気ままに

大船での気ままな生活日誌

新春の円覚寺

2022-01-03 21:57:48 | Weblog

こんばんわ。

正月三日は家内と氏神様に初詣した。手水鉢の水が使えず、その代わりアルコール除菌スプレーが置いてあったのにはびっくり。その横に、年末・年始の参拝は密を避け、時期をずらし、距離を保つようにと貼り紙が。そのせいか、参拝客はわずかで、例年の、お神酒、甘酒の授与もなくさびしい初詣だった。

そのあと、大船駅前で食事をし、北鎌倉の円覚寺にも初参りした。元旦の八幡さまは大変な人出だったが(初詣はしていない)、正月三日の円覚寺は人もまばらで、ゆっくり、静かにお参りできた。

三門

うれしかったこと。お正月三が日、普段、閉門している国宝舎利殿が特別公開していた。あとは5月と11月の数日だけ。

公開といってもここまで。

舎利殿はさらにこの門の奥。

9日から始まる大河ドラマ”鎌倉殿の13人”と、国宝舎利殿の関係が紹介されている。

仏日庵(開基廟)も開放されていた。

開基廟 開基・北条時宗をおまつりするお堂。

ここの魯迅寄贈のハクモクレンの蕾がいっぱい。早春が楽しみ。

多羅葉という”葉書”由来の珍しい木もここにある。葉は採らないでください。

葉を撮るのはいいでしょう。

そのすぐ先が黄梅院。

黄梅院の黄梅でなく蝋梅が真っ盛りだった。

ミツマタも花芽をいっぱい。

真民さんの新年に相応しい詩。とくにぼくのような年寄りに(笑)。まだまだ勉強せねばならん。まだまだ知らねばならん。まだまだ死ねん。そう思う暁の風の音

では、おやすみなさい。


今朝の富士山

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博物館に初もうで

2022-01-03 10:05:20 | Weblog

おはようございます。正月2日、東博に初詣してきました。

毎年、東博では正月2日から”博物館に初もうで”というイベントが開かれる。今年でなんと19回目になるという。ぼくは、定年退職後から東博に通っているから、大部分は見ていることになる。コロナ禍の去年も東京都の緊急事態宣言の直前のお正月に訪ねている(汗)。コロナ以前は、華やかで、玄関前に舞台が出来、獅子舞やひょっとこ踊り、和太鼓などが行われ、さらに、平成館のホールで落語会が開かれたこともある。こんな華やかな時代を知っている者には、去年、今年とちょっとさびしい感じがする。でも、例年通り、干支、寅に因んだ芸術作品が二つの部屋にいっぱい集合し、楽しませてもらった。

とても1ページでは収まり切れないので、今日は寅年公演はのちほどにして、その前座と、締めくくりのお正月恒例の国宝展示、長谷川等伯の松林図屏風のご披露のみにさせていただきまする。

前座1 上野公園の正月もみじとお正月料理

韻松亭で家内と新年会。お正月は2種類の料理しかないので安い方を。このほかに二皿(刺身と豆腐料理)がつく。お酒にぴったり(笑)。いつも、北海道増毛の国稀をいただく。日本最北端の酒蔵。

チューリップの咲く池から東博を望む。

東博門前の生け花。

玄関口の生け花

テレビのロケにもよく使われる、東博玄関の大階段。

そして踊り場にはすばらしい生け花。真生流家元、山根由美さんの作品。

そして、いきなり、正月国宝展示の常連、長谷川等伯の最高傑作、松林図屏風。

昨年はコロナ旋風で観客はぼく一人だったが、ようやくもとに戻った!よろこばしいこと。

昨年の記念すべき奇跡の一枚!

それでも、今回、待って、待って、ようやく一人だけの写真を撮ることができた。

中程の画面。

いつみてもすばらしい、東博の等伯!

では、次回に寅シリーズを。ちょっとだけよ。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (4)
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