気ままに

大船での気ままな生活日誌

箱根湿生花園の夏

2018-07-22 09:07:54 | Weblog

おはようございます。

箱根美術館庭園の見事な山百合を見てから、施設巡回バスで湿生花園に向かった。30分ほど、山道を走るのだが、その間、道端に山百合の姿をたびたび目にすることができる。今の季節ならではの楽しみである。

湿生花園に到着。お昼前だったので、まず腹ごしらえ。ひとりのときは必ずお蕎麦屋さんだが、この日は家内が一緒なので、洋食レストランへ。庭の紫陽花がまだ魅せてくれていた。そういえば、紫陽花電車で知られる登山電車でも、終点の強羅に近づくにつれ、生きいきした紫陽花の花を見ることができた。そんな箱根なのに、今回の猛暑は容赦なく箱根の山までのぼってきていた。

では、湿生花園に入りましょうか。この暑さでお客さんも少ないようだ。

入口近くの鉢植えの鮮やかな紅花サワギキョウが迎えてくれる。

では落葉広葉樹林から入りましょう。いきなり山百合が!

そして、ここで一番楽しみにしていたフシグロセンノウがあちこちで咲いていて、マンゾク。ただ、前回、見たオグラセンノウやエンビセンノウが見つからなかったのはちょと残念。


コオニユリも。

エゾミソハギはあちこちに。

タチギボウシなどのギボオウシもあちこちに


 

キリンソウ

ハコネギク

湿原植生復元区へ。遠くに仙石原のすすき草原が見える。

カセンソウ

シシウド

クサレダマ

出口へ向かう。

サギソウ

ポンテデリア

チョウセンギク

食虫植物展も開かれていた。その中のひとつ。

ムシトリスミレ

いつもなら、ここから芦ノ湖へ向かうのだが、猛暑のため、小田原へ引き返した。次は涼しくなった頃に。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。

 

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夕富士と夕月 秋明菊の初花 

2018-07-21 21:53:16 | Weblog

こんばんわ。

ピンク色に染まった夕空と夕富士にうっとり

目を南に移してゆくと、夕月が

上弦の月プラスワンの月

午後の猛暑散歩もなかなかよかった(瀧汗)。

大巧寺にて

秋明菊の初花ひとつ。秋はもうそこに。

名残りの紫陽花。猛暑の夏はいつまでも。

妙本寺にて

名残りの凌霄花。二本とも花がほとんどなくなった。夏のおわりか。


白蓮と日蓮。心頭滅却すれば猛暑も亦た涼し。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

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御嶽海、涙の初優勝

2018-07-21 18:45:34 | Weblog

名古屋場所14日目、御嶽海が栃煌山を破り、初優勝を決定!

名門出羽の海の力士としては38年振り!長野県出身力士として近代相撲初、江戸時代を含めると、史上最強と云われる、雷電以来の快挙!さらに、平成生まれでは照ノ富士以来2人目で、日本人力士としては初。学生出身力士としては、琴光喜以来17年ぶり。

三横綱と新大関が休場するという異常な場所ではあったが、ふがいない二大関に代わって、見事に名古屋場所を支えた。

御嶽海、栃煌山に完勝

うれしい勝ち名乗り

インタビューがはじまる

思わず感極まって、涙

涙の初優勝、おめでとうございます。

先を越された高安。秋場所こそ!

コメント (2)
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箱根美術館の山百合、最盛期です

2018-07-21 08:58:54 | Weblog

おはようございます。

猛暑の中、少しでも涼しいところへと、箱根の山にのぼったが、あにはからんや、下界と変わらなかった。暑い、暑い箱根だったが、箱根美術館庭園の山百合が最盛期で、まさに暑さを忘れるひとときだった。

箱根美術館の庭園は苔庭と紅葉で知られるが、夏の山百合も知る人ぞ知る名所である。あまり知られていない証拠に、”箱根美術館”と”山百合”のキーワードを入れて、ヤフーで検索すると、ぼくの毎年のブログ記事が上位を占める。それだけ一般的ではないという証拠(汗)。

苔と青もみじの庭園

この庭園の入り口が渓谷になっていて、そこに山百合が数十株、咲いている。ほんとに、今が最盛期という感じ。橋の上から一望すると、それはそれは見事なものだが、写真では、その良さは1/10も表われていない。やっぱり、老眼でも、裸眼が一番(笑)。

渓谷の山百合




苔庭の山百合

石楽園の山百合

山百合を十分、楽しんで、美術館へ。

竹庭の山百合をみて次の目的地へ。

今年最高の山百合でした。

それでは、みなさん、今日も一日、猛暑に負けず、お元気で!

