気ままに

大船での気ままな生活日誌

江戸の相撲と力士たち(4)力士たちの日常

2014-06-23 06:14:03 | Weblog

 おはようございます。盛岡からのスマホ投稿です。たまっている展覧会関係を旅行中にと思っています。

本日は、太田記念美術館の”江戸の相撲と力士たち”シリーズの第4弾、”力士たちの日常”でまとめたいと思います。これまでは、裸の、仕事中のお相撲さんが中心でしたが、着流し姿で町を歩く、お相撲さんの姿をご覧ください。たくさんの浮世絵が残っていることは、それだけお相撲さんが江戸庶民の人気者だったことがわかります。

勝川春章 江戸大関 谷風梶之助


勝川春好 柏戸・江戸崎・谷風

勝川春英 鏡岩浜之助 無敵の雷電を破ったことで有名。

歌川国貞 花頂山峰右衛 関脇まで昇進。

国貞 英雄見立三国志 見立ての絵もよく描かれた。


二代目歌川国輝 秀ノ山稽古場繁栄の図 幕末から明治にかけて隆盛を誇った秀ノ山部屋の稽古の様子

歌川国輝 東都両国夕景之図 両国橋を背景に夕涼みする人気力士たち。

盛岡初日は中津川沿いと城跡の岩手公園を散策しました。いいですね、盛岡は。今日は、小岩井農場の方へ、いい天気です。 

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次々咲きはじめる夏の花

2014-06-22 05:45:27 | Weblog

おはようございます。夏至も過ぎて、もう、時は冬至に向かってまっしぐら(笑)。夏の花々も、遅れてはならぬ、と次々と咲きはじめました。えっ!もうこんな花がっていう感じ。メモしておかないと、と思って。

横浜山手辺りにて(6・20)

ノーゼンカズラ

珍しいピンクのノーゼンカズラ

ルリマツリ。 鎌倉のあるお宅のも観に行かねば、あれはすごい。

これは、初花というより熟女花ですが。かしわばあじさい。かしわばあさんじいさん

我が家のご近所にて(6・20)

タイサンボク

キョウチクトウ

長谷寺にて(6.19)

せんのう

成就院にて(6.19)

夏椿

横須賀菖蒲園にて(6・20)

山百合。自生のは初見。昨日、フラワーセンターでチェックしましたが、まだ全然。来週かな。

ヘメロカリス。

フランネルソウ。

北鎌倉にて(6.18)

ヒペリカム。金糸梅の仲間で花も小さい。赤い実が印象的。

花の首飾りの大仏次郎記念館。

さあ、これから、3泊4日で盛岡と花巻で遊んできます。旅行中も、毎日、ブログ更新の予定ですので、どうぞおいでください。

では、行ってきまぁす。

 


 

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夏至の月下美人 夏至のかんぐり

2014-06-21 17:31:22 | Weblog

今日は、夏至。

夏至の真昼間なのに、真夜中の花、月下美人が咲くのをみた。

このおじさんが美人を10分間ほど独占していて、なかなか会えなかったんや。

何故、真昼に咲くのか、月下美人さん!

夏至のかんぐりだけど
もう夜の蝶、夜の華よと、ちやほやされるのは、もう飽きた!昼の生活に戻して!とフラワーセンターの心療科の先生に治療をお願いしたのではないだろうか。
でも、真夜中に咲くから、”月下美人”と騒がれるけど、昼に咲いたら、ただの昼行燈じゃん! じょ、冗談でごぜいますだ、お姫さま。”おひさま美人”でありんす。

・・・・・

夏至のかんぐり、もうひとつ!これ!

このちらし、数ヶ月前に手に入れたもの。国立(故宮博物院)が抜けている版。台湾が、”国立故宮博物院”は公式な名称で、これまで諸外国での展覧会でも必ず、この名称が使われてきた、日本側がそれをしないのはおかしいと抗議してきた。展示中止も辞さないと強行だ。台湾の言い分はもっともだが、何故、開幕直前になってから、抗議するのか、それが解せない。

夏至のかんぐりだけど、こういうことではなかろうか。

台湾総統夫人が、この展覧会のため、来日することが数日前に報道された。これがポイントである。これを伝え聞いた、某大国、中国主席夫人が激怒した。あこがれの国、日本に、何故、私より先に行くのかとプンプン。どんな手をつかっても、ぶちこわしてやるわ、と考え付いた手がこれ。この、こじれた関係を修復できるのはこの人しかいないでしょうネ。

アッキーでえす。

激怒する主席夫人

いらいらする総督夫人

あたしに恥かかせないでね!来週、初日なのよ!

