。日本は過去5試合対戦し、日本の2勝2分け1敗とのこと。十分、勝目はある。主力も温存しているし、今度は、アグレッシブに戦ってほしい。

本田さんにつづき、”川島さん、ごめんなさい”(笑)。三つほどミラクルセーブ。今回はチームを助けた。1本でも入っていれば、悲劇となったところ。

夜明の満月

また日は昇る。少なくとも、ベスト4までは登りつめねば。

サムライブルー

決勝トーナメントは白星街道をばく進!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!ぼくは寝不足なのでのんびり昼寝。

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