気ままに

大船での気ままな生活日誌

初場所序盤戦おわる 照ノ富士、御嶽海、阿炎、5連勝 王鵬、2敗に

2022-01-13 22:22:37 | Weblog

こんばんわ。

今日、大相撲初場所の序盤戦が終了した。ぼくが初日段階で優勝予想した上位4力士のうち、照ノ富士と御嶽海は残ったが、なんと二番手に推していた貴景勝がはやくも休場という事態となった。また、4番手に期待を込めて推挙した新入幕の王鵬は3連勝後、連敗。こちらも優勝争いから脱落してしまった。

一方、無印だった阿炎が先場所の優勝争いの勢いそのままに好調を維持し、5連勝とトップ集団に入ってきた。また、今日は負けたが、阿武咲も4勝1敗と第二集団のトップを走る。このグループには玉鷲、宝富士、妙義龍、千代丸とベテラン勢もつけていて、勝機を伺っている。

果たして、中盤戦、照ノ富士が引き離しにかかるのか。御嶽海が、北の富士さんにまたやったと言われずに(笑)、10連勝し、照にぴったりついていけるか。そして、不祥事による幕下転落からの”逆転人生”の阿炎。地獄を見てきた男の強さで、このまま一気に勝ち進めるか。

ということで、序盤戦終了時点での4強を選出したい(笑)。すでに2敗している力士は除くことにしたので、残念ながら期待の王鵬を外さざるを得ない。休場の貴景勝ももちろんはずれる。その代わりに阿炎と阿武咲を入れ、次のラインアップで中盤戦に臨みたい。

本命:照ノ富士、対抗:御嶽海、穴:阿炎、大穴:阿武咲

5日目の取組

照ノ富士、逸ノ城に完勝

御嶽海、強し。霧馬山を圧倒!

阿炎、北勝富士を押し出す。

正代、とほほ。昨日、拾った白星をたやすく捨てる。

王鵬、連敗。相手はかって王鵬同様に将来を嘱望された輝。たやすくは勝てない。

お月さまはふくらむ一方なのに。王鵬、満月までには勝ち越したい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

コメント (2)
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M式「海の幸」  森村泰昌 ワタシガタリの神話

2022-01-13 11:05:34 | Weblog

おはようございます。

京橋のアーティゾン美術館で”M式「海の幸」  森村泰昌 ワタシガタリの神話”展が1月10日まで開催されていた。12月24日、クリスマスイブの日に訪ねた。あの誰でも知っている、青木繁の”海の幸”(1904)をモチーフに 森村泰昌式の”海の幸”を描こうという展覧会である。森村は、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト写真”肖像(ゴッホ)”で知られるが、さて、海の幸はどう料理され、再生されたでしょうか。

まず、お得意のセルフポートレイト写真から。青木繁に扮する森村泰昌。(序章 ”私”を見つめる)

青木繁 自画像

森村泰昌 自画像/青春(AOKI)

森村泰昌 ワタシガタリの肖像(ゼラチンシルバープリント)

そして、青木繁の原作が並ぶ (第1章 海の幸鑑賞)写真はそのいくつか。

海の幸

海 海景(布良の海)

わだつみのいろこの宮

大穴牟知命

第2章 ”海の幸”研究では、ジオラマ(立体的研究)や色合わせ、衣装などの研究作品が並ぶ。ここでは、その一部だけを。

ジオラマシリーズの一つ。

色合わせシリーズ。

衣装

そしていよいよM式”海の幸”変装曲(第3章)が始まります。

さて、森村式”海の幸”とは。青木繁の海の幸が生まれた明治からはじまって、大正、昭和、そして現在、さらには未来へと海の幸は変貌してゆく。よく見ると、登場人物はすべて森村自身の変装である。それで、変奏曲ではなく、変装曲。1番から10番まで。

それぞれ、どんな場面なのか、この説明文を読まれて、想像して下さい。

M式海の幸第1番 假象(かしょう)の創造 

M式海の幸第2番 それから

M式海の幸第3番 パノラマ島綺譚

M式海の幸第4番 暗い絵

M式海の幸第5番 復活の日1

M式海の幸第6番 われらの時代

M式海の幸第7番 復活の日2

M式海の幸第8番 モードの迷宮

M式海の幸第9番 たそがれに還る

部分

M式海の幸第10番 豊穣の海

部分(遮光器土偶のような姿に)

最後の2枚。どう読むか。未来の人類のたそがれがさびしい。でも豊穣の海はかわらない。と読む(笑)。ただ、森村は最後の絵が最初の絵につながると言っている。その頃、三島の豊穣の海を読み、輪廻ということが浮かんだという。そういえば、土偶の仮面をかぶった人間はモリを持っている。鮫を仕留め、また仲間とかついでゆくのだろうか。人類にまだ希望は残っている、ということか。

(以下、アーティゾン美術館の公式サイトより)1985 年、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト写真を制作して以降、今日に至るまで、古今東西の絵画や写真に表された人物に変装し、独自の解釈を加えて再現する「自画像的作品」をテーマに制作し続ける森村泰昌を迎えます。 森村は、青木繁《自画像》(1903 年)、《海の幸》(1904 年)にインスピレーションを得た作品を制作するなど、以前から当館の青木作品へ密かな想いを寄せていました。 このたび、その森村が改めて《海の幸》と本格的に向き合い、当作品が制作された明治期以降の日本の文化、政治、思想などの変遷史を“森村式”、略して“M式「海の幸」”として形象化し、青木への熱い想いを新たなる作品シリーズへと昇華させます

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (4)
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