気ままに

大船での気ままな生活日誌

山王祭 下町連合渡御

2014-06-16 11:13:54 | Weblog

日枝神社の山王祭は、”江戸第一の大祭礼なり”といわれた、江戸三大祭のひとつ。今日でも日本三大祭のひとつと称される。そんな大きな祭りだが、これまでじっくり見たことがなかった。それで、6月13日に神幸祭の大行列を観て、6月15日には下町連合渡御を観に行った。

午後1時に町内神輿12基が京橋に勢ぞろいして、そこから中央通りを日本橋まで渡御して、さらに引き返し、重文建築の高島屋へ表敬訪問する。それが午後3時頃。これが下町連合渡御のコース。ぼくは、W杯を観てから我が家を出発したから、京橋の出発風景はあきらめ、高島屋前で待機した。

すると、5分もたたない内に、先頭集団がみえてきた。


約100名の鳶頭衆が木遣りを歌いながらやってきた。今年初の行列!

天狗さまのお通りだい!


そして各町内の提灯勢揃い。

復活した江戸橋の山車!今年初!

そして、各町内のお神輿が次々と!

高島屋の前

お囃子も

一番の大神輿は檜物町(現八重洲一丁目)。これはうしろすがた。総量1トン。

日本一!日本橋一丁目です。

コレド日本橋の前

日本橋の折り返し点はごったがえしていた。

そして、高島屋に表敬訪問。金一封を受け取り、大将は”ありがとうございます、皆さんお中元は高島屋さんで”と挨拶(爆)。

高島屋玄関に腰をかがめるように入っていく。

店長から、ご挨拶と金一封が贈られる。(店内から撮る;汗)

そして、お店を出るお神輿。これで、今日の行事は終了する。

そうそう忘れてました。干支の山車も。

ワールドカップの鬱憤を晴らしてくれた、素晴らしいお祭りだった。来年も是非行かねば。

 

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あと1勝1分で決勝トーナメント進出だ!サムライブルー

2014-06-16 09:24:10 | Weblog

昨日のサムライブルーの逆転負けには、さすがのぼくもしばらく放心状態だった。勝っていれば、その直後に号外ブログを出す予定にしていたくらいだから、一夜明けての記事しか書けないというのは、そのショックの大きさを物語るものである(笑)。田中やダル、あるいは稀勢の敗戦のショックとは桁違いのものである。一握りの変わり者を除いて(爆)、日本中の誰もが息を殺してみつめていた試合だった。

前半17分、本田のゴールが決まったときには、これで勝利は間違いなしと思った。強化試合ではいつも先手を取られていたのに、今日は先制だ、よしいくぞう、一気に決めよう!と、日本勢の攻勢が続いたが、惜しいシュートが、一、二本、止められたり、はずれたりした。ここでもう1点追加しておけば、こんなことにはならなかったのに。そして、後半は、あのモンスターが投入されてから、サムライブルーの顔は青ざめ、たちまち2点を失った。

でも、強化試合の逆転劇が頭をよぎる。大久保が、また、最後の最後、同点シュートを決め、日本中に歓喜の渦を巻き起こしてくれるに違いない!

しかし、バット、ばってん、終了のホイッスル。大きなため息が日本中に流れ、CO2濃度が一気に上がったのであった。

われわれでもそうだから、選手のみなさんや関係者の方の落胆はいかがばかりのものであったか。

しかし、バット、ばってん、一晩、寝て、考えたら、決勝トーナメントに進出するには、リーグ2位になれば、いいわけで、あと二試合、勝てばいいじゃん。
検討すると、1勝1分でも可能性があることがわかった。

これで、勇気が湧いてきた。これからは、サムライブルーの応援歌を。小百合ちゃんの”勇気あるもの”にしよう。

この道は 長いけど
歩きながら ゆこう
石っころだらけでも
歌いながら ゆこう
ごらん ひまわりは
空へ 空へ 太陽へ
友の背中を たたくとき
友と手と手を 握るとき
このてのひら勇気が
湧いてくる 湧いてくる

