気ままに

大船での気ままな生活日誌

夕景富士 江ノ島

2015-10-10 09:32:40 | Weblog

これは、昨夕のこと。歯医者さんの定期健診を終えてから江ノ島に向かった。夕景富士がみられるのではないかと。
ところが、あにはからんや、秋晴れなのに、西の空だけは雲でうまっていた。富士山もその中に。ちょっと、がっかりしたが、秋空の雲がきれいで、橋の中央で空ばかりながめていた。

富士山の見える方角には雲の層が。夕陽が雲に入ろうとしていた。

橋を渡り、江の島に入る。しばらく、西空を眺めていたら、いったん雲に入った夕陽が雲間から顔を出した。廻りの風景が次第にほんのりと赤く、染まってきた。こうなると、もう帰れない。ほのかなピンク色に染まる空と海。

そして、夕陽が沈み始める。

そして、ふと、右手に目をやると。つい先ほどまで、姿のなかった富士山が影絵のように、浮き出てきているではないか!

素晴らしい夕景富士にうっとり。

次第に輪郭がはっきりしてくる

漁船が富士見にきた

帰りの橋を渡りながらも富士山を見続けていた。

すばらしい夕景富士だった。

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三日連続、月さまの源氏物語を観賞

2015-10-10 08:50:11 | Weblog

ノーベル賞の三連続科学賞受賞はならなかったが、ぼくの夜明け前の、月・木・金・土星の観賞は、今朝もお天気に恵まれ成就した。これで、三日連続の快挙となった(笑)。

初日はお月さまが一番上にいて、ほぼ等距離で、金星、木星。木星の横に土星。翌日は月と金星が大接近した。そして、今朝は月と木星が大接近。

10月10日午前5時 (矢印、上から、金星、木星、月。土星は木星のちょっと上だが、みえない)

月さまと木星姫。金星姫とはたった一夜の出会いだった。もう、美貌の木星姫に近づく!

と、ところが、木星姫には影のように従う、輪投げのうまい土星王子がついている。
悪い虫がつかないように見張っているのだ。

何も知らない月さまが、木星姫に向かって色目をつかった!

その瞬間、土星王子から、輪が飛んできた。月さまの顔面に直撃。身体はよじるほどの痛さだったようだ。

その後、すっかり、おとなしくなった月さまだった。これで、明日は、別れていくでしょう。その姿もみてみたい。三日連続、光源氏みたいな月さまの恋遍歴を、十分楽しませてもらった。


そうそう、この夜明け前の、月さまの源氏物語を高みの見物をしていた星々が、いましたよ。南天に輝く、冬の星座、オリオン座、そして冬の大三角も。

早起きは三文の得。一足先に冬の星座もみられますよ。
富士山は、まだ初冠雪なし。

みなさん、今日も、一日、お元気で。

ぼくは、これから、二、三本、ブログ記事を書いて、そのあと、藤沢の遊行寺へ。今日が初日。国宝一遍聖絵全12巻一挙公開!

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秋晴れの仙石原すすき草原 

2015-10-09 13:06:27 | Weblog

10月8日は雲一つない秋晴れで、早朝の富士山も見事な姿をみせていた。こんなビューティフルデーは箱根しかない!と、予定していた都内行をドタキャンして出掛けた。

仙石原のすすき草原を歩かなければ、秋は迎えられない!毎年のように、一度は行っている。もちろん、その近くの湿生花園もセットで行く。そのあとは芦ノ湖に降り、海賊船で元箱根港に出て、富士山をみて、成川美術館に寄る。これも、ほぼルーチン。

まずは、すすき草原の巻。

湿生花園からすすき草原へ向かう道にもすすきがいっぱい。

ヤギさんもこんにちわ

そして、すすき草原の入り口に到着。大勢の人々が遊歩道に。

すすき草原は、湿生花園などと、こんな位置関係にある。遊歩道は、ゆるい上り坂になっていて、ゴールまで700メートルほどある。今回は、家内がいないので、終点まで歩くことにした。石ころ道で、結構、歩きづらく、家内はいつも、途中で戻ろうと言う。

では、歩きはじめよう。


横を見たり

窪地に入ってみたり

うしろを振り向いたり

てくてくと、こんな石ころ道を歩く。淵のブロック上を歩く方が楽。ぼくも帰り道はそちらで。

この大きな石のところまで来ると、ゴールはあと一息。ゴール地点に人が集まっている。

ようやく到着。

お山の頂上からのような展望を期待しているとがっかりする。ただ、これまでと、同じ、すすき草原の景色が見えるだけです。

ここから、スタート地点まで、ゆっくりと戻る。帰りは、逆光で、また違った感じの風景もみることができる。

天気にも恵まれて、最高のすすき草原だった!