大船フラワーセンター、夏の昼の夢でした。


  

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横須賀菖蒲園 花菖蒲と紫陽花

2014-06-21 07:57:24 | Weblog

6月19日のことだが、鎌倉の紫陽花を観たあとは、横須賀線で衣笠まで出て、横須賀菖蒲園へ向かった。そこの花菖蒲と紫陽花の競演がすばらしいことを何年か前に知って、今年もまた出掛けてしまった。そこには和風レストランがあり、人気のわっぱ飯で、まず腹ごしらえ。

レストランからも、花菖蒲園や紫陽花を観られるので、花見で一杯(汗)。


こんな景色が、ここから見える!

さあ、外に出てみよう。花菖蒲は見頃といっていいかも。品種も多いので、早咲きのは終えているものもある。でも、これだけ揃えば、わっぱ飯同様、わっぱ、わっぱ大満足。

近くから

紫陽花はどれも見頃



すばらしい花菖蒲と紫陽花の競演でした。

 

 

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長谷寺&御霊神社&成就院 紫陽花散歩(2)

2014-06-20 06:08:23 | Weblog

おはようございます。いよいよ今日、7時からギリシャとの運命の一戦。これをゆっくり観るために、朝飯前にこのブログを仕上げてしまわねば(汗)。昨晩の記事の続編です。

そして、長谷寺から5分も歩くと御霊神社。ここのお社の後ろに紫陽花の小道がある。なかなか絶頂の頃に出会わないが、今年もちょっとという感じ。むしろ、山門前を江ノ電が通っているが、極楽寺方面のトンネル付近の紫陽花がいい。みなカメラを向けて待機している。電車がトンネルをくぐってくる場面を撮りたいためだ。ぼくも、まねしてカメラを構えたら、反対方向から藤沢行きの電車がやってきた。で、頭を切り替え、トンネルをくぐいく江ノ電を撮ったノダ(笑)。しっかり、紫陽花も写っていた。

御霊神社の紫陽花の小道

江ノ電のトンネルと紫陽花

江ノ電の電車と紫陽花

この踏切りを渡ったすぐの、なんでもない家を若い女性が写真を撮っている。家内がもしかして、”続・最後から二番目の恋”の関係じゃないかというので、聞いてみたら、やっぱりそうだった。極楽寺駅周辺に住む中井貴一家族の家だそうだ。きょんきょんはその隣りに住むらしい。そういえば、昨日のミニコミ紙に、このテレビドラマのおかげで、極楽寺駅の乗降客が増えたそうだ(笑)・

ちょうど、その晩(昨夜)、放映があったので、観てみたら、確かに、中井貴一ときょんきょんがその家に入る場面が出てきた。ふたつの写真を並べて比べてみよう。ほらね。こういう発見も、うれしいものです。テレビ画面のも、紫陽花も咲いているから、少し前に撮影したものに違いない。

続編ははじめて観たが、由比ヶ浜が出てきたり、鎌倉市役所がでてきたりで、楽しくみることができた。中井の亡き妻は由比ヶ浜でさくら貝を拾い集めていたが、その理由も知らず、中井もあとを継いで拾っている。今回、その理由がひょんなところから分かり、それは、義弟のお店の看板を桜貝で飾ろうということだった。じゃあと、全員ではじめ、桜貝の看板が出来上がった。うれしそうに看板をみるふたり。ぼくは少し前に由比ヶ浜のさくら貝のことをブログ記事にしていたので、にんまり。