ケース1
1位 コロンビア 2勝1分 (日本と引き分け) 勝ち点7
2位 日本 1勝1敗1分 (ギリシャに勝ち、コロンビアに引き分け)勝ち点4
3位 コートジボワール 1勝2敗 (コロンビア、ギリシャに負ける)勝ち点3
4位 ギリシャ 1勝2敗 (コートジボワールに勝ち、日本に負ける)勝ち点3

ケース2
1位 コロンビア 2勝1敗 (日本に負ける)勝ち点6
2位 日本 2勝1敗 (ギリシャ、コロンビアに勝つ)勝ち点6
3位 コートジボワール 1勝2敗 (コロンビア、ギリシャに負ける)
4位 ギリシャ 1勝2敗 (コートジボワールに勝つ)

ケース3
1位 コロンビア 2勝1分 (日本と引き分け) 勝ち点7
2位 日本 1勝1敗1分 (ギリシャに勝ち、コロンビアに引き分け)勝ち点4 (得失点差で上位に
3位 コートジボワール 1勝1敗1分 (ギリシャと引き分け)勝ち点4 
4位 ギリシャ 0勝2敗1分(コートジボワールと引き分け)勝ち点1

ケース4
1位 コートジボワール 3勝0敗(連勝する) 勝ち点9
2位 日本 2勝1敗 (ギリシャ、コロンビアに勝つ)勝ち点6 
3位 コロンビア 1勝2敗(連敗する) 勝ち点3
4位 ギリシャ 0勝3敗 勝ち点0

 このシーンをあと2試合で5回はみよう。

わっしょいわしょい、いけいけ!サムライブルー (昨日の山王祭より)

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描かれたチャイナドレス ブリヂストン美術館

2014-06-15 09:28:43 | Weblog

展示室1,2の”描かれたチャイナドレス展”をみ終えて、常設展示室を廻っていたときに、ギャラリートークのアナウンスがあった。これ幸いと参加した。講師はこの展覧会を企画された方で、面白く聞かせていただいた。

まず展示室1,2の朱色の壁の色からお話があった。わざわざ、お金と時間をかけて塗り替えたそうだ。チャイナドレスの絵に合う背景色として選んだそうだ。たしかに合う!朱色はチャイナのイメージもあるし。

藤島武二の絵は6点。挨拶代わりのはじめの一点は”匂い”。1915年(大正4年)作で、油彩画でチャイナドレスが描かれた日本初の絵だという。女性の前に嗅煙草が置かれる。で、”匂い。

藤島はチャイナドレスが好きで、50着も買い求めていたという。それをモデルに着せて描いた。ちらしを飾った、ポーラ美術館蔵の”女の横顔”。モデルは夢二が”お葉さん”と呼んでいた佐々木カ子ヨ。藤島は、横顔のうつくしい人を探していたようで、ようやくおめがねにかなったというところ。ぼくも、この横顔が好き。年末の美女ベストテンにノミネートしておこう(笑)。

メナード美術館所蔵の”台湾の女”も藤島作。漢族ではなく台湾先住民の顔。目鼻立ちのはっきりした美人系が多いことを、昨年の旅行で知った。写真はない。

久米民十郎”支那の踊り”1920年 個人蔵。30歳で夭折したこともあり、作品は10点ほどしか確認されていないという。印象的な作品。

小出楢重”周秋蘭立像”1928年。大阪のリーガロイヤルホテルの喫茶室に、いつも飾られているという。コヒー代だけで観られる(笑)。今度、行ってみよう。

児島虎次郎”西湖の画舫”1921年 (高梁市成羽美術館蔵)。杭州の西湖ではなく、南京の情景。屋形船で遊覧しちる様子を描いた。

梅原龍三郎 ”姑娘とチューリップ”。梅原は北京がすっかり気に入り、何度も、長期間訪れ、午前中は紫禁城を、午後は姑娘(くうにゃん)を描き、夜はおいしい中華料理とお酒と、楽しい毎日をおくっていたようだ。50代前半で生涯、一番楽しい頃だったそうだ(笑)。