また、来年も!もしかして、この晩秋にも来るかも(汗)。その頃のすすきがまた、いいんだよね。

 

 

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夜明けのスキャット 月星印

2015-10-09 10:02:46 | Weblog

おはようございます。昨日、一日、箱根で遊んできましたが、今朝一番のレポートは、やっぱり、月星印の夜明けのスキャットから。

月星印って、なあに?という方のために、ぼくが幼少の頃、穿いていた長靴は月星印のだった。こんな社章。

これに近い形で、金星と三日月が並んだ、今朝の夜明け前、午前5時。矢印は上から、金星、月、木星。土星も木星の横にあるが、写らない。

金星と月だけを撮ってみる。よくみると、金星ちゃんがハート型。お月さまに恋を!

さらに、じっと心眼でみると、なんと、お月さまも型!相思相愛だったノダ。

ここで、由紀さおりさんの”夜明けのスキャット”が流れてくる。
♪ルルル・・・ ラララ・・・ パパパ・・・ アアア・・・ ルルル・・・ 愛し合う その時に この世は とまるの 時のない 世界に 2人は 行く のよ 夜はながれず 星も消えない 愛の唄 ひびくだけ 愛し合う 2人の 時計はとまるのよ♪

しかしながら、時計は止まらず、夜はしらじらと明けていく。

そして、明日はどうなるか。10月10日のスケジュール。お月様は、金星ちゃんと離れて、木星ちゃんとランデブーの予定になっております。儚い一夜の恋でございました。

金星ちゃんは、こんどは、由紀さおりさんの”手紙”を唄うことになるだろう。死んでもあなたと 暮らしていたいと今日 までつとめた この私だけど二人で育てた 小鳥をにがし二人で書いたこの絵 燃やしま しょう何が悪いのか 今もわからないだれのせいなのか 今もわからない涙で綴りかけたおわかれの手紙

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夜明けに勢揃い 月、金星、火星、木星

2015-10-08 08:18:30 | Weblog

おはようございます。雲一つない秋晴れの朝を迎えましたね。早朝、とても、いい思いしましたよ。

今朝、4時半頃、目がさめて、ベランダに出て、東の空を見上げたら、素晴らしい光景が拡がっていた。三日月と明けの明星(金星)が接近して並んでいる。そして、金星の下にも、明るい星が一つ、二つ。これが、火星と木星だったということを、天文台の星空情報で知った。

偶然だったけど、素晴らしい天体ショーをみせてもらうことができた。

順に、月、金星、木星(矢印)。土星はぼくのデジカメでは写らない。木星のちょっと上。


金星

明るくなると、木星もみえなくなる。

10月8日午前5時の星空情報(国立天文台)

富士山もばっちり。初冠雪はまだです。

明日は月と金星が大接近するようですよ。明日、天気になぁれ。

さて、今日は、箱根へ。では、行って来まぁす。

 

 

 

 

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煌めく野葡萄 東慶寺

2015-10-07 09:01:08 | Weblog

おはようございます。連日のノーベル賞で日本中、沸き立っていますね。今夜も化学賞頂き!そうすれば、日本初の同時三賞受賞の快挙となります。ぼくは、そうなるような気がします。さらに、文学賞、経済学賞もいただき、世界制覇も!さて、今朝の話題も煌めいています。

東慶寺の野葡萄が見頃になってきました。七色の宝石みたいに煌めいて



七色

野葡萄の蔓

煌めく花々

藤袴

シュウメイギク

ホトトギス

竜胆

シオンと仏像さん

サクラタデとかまきりさんよくみてね、まんなかへん。

萩とアオサギさん 東慶寺からの帰り道

このあと、鎌倉女子大で美術史/フェルメールを受講。ここでも、煌めく娘さんが!野葡萄のようなつぶらな瞳、野葡萄のような真珠の耳飾り。この名画が1882年のオークションでは、たったの2・5ギルダー(1万円)だったそうだ。現在の価値は100億円だって。フェルメールもパトロンが亡くなってから、借金地獄。晩年はさびしかった。

さあ、これから大リーグ中継だ。ヤンキースの田中、アストロズとのワイルドカードゲームに先発。地区シリーズに進めるかどうかの一本勝負の大一番。相手は20勝投手だが、ここ一番では、定評のある田中のこと、やってくれると思う。ぼくの予想、3対2でヤンキースの勝ち!煌めけ、田中将大!