ついでながら、きょんきょんのめずらしい人間ドッグ検査着スタイル!ここで夫婦に間違えられて、まんざらでもなさそうな中井(笑)。

来週が最終回とのこと。ふたりは一緒になるのだろうか。ぜひ、観なければ。

おふたりの家から、ちょっと歩くと、街道に出る。その角の力餅屋さんは人気で、いつ、お客さんで賑わっている。司馬遼太郎の”街道をゆく”にも出てくる。

力餅屋さんの横の、赤いポストと赤い紫陽花がとてもお似合いだった。中井貴一ときょんきょんのようだった。

街道をゆくと、成就院に。鎌倉の紫陽花名所のひとつ。もう10時を過ぎていたから人出も多くなっていた。

由比ヶ浜がみえる。

極楽寺駅にはテレビドラマのメンバーのサイン色紙があった。

だいぶ、はしょってしまったようですが、なんとか、試合が始まるまでできました。今日の予想は、3対1で日本!点数はどうでも、勝ち点3が是非欲しい。

ぼくがサムライブルーと命名した紫陽花。がんばれニッポン!

追記

残念ながら、サムライブルーは押し気味だったが、ドロー。勝ち点1。でも、最終戦に望みをつないだ。がんばれ!ニッポン!


 

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長谷寺&御霊神社&成就院 紫陽花散歩(1)

2014-06-19 18:32:43 | Weblog

今朝は早起きして(ぼくはいつもと同じだから、主語は家内;爆)、出掛けたので、長谷寺に到着したのは8時半をちょっと過ぎたくらいだった。紫陽花が見頃になると、境内のあじさい山に登るのにも整理券が必要になり、最盛期には2時間待ちなんてこともある。それで、早く行動したわけ。もちろん、この時間帯では、整理券なしでOKだった。それでも、山内では列ができていた。はい、紫陽花は最高の見頃でしたよ。

ここの紫陽花は明月院とは違って、紫陽花の品種が豊富で、色とりどりで、鎌倉では群を抜いた華やかさだ。それでは、山の上から、下から、眺めた紫陽花美女軍団の眺めをお楽しみください。

山の上から由比ヶ浜もみることができる。

境内には鉢植えの紫陽花もたくさん。この三つは、ぼくも去年行った、掛川の加茂花菖蒲園が作出した新品種。名前は長谷寺がつけたそうだ。長谷の潮騒、長谷の祈り、かまくら。

池には花菖蒲も。

鯉も。

ぎゃふん

一時間ほどして、山門を出ると、チビ軍団が待機していた。観光バスも次々と。早起きは三文の得と思った次第。

そして、ぼくらは、次の御霊神社に向かったのであった。

(つづく)

 

 

 

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江戸の相撲と力士たち(3) 白熱の取り組み

2014-06-19 07:51:56 | Weblog

おはようございます。今朝も5時頃からスペイン・チリ戦を観ていたのですが、スペイン、先制された2点に追いつかず、とうとう2敗目。前回優勝国が、まさかの一次リーグ敗退となりました。明日は、いよいよ、日本チームの2戦目。もし、負ければ、スペインと同じ憂き目に。白熱の対戦がつづきます。

さて、太田記念美術館”江戸の相撲と力士たち展”でも”白熱の取り組み”がつづきます。名勝負をごらんください。

勝川春章 日本一江都大相撲土俵入り正面の図

勝川春英 雷電・小野川 吊り上げられた小野川が雷電」に河津掛けを仕掛けている場面

勝川春英 柏戸・陣幕 隆々とした筋肉 

歌川国貞 春日山・越ノ海

国貞 勢見山・東関

国貞 黒岩・和田ノ海

国貞 柏戸・白山

国貞 不知火・大鳴戸

歌川芳員 勧進大角力取組図

平成の名勝負 稀勢の里、43連勝中の白鵬を破る。2013年7月。

二度目の連勝記録。

43連勝  谷風 梶之助
43連勝  雷電為右衛門
43連勝  太刀山 峰右衛門
43連勝  白鵬翔 (2013年名古屋場所)

はじめの連勝記録
63連勝 谷風 梶之助
63連勝 白鵬翔(2010年11月) これも稀勢の里寛に止められる

 

不滅の69連勝 双葉山定二 (昭和11年)

さあ、これから長谷寺の紫陽花を観に出掛ける予定。地の利を生かして、一番乗りしないと!ブログ夕刊で報告の予定です。

 