そして、トリはこの絵。1930年代の油彩の最高峰とも評価されている、安井曾太郎の代表作”金蓉”1934年(東京国立近代美術館蔵)。モデルは小田切さんという外交官の娘さんで、スケッチはしたが、チャイナドレスだけおいて外国に行ってしまった。抜け殻をもとに仕上げたという。何度も観ているが、いい作品ですね。

ほかに、藤田嗣治の”力士と病児”、恩地孝四郎、三岸好太郎、正宗徳三郎など28点。チャイナドレスも5,6点展示されています。また、チャイナドレスを着てきた方は入場料が割引になります(笑)。毎日、一人くらいは、いらっしゃるようですよ。

さあ、これから、サッカー観戦!!! 落ち着かない文章になったのはこのためですごめんなしゃい。4対0で日本、絶対勝つ!!!

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大船フラワーセンターの半夏生、見頃になりました

2014-06-14 18:32:55 | Weblog

大船フラワーセンターの半夏生(半化粧)が見頃になりました。



スカシユリもスカシています。

もちろん花菖蒲も

江戸系 千代の春

展示室でも江戸系が。

さあ。いよいよ明朝、サムライブルー決戦。
大船駅ではサムライブルーユニフォームTシャツの応援即売。

ぼくはこれで応援します。今晩、一缶あけるごとに1点とする。今日は特別!三缶はいく!これで3点。加えて、ペナルティーでもう1点、頂く!湘南銘酒、”天青”の小瓶を1本!

4対0で、サムライブルー完勝!



 

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日枝神社神幸祭 豪華絢爛な行列 山王祭第一弾

2014-06-14 11:57:22 | Weblog

おはようございます。今日も、”五月晴れ”が続きますね。今日はワイフから大掃除を手伝うようにと厳命を受けていますので、遠くには行けませんが、昨日は、東京見物をしてきました。前夜、ちょっぴり報告しましたが、今朝はもう少し詳しく、とくに山王祭りのことを報告したいと思います。

まず、虎の門といえば・・・2日前にオープンしたばかりの虎の門ヒルズ!ここをまず、訪問しなければと、新橋からマッカーサー通りを歩き、新装なったヒルズへ。さあ、写真を撮ろうと、バッグに手を入れても、触るのは折り畳み傘、ペットボトル、飴袋ばかり也。なななんと、カメラを忘れている!こんなことは初めて!何故、もっと早く、気付かなかったのか。カメラがなくては、ぼくのブログは成り立たない(汗)。というわけで、めったに使わないスマホのカメラを使っての報告となります。

虎の門ヒルズ初訪問で、ビル内のレストランで食事でもと思ったが、11時半頃なのに、二階も三階も、どこも長蛇の列。今日は、足を踏み入れたということで、良しとし、早々に引き揚げ、地下鉄虎の門駅へ向かう途中、ラーメン屋さんで普通の食事をしたのダッタ。 

そこから、銀座線に乗って京橋へ。ブリヂストン美術館で”描かれたチャイナドレス”を観て、そのあと日本橋へ廻って、日枝神社のお祭り、山王祭の神幸祭の行列を観る予定だった。ところが、京橋に出ると、美術館に向かう途中、何やら賑やかな音声が。音源を辿ると、なんと神幸祭の行列だった。一日かけて赤坂の日枝神社から、千代田区内を廻るので、たまたま遭遇したというわけ。それではと、これを初めに観ようと、切り替えた。

鍛冶橋通りの行列は、一旦とぎれたので、ほかに探しにいった。その内に、お神輿3基を発見。追いかけて行き、鍛冶橋通りの先、すずらん通りで捕まえた。八丁堀、茅場町とついて行く間に、先頭集団にはいなかった山車もみつけた。これで、ほぼ、行列の全容をつかんだので、これで良し!とした。