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ノーベル物理学賞に梶田隆章さん 連日連夜の受賞

2015-10-06 22:29:21 | Weblog

今日も期待して待っていた。午後6時半から晩酌をはじめ、そろそろ7時になろうとしている。今日の化学賞(そう勘違いしていた)は、ダメだったかなと傍らの家内に話しかけたときだった。天気予報が始まったそのとき、速報の文字が!おっ!来たかと、ごくっと飲み干し、画面をにらむ。

ノーベル物理学賞に梶田隆章さん、ニュートリノに質量、観測で証明

な、なんと、連夜のノーベル賞!それに、物理学賞は昨年に引き続き、2年連続。今年はないだろうと思っていたが、来た!日本科学未来館の予想では、ノーベル物理学賞の受賞分野はここ数年、”物性→宇宙→物性→素粒子”という4年サイクルが続いているので、昨年の”青色発光ダイオード”は物性、順番通りならば、ことしは宇宙分野からの選出で、日本人の受賞はないとしていた。ところが、はずれて素粒子となり、うれしい誤算となった。

梶田さんら100名の研究チームは、岐阜県飛騨市神岡町の地下鉱山跡にあるニュートリノ観測施設”スーパーカミオカンデ”において、ニュートリノが質量を持つことを世界で初めて観測。半世紀に渡る議論に終止符を打つ画期的な成果をあげた。

喜びの記者会見の途中、私用の電話が入った。すぐ切らず、長々と話していた。人柄の良さが出ている。家内は首相からのお祝いの電話じゃないかと言っていたが、ぼくは、ボケた親戚の叔父さんではないかと言った(爆)。いずれにしても、こんなときに電話するあほの顔がみてみたい(爆爆)

その人は、この方かもしれない(爆)。小柴さん。梶田さんは、カミオカンデ時代に弟子入りした。兄弟子のつくばの戸塚さんも存命ならば、当然、共同受賞のはず。研究は、すべて積み重ね。ただ、代表でいただくだけと、梶田さん。

奥さんも、ただただびっくりしました。

明日は化学賞。これも頂ければ、日本初の、医学生理、物理、化学の三賞受賞!

ちなみに、日本科学未来館の予想では、日本人が二人も入る”リチウムイオン二次電池の開発”=ジョン・グッドイナフ博士/水島公一博士/吉野彰博士

同館は、医学生理、物理学両賞共、はずしているので、いよいよ、三度目の正直で、当たる可能性が高い! さすれば、初の三賞、というか三冠王だ!ああ、ノーベル賞ほど面白いものはない!

グルスキーの”カミオカンデ”を思い出した。



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ノーベル医学生理学賞に美術愛好家、大村智さん

2015-10-06 10:15:50 | Weblog

おはようございます。今日はおめでたいニュースから。

ノーベル賞ウイークに入って、いきなり吉報が飛び込んできた。医学生理学賞に元北里研究所長の大村智さん!おめでとうございます。ちまたでは(日本未来科学館予想)、免疫学の本庶佑さん、オートファジー研究の大隅良典さん等の呼び声が高かったが、先行するお二人を追って、第四コーナーを廻り、直線で一気に抜き去り、栄冠を獲得したというところだろうか(笑)。

以前から、大村さんの素晴らしい業績は多少存じ上げていたが、びっくりしたのが、3年前の茅ヶ崎美術館でのこと。ここで、”響きあう女性美術家の世界展”が開催されていたのだが、その展示品が山梨の韮崎大村美術館所蔵のものばかり。大村さんはそこの館長さんをなさっていて、当時は女子美の理事長もされていた。あの著名な天然物有機化学者が美術館長というのが、なかなか結びつかなかった。若い時から美術が好きで、とくに女性作家の作品を蒐集していたようだ。”自然と美術は人間をまともにする”といつも言われているとのこと、今朝のテレビで知った。

北里柴三郎は、第1回ノーベル医学生理学賞の候補だったが、惜しくも逃している。その北里がドイツから帰国して設立した北里研究所は昨年100周年を迎えている。その1年目に元北里研究所長が同賞を受賞する。一世紀かかった。歴史は面白い。草葉の陰で北里柴三郎がどれほどお喜びのことか。