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ノア 約束の舟

2014-06-18 18:27:39 | Weblog

IMAXシアターでの鑑賞ですと、200円お高くなりますが、音質も画質も良いし、なにより臨場感が違いますよ、と言われて、そっちで観ることにした。映画は、封切されたばかりの”ノア/約束の船”。たしかに、すごい迫力。座席が空を飛んでるような感覚になる場面も。

少年時代、結構、旧約聖書が好きで、よく読んでいた。その中でもとくに印象に残っているのが、ノアの箱舟の章。老年時代も(汗)、手塚治虫の漫画で読んでいる。これはカルチャーセンターの西洋美術史の先生が、旧約聖書を知っておくと便利と、紹介して下さったのが、この漫画本だったのだ。

どんな箱舟が出てくるのかが、この映画の一番の楽しみだった(汗)。馬鹿でかい箱舟でびっくりしたが、旧約聖書に書かれている寸法、構造で6ヶ月もかけて、つくったそうだ。高さ13m、幅22m、全長133mとなる。旧約聖書では、家族が力を合わせ1週間でつくることになっているが、映画では、”岩石の怪獣”たちが造ってくれる。

ノアの父を殺したカインの軍勢が箱舟奪取のために攻めてくる。壮絶な戦いがつづくが、すぐあと、大洪水が起こり、何もかも呑み込んでいく。濁流に押し流されるノアの家族と動物たちを乗せた箱舟の運命やいかに。

避難所でノアに拾われた娘イラは、旧約聖書には登場しない、架空の設定だが、重要な役回り。

巨大なノアの箱舟は見られたし、壮大なスペクタクルで目が回るような大画面で満足。愛あり、憎しみあり、泣き、笑いの娯楽大作でしたね。

。。。。。

ノアの箱舟に集まってくる、つがいの動物たち。

世界のはじまりを背負った男、ノア。

新世界の命運を握る少女、イラ。

手塚治虫の旧約聖書第1巻の表紙はノアの箱舟。

辻堂のお店でみた熊とサムラーブルー。次のギリシャ戦は負けるわけにはいかない。

でいごの花が、もう真っ盛りだった。我が家の近くで。




 

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江戸の相撲と力士たち(2)個性派力士勢揃い

2014-06-18 11:24:08 | Weblog

今朝は5時からワールドカップ2試合を観て、今は、田中11勝目を狙う試合を見ながらブログを書いている。こういうふうに、現在はいつでもどこでも、様々なスポーツの観戦を楽しむことができるが、江戸時代では、サッカーも野球もなかった。庶民が楽しめるスポーツといったら、相撲くらい。実際、江戸っ子の三大楽しみは、芝居と遊郭と並び、相撲見物だったそうだ。さて、その江戸時代の相撲絵の展覧会、”江戸の相撲と力士たち展”の第二弾です。今日は、”個性派力士勢揃い”でいきたいと思います。

個性派のチャンピオンというと、まずは史上最強の力士と言われながらも、横綱にならなかった、あるいはなれなかった雷電でしょうか。ここでは、雷電が吉原遊郭の花魁と禿を、鼻と耳に紐をかけ笑わせている場面を描いた浮世絵を。面白いのは、雷電を勝川春英を花魁、花扇と禿を歌麿が描いている合作であること。

勝川春英・喜多川歌麿 雷電と扇屋花扇

磯田湖龍斎 釈迦ヶ嶽雲右衛門と娘 巨人力士として知られた。約2mの身長、足裏は40cmだったという。娘を指一本で釣り上げている図。

巨人力士といえば、大空武右衛門、たしか、えど博だったかで、実物大の大空武右衛門図を観たことがある。身長227mというから驚く。でも、実際には取組はしていないらしい。

歌川国安 大空武右衛門

さらに大きな力士もいた。身長2.3m。生月鯨太左エ門。手形を押している図
歌川国貞”生月鯨太左エ門

江戸時代の遠藤関(笑)。前頭筆頭止まりだったが、美男で人気。錦絵も随分、描かれたようだ。遠藤関、筆頭止まりにならないで!
歌川国安 ”錦龍田郎

歌川国芳”鬼若力之助”数えで8歳の怪童力士で4年間。客寄せのために土俵入りしたという。のちに幕内力士として大成した。


さあ、今日の結びの一番は、巨人力士対決。首引き較べ。
国貞 戯力競 釈迦ヶ嶽雲右衛門・生月鯨太左エ門 

田中将大、お見事11勝目。メジャー、ハーラートップ!これで、安心。さあ、雨の中、出掛けよう(汗)