では、豪華絢爛、神幸祭行列の概要をご覧ください。

行列の先頭。御防講の列。警備をしながら、先導する黒半纏の方々。

神職さんの先導で。

はじめの山車は、諫鼓鳥(かんこどり)。いさめの鼓ともいう。二代将軍秀忠が末代までこの山車を一番で渡せと命じたという。

獅子頭。 将軍家光の手習い草紙の書き損じで下張りしてあるので、皆、これが通りすぎりまで土下座したという。

鼻高面と朱傘。


その後を大真榊が。

干支山車

花山車

そして、お神輿登場! 一、二番は御鳳輩。三番目が宮神輿、

日本橋まであとをつけ、そのあとは、京橋のブリヂストンでチャイナドレス展を。ちょうど3時からギャラリートークがあって、何もかもうまく入った東京見物だった。

。。。。。。

さあ、明日、日曜日は、午前中、W杯の大勝利でお祭り騒ぎしたあと、午後は、また日本橋に繰り出し、山王祭りのメインイベント、町内神輿渡御で、もう一度、お祭り騒ぎだ!今度はカメラ、忘れずに!

日曜日の神輿大行列に英気を養う、町内神輿たち。

 
               

   

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梅雨の晴れ間 満月、深川の雪、そして虎の門ヒルズ

2014-06-13 21:12:14 | Weblog

梅雨の晴れ間の”五月晴れ”。

早朝の富士山も良かったけれど、夕方の満月も良かったですね。

そして、ぶら美では、先月観てきた、歌麿の”深川の雪”

そして、昼間は開業したばかりの”虎の門ヒルズ”訪問。

日本橋の山王祭も。すんばんらしい一日だった。眠いので、詳しいことは明朝に。

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四谷シモン展 SIMONDOLL

2014-06-13 08:52:32 | Weblog

おはようございます。梅雨の晴れ間を五月晴れと呼ぶそうですが、まさに今日はその言葉が相応しい日。雲一つない青空。そして富士山までばっちりですからね。さて、今朝の話題は、ぼくとは縁がなさそうなお人形さんです。

横浜のそごう美術館で、SIMONDOLL 四谷シモン展が開催されている。ポスターの人形の少女の美しい瞳に惹かれて、思わず会場入りしてしまった。四谷シモンは、いわゆる球体関節人形の第一人者。

昭和19年(7月)生まれというから、ぼくと同学年。そう思ったら、急に親しみが湧いてきた。まさに同時代を生きているわけだから、たとえば、シモンは10歳で人形つくりをはじめたが、そのとき、ぼくは三鷹の野山で遊び回ってばかりいたな、なんて思いながら鑑賞できるのは、楽しいものだ。

17歳のときぬいぐるみ人形作家、水上雄次の内弟子となるが、この頃、新宿のジャズ喫茶に出入りして、金子国義(挿絵・装幀画家)やコシノジュンコらと知り合っている。ジャズ歌手のニーナ・シモンが好きだったようで、シモンの名はそこからきている。

転機が訪れたのは、昭和40年(21歳)、古本屋で雑誌”新婦人”のある記事を読んだとき。澁澤龍彦のハンス・ベルメールの球体関節人形の紹介文に強い衝撃を受けて、これまでの人形つくりとは決別する。その後、金子を通して、澁澤龍彦と唐十郎と知り合う。そして、なんと、昭和42年に唐十郎のアングラ劇団、”状況劇場”の女形の俳優にもなる。しかし、本業は人形造りだと確信。ベルナールに私淑するも、独自の球体関節人形の制作をつづける。

展示は、人形のテーマ別に並べられている。はじめに、ポスターのうつくしい瞳をもつ少女と少年の作品が、”無垢なるもの/少年、少女”のテーマでずらりと並ぶ。ポスターでは顔だけだが、多くは全裸体で、澁澤は、実物の少女よりエロチックであり、ギリシャ以来の人工美女の純血種と評した。


そして、”魅惑するもの/女”では、アングラ演劇での女形の経験を生かした人形、”未来と過去のイヴ”シリーズがずらりと。真赤な口紅とマニキュア。衣装は黒のガーターベルトとハイヒールと扇情的な人形。

自ら動くもの/機械仕掛け 澁澤の”夢の宇宙誌”を読み、人形とは機械で動くことに気付き、機械おたくの荒木博志の協力を得て、機械仕掛けの人形を3点作成。しかし、それ以降は動く人形はつくらず、機械仕掛け風の人形だけにした。