大村智さん、ノーベル医学生理学賞受賞 土壌放線菌から病原フィラリアなどに殺効果のある抗生物質エバーメクチンを単離

亡くなられた奥さんに、心の中で一番先に知らせた。

韮崎大村美術館から中継

2012年5月茅ヶ崎美術館で開催された、韮崎大村美術館所蔵展。

ぼくからのお祝いは、今朝の紅白の酔芙蓉。昨日の花が、こんな生き生きと紅で残っているのは珍しい。

さて、今夕の化学賞もいただきだ!

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大船フラワーセンター 秋の花だより

2015-10-05 15:30:29 | Weblog

二日ほど前、家内とフラワーセンターを訪ねたときの記録です。

葉鶏頭が見頃でした

千日紅

クジャクアスター

もみじ山のシモバシラが見事に咲いていました

子福桜が咲き始めました。

冬桜(三波川冬桜)も、もう、全部で5輪ほど咲いていました。雄蕊が紅白とは!

台湾椿も次々と咲き始めましたよ。

そして、待ってました!秋薔薇さん!いよいよ咲き始めましたよ。中~下旬が見頃でしょうか。

ほらねたらほらね

かまくらたそがれ 坂倉準三設計の神奈川県立近代美術館・鎌倉本館の建物は保存に決まりました!少しでも、たそがれストップ!

かまくら

たそがれ


おおコワ!実にも棘が!これでもバラでっか?

わての方がコワイとちゃうか。恐竜ひょうたんや。東京生まれだけど、大阪弁を勉強中なんや。

この日もここ、睡蓮の池で、カワセミに出会ったが、写真は撮れなかった。

でもね、蝶のカワセミに出会いましたよ。アオスジアゲハ。


というのはうそで、アオスジアゲハは、その前日、よこはまたそがれで撮ったのサ。

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月映(つくはえ)

2015-10-05 05:43:34 | Weblog

おはようございます。ぼくはお月さまが大好きで、ブログ記事にも、しばしば登場してもらうので、”月映”というタイトルをみて、また月のことかと思い、読まないで、立ち去さろうとするあなた、ちょっとお待ちください(笑)。

これはですね、ある古い雑誌の名前なのです。ぼくも知りませんでしたが、このうつくしい名、月映に、つい惹かれ、東京ステーションギャラリーに足を踏み入れてしまいました。良かったですよ、まるで、誰もいない野原で、ちょうど今頃の半月を見上げているような気分といったらよいか、しみじみとした情感に満たされた展覧会でした。

ちょうど、東京駅が開業した1914年(大正3年)に、この雑誌が生まれた。田中恭吉、藤森静雄そして、お馴染み、恩地孝四郎の三人の美術学生の仲間が、木版画と詩の雑誌の公刊を目指し、活動をはじめる。まずは私家本をつくり、そして念願の出版にこぎつけた。しかし・・・。

この時代、肺結核が不治の病。若い有為の人が次々と亡くなっていく。田中恭吉も例外ではなかった。なんと、月映が公刊されて、一年も経たないうちに世を去るのだ。そして、同時期に、藤森の妹も同じ病いで亡くなる。加えて、やっと日の目を見た雑誌も長くは続かず、田中の死とともに消え去る運命にあった。

大正の時代に一瞬、姿をみせ、はかなく消えていった月映。その原画を中心に、月映前後の作品や資料が、古レンガに囲まれた、いくつもの展示室に約300点、展示されている。

田中は文字通り命を削りながらの作品、藤森も生と死を凝視する作品、そして、恩地孝四郎だって、抽象画ではあるが、同じ思いが溢れている。シーンとした場所でみたいものばかり。一時、おばさんの声が気になったが(笑)、あとはほとんど、いい雰囲気でみることができた。階下の広い、四面レンガの壁の展示室に来たときには、個々の作品をじっくり見るというより、部屋全体の雰囲気を味わっていた。ふと、田中、藤森そして恩地が、おい、おれたちの作品が展覧会になってるぞ、よかった、よかった、と微笑んでいる姿が浮かんできた。

終盤には、田中の死後に、出版された、田中のペン画と恩地の木版画が収録されている萩原朔太郎の”月に吠える”に関連する作品や資料も展示されている。

しみじみとした、いい展覧会であった。

 

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