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江戸の相撲と力士たち/石黒和義コレクション(1)

2014-06-17 11:15:43 | Weblog

昨晩のミニクラス会の飲み過ぎで、頭がすっきりしないが、だいぶ前に観た太田記念美術館の相撲絵展のことを書こうと思う。単発にはお相撲さんを描いた浮世絵をみることはあるが、こうして、展示室すべてが相撲絵で埋め尽くされるのはぼくには初めての経験。相撲好きにはうれしい展覧会だった。

これも、コレクターの石黒和義さんのおかげ。昭和19年生まれの石黒さんは日本IBMに勤務し、現在も関連会社でご活躍されているが、相撲錦絵のコレクターとしても知られていた。なんと550点もの作品を所蔵いていたが、このたび、そのすべてを太田記念美術館に寄贈されたとのこと。そのうち、100点が選ばれ、今回の”江戸の相撲と力士たち展”で公開されている。

さて、どの作品を紹介したら良いか、迷うところだが、今月はじめに、国技館の相撲博物館でみた”江戸時代の横綱と雷電展”で馴染みになった力士をまず、載せてみようかと思う。ついでながら、相撲博物館が所蔵している相撲絵は、3000点だという。この数字からも、石黒さんの、蒐集数は尋常ではないことがわかる。

まず、歴代横綱土俵入りから。参考に、江戸の横綱一覧表をあげておく。詳しくは前述のブログ記事でどうぞ。

初代横綱 明石志賀之助(宇都宮市?出身)
2代横綱 綾川五郎次(栃木市?)
3代横綱 丸山権太左衛門(宮城県登米市)
4代横綱・谷風梶之助
5代横綱 小野川喜三郎(大津市)
6代阿武松緑之助(石川県能登町)
7代横綱 稲妻雷五郎(茨城県稲敷市)
8代横綱 不知火諾右衛門(熊本県宇土市)
9代横綱秀ノ山雷五郎(宮城県気仙沼市)
10代横綱 雲龍久吉(柳川市)
11代横綱 不知火光右衛門 (熊本県大津町)
12代横綱 陣幕久五郎(島根県松江市)


相撲博物館のちらしにも用いられた、歌川国貞(三代目豊国)”歴代横綱の図”中央一番上の明石志賀之助から時計回りに、谷風梶之助、阿武松緑之助、秀ノ山雷五郎、稲妻雷五郎、不知火諾右衛門、小野川喜三郎。


勝川春好 ”横綱ノ伝図 西・谷風 東・小野川” 熊本の吉田司家が、力士にしめ縄を腰にまとって土俵入りする免許を与えることを”横綱之伝”を許すという。寛政元年11月場所中、谷風と小野川にはじめてそれが許可された。木村庄之助が二人に綱を授ける場面。これが初の横綱力士誕生だが、のちにそれ以前の三力士にも称号が与えられた。

国貞(三代目豊国) 稲妻雷五郎 横綱土俵入りノ図



国貞(三代目豊国) 阿武松緑之助 横綱土俵入りノ図

佐藤正持 稲妻雷五郎 横綱土俵入りノ図

 国貞(三代目豊国) 秀ノ山雷五郎 横綱土俵入りノ図

国貞(三代目豊国)   不知火諾右衛門 横綱土俵入りノ図

国貞(三代目豊国)   不知火光右衛門 横綱土俵入りノ図 不知火型の土俵入りで名を残す。


国貞(三代目豊国)   雲龍久吉 横綱土俵入りノ図 雲竜型の土俵入りで名を残す。

二代歌川国輝 陣幕久五郎 土俵入りの図

二代歌川国輝 鬼面山谷五郎 土俵入りの図 明治2年に44歳で横綱免許を受ける。

二代歌川国明 堺川浪右衛門 明治の谷風と称される人気力士。14代横綱。 

当面、ここで区切りをつけ、遊びに出掛けたい(汗)。図録を買ったので、相撲シリーズをつづけたいと思います。

 

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