澁澤がなくなったあとは、”天上のもの/天使、キリスト”を。故人に捧げる副葬品のつもりでつくったとのこと。
さらに、”自らを作るもの/シモン”、最後に”未完なるもの、そしてベルメールへのオマージュ”とつづく。

一部、写真撮影コーナーがあったので、それらをもとに、少し、補足したい。

 人形つくりの部屋。一体に1~2年かけることもざらだという。ていねいな仕事。


作品 シモンドール

ハンス・ベルメールに私淑。彼の作品を紹介する雑誌。臀部を前にした人形をつくった。シモンは、そのオマージュ作品もつくった。

人形の世界に遊んだ、楽しいひとときだった。


 

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田中将大 完投で10勝目 & ダル 完封で7勝目

2014-06-12 21:25:34 | Weblog

今日は午前11時から、田中将大のメジャー10勝目がかかる試合が始まった。外出が多いので(汗)、昼食はめったに家ではとらないが、今日ばかりはそうはいかない。3回までは完全で、ひょっとしたらの期待をもったが、4回裏にヒットを打たれてしまい、次の楽しみは完封勝利となる。

ヤンキースは、3回の先制点につづき、5回のテシェイラの3ラン。4点ももらえば、今日の田中なら勝利投手は間違いない。さあ、あとは、投球数も少ないし、完封勝利だ。放送途中で、ダルが自身初の完封で7勝目をあげたというニュースが入る。

よし、ダブル完封だ!それいけ、わっしょいと応援していたが、9回裏、最後の最後で、元ヤンキースの3番カノに2ランを浴びてしまった。それでも、4番、5番を連続三振で仕留め、10勝目を見事、完投で飾った。 これで、両リーグ勝利数トップタイ。防御率もトップを維持した。

前半戦は期待通りの活躍で、あっぱれ、マー君となった。これで、ひょっとしなくても、シーズンいきなり20勝も夢ではなくなった。ダルも好調だし、二人でサイヤング賞を争う形勢。さしあたって、夏のオールスター戦での先発争いかな。

完投勝利目前の田中、それを見つめる岩隈投手
はじめの予定では楽天の先輩後輩の投げ合いになるはずだったのに残念。岩隈も好調、それに松坂も先発復帰で3勝目。ダルも含めて、皆、パ・リーグ出身なのが面白い。野茂もそうだったし。どういうわけか、セ・リーグ出身の投手はメジャーでは芽が出ないデスネ。

インタビュー受けるマー君

完封で7勝目をあげるダル

そのあと、出掛けた浄妙寺の白紫陽花、アナベル。全体には見頃は、これからだが、田中やダルの白星のように輝いて咲く花がいくつも。

 

隣りの竹の寺の紫陽花

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明月院 紫陽花 見頃に

2014-06-12 08:12:37 | Weblog

2014年6月11日。あじさい寺の別名をもつ明月院の紫陽花が見頃になりました。平日ですが、たくさんの人が押しかけています。人は見頃を越えています(笑)。

ここのアジサイは95%が姫紫陽花。淡いブルーから日毎に濃いブルーへと変化していきます。今頃の色がぼくは好き。で、”見頃”と打ちました。詳しくは、この案内をどうぞ。

花想い地蔵さんも今日は紫陽花のご馳走をいっぱい。

本堂の丸窓の向こうの花菖蒲はまだ咲いていた。6日前の、最高の見頃を観ているので、今日はパス。そのときの紫陽花は、色がつきはじめたところだった。

まるで、北宋汝窯の青磁の色みたい。”雨過天青”。

さて、今日は何処の紫陽花にするか。まず、田中将大、10勝なるかの、大事な試合を観てからですね。雨も上がるだろうし。

 

 