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今日は上弦の月 御嶽海は上機嫌の日

2018-07-20 20:50:54 | Weblog

こんばんわ。

今日は上弦の月です。御嶽海は豪栄道を退け、初優勝に大きく前進し、上機嫌の日となりました。

今日は上弦の月


御嶽海は上機嫌の日

高安は不機嫌な日。遠藤に勝っても、優勝の目は完全になくなった。

遠藤は勝っても、負けても、いつも不機嫌な顔。


ぼくは上機嫌な日。箱根美術館の山百合が見頃だったし、うな丼も食べたし。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

箱根美術館の上機嫌な埴輪

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真夏の”春の院展”

2018-07-20 06:58:04 | Weblog

おはようございます。

横浜のそごう美術館で”春の院展”が開催されている。何故、真夏に?というわけは、日本橋三越でスタートしたときは春はじめの3月だったが、名古屋、秋田、札幌、福井と廻るうちに春は過ぎ、6月から京都展、大阪、山形、倉敷と巡り、横浜に到着したときには歴史的な猛暑の真夏となったのでありまする。さらに、そのあと、七つ、最終の徳島では”真冬の春の院展”になるのでござる。

全国行脚の”春の院展”ですが、一番、これを開催するのに相応しい地は、やはり横浜でしょうか。院展の創設者、岡倉天心の生誕地ですからね。

横浜市開港記念館横の天心生誕の地・記念碑

マクラが長くなりました。そろそろ、本題へ。本展は、発足当初は”日本美術院小品展”と称されていたように、比較的サイズの小さな作品ばかりです。同人作家、35点をはじめ、受賞作品、関東出身、在住作家の作品、合計206点もが展示されている。外の猛暑を忘れるような会場で、作品も涼やかなものが多く、ほっとしたひとときでした。画家自身の解説文もあり、それがまた楽しい。

では、ちらしに採用された作品をご覧ください。一部、画家の解説文も入れておきます。

宮廽正明 閑吟
風が唄を詠みながら河を渡り、さざ波を引く。唄が風の中からよどみをひろう。 何も求めず、押しつけず、ただひたすらに想うだけ。たとえば、もっとやさしいことだと思っていた。 岡崎市で八丁味噌取材中の何気ないひとコマ。


齋藤満栄 秋暁
秋のあかつき。十一月の初旬、数日間だけにみられる金色の光の中に浮かぶ菊の印象を描きました。

小田野尚之 轍(わだち)
木々の間に、まるでトタン板のパッチワークのような小屋や白い轍(わだち)がある光景に出合ったときに、かつて観た映画の好きなシーンに似ているように思われて、この雰囲気をもとに制作してみようと思いました。


手塚雄二  冬風
風に立ち向う姿を描きたい。

宮北千織  華燭


大矢紀 華月蝕
今年平成三〇年の皆既月食は本当にすばらしく妖しい位美しかった。 月食、ブルームーン、スーパームーンの珍しい天文現象が一五二年ぶりに重なり、寒さにふるえながら夜ふけるまで梅木の元で大宇宙の壮大なドラマを固唾をのんで見ていたのである。 春の夜のやみはあやなし梅花(うめのはな) 色こそみえね香やはかくるゝ(凡河内 躬恒)

この作品は、ちらし写真にはなかったのですが、お月さま好きのぼくにはどうしても、入れておかねばとサイトの写真をカメラで撮って載せました。

ぼくのみた、その日の皆既月食↓

受賞作品

鈴木恵麻 路傍の花(日本美術院春季展賞)

前田力 刻む (郁夫賞)

浦上義昭 遊仙郷 (外務大臣賞)

ほかに、下田義寬・早暁梅が香、伊藤髟耳・秋の気配の動き、那波多目功一・ふり初めし刻、 福王寺一彦・三日月、梅原幸雄・待花、高橋天山・ 春は曙・清少納言、番場三雄・待春、石村雅幸・宮守、等の作品が印象に残った。

ポスターの作品は村上裕二・カミナリ富士

こちらは、田渕俊夫作、明日香心象/寒月昔は夜が驚くほど暗く、人々は月の出を待ち焦がれたようです。月が出るとその明るさは現代人には想像できないほどのものだったと思います。 今宵は満月。皓皓とした月が、寒さを物ともせず妻問いに急ぐ若者の行く手を明るく照らしていました。

”春の院展”のあとは、すぐ9月の、秋の院展。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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明月院 紫陽花ひとつ、山百合ふたつ

2018-07-19 22:44:29 | Weblog

こんばんわパート2(笑)

猛暑の午後、明月院に出掛けた。

誰れもいない山門へつづく紫陽花の参道。

すっかり、紫陽花もなくなったなぁと、ふと振り向くと、たったひとつ紫陽花の花が!

本堂前にも一人もいない。こんな景色ははじめて。猛暑記念にパチリ。

並ばず、丸窓もパチリ