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三人吉三 渋谷コクーン歌舞伎

2014-06-11 11:07:30 | Weblog

ワイフと明治神宮御苑の花菖蒲をみてから、それぞれ別行動に。ぼくは渋谷に廻り、BUNKAMURAのデュフィ展を観に行くつもりだった。でも、会場に着き、念のため、13時開場のコクーン劇場を覗いてみた。10分前だから、当日券(立ち見)はもうないだろうと思っていたが、まだOKという。それならばと、急遽、予定変更した。いずれ立ち見で観るつもりだったから(椅子席は千秋楽まで空席なし)。

ここでの立ち見は、はじめて。立ち見場所の指定があって、そこからしか観られない。ぼくはM2階の一番うしろ。全体がよくみえるし、端だから後ろの柱に寄りかかれるので、立ち見の特等席(汗)。3時間ほど立ち通しでも疲れない自分をほめてやりたい(爆)。疲れないのは、舞台が面白いからの証拠。車道を3時間も歩いたらくたびれるが、花咲く山道を3時間歩いても、ゼンゼンつかれないと同じ道理。

コクーン歌舞伎第十四弾。”三人吉三”。串田和美演出。勘九郎(和尚吉三)、七之助(お譲吉三)、松也(お坊吉三)。新吾(十三郎)、鶴松(おとせ)。笹野高志ら自由劇場出身の俳優も一緒に。

序幕のクライマックス。大川端庚申塚

お譲吉三の名せりふがきける。待ってました七之助!
月も朧に白魚の篝も霞むの空冷てえ風もほろ酔いに心持ちよくうかうかと浮かれ烏のただ一羽ねぐらへ帰る川端で竿の雫か濡れ手で粟思いがけなく手に入る百両ほんに今夜は節分か西の海より川の中落ちた夜鷹は厄落とし豆だくさんに一文の銭と違って金包みこいつぁ春から 縁起がいいわえ

そこに現れた、同じく盗賊、お坊吉三。今、奪った金包みを置いていけ、とすごむ。何をぬかす、ひょろくだま、お前なぞに渡せるものか(そういうせりふにはありません;汗)と、刀を抜いた争いとなる。どちらも甲乙つけがたい腕前。勝負がなかなかつかない。そこに、現れたのが吉祥院の坊主上がり、これまた盗賊の和尚吉三。腕も立つが、口も立つ、そして男気もある。この仲裁で七之助、松也は、兄貴分の勘九郎に、義兄弟の契りを申し出る。そして、三人吉三は血盃をかわすのであった。三人吉三誕生の見得に大きな拍手。

二幕目では、様々な物語が絡み合う。黙阿弥らしい筋立て。愛し合う十三郎とおとせは実は双子の兄妹だった。ふたりの兄が和尚吉三。お坊は和尚の父親とは知らずに殺していた。お譲吉三は、おとせの百両を奪ったのが事件の発端だと苦悩する。お坊とお譲は和尚吉三に申し訳ないと差し違えようとする。そこへ、現れた和尚。生きていても地獄の苦しみとなろう双子の首を持参、これを手配中のお坊とお譲の首として、差し出すので、二人は逃げて、改心しろという。 

そして、大詰。本郷火の見櫓の場。幕が開くと、観客がおどろきの声。しんしんと雪が降っている舞台。持参した首は贋物だと、お坊は捕らわれ、三人吉三の詮議が行われている。これを知った二人が櫓太鼓を打ち鳴らし、木戸を開けさせ、討ち入る。お坊も駆け付け、三人吉三、勢揃い。大雪の中の捕手たちとの立ち回りがすごい。ときどき、どか雪も。鬱積していた心のウサを晴らすかのように、白い世界に跳ね回る。しかし、もはやこれまでと知った、三人は互いに差し違え、果てるのであった。雪はしんしんと降り続いている。

観客の5列目まで、みなの髪が雪で真っ白になっていた(上から観ているのでよくわかる)。拍手が止まない。全出演者が舞台に上がる。演出家の串田和美も最後に現れた。コクーン歌舞伎をはじめた勘三郎も、天上から息子たちの演技を観ていたことだろう。もしかしたら、あの、どか雪は、勘三郎が、うれしくて落としたのかもしれない。

稽古風景(プログラムから)

 

 

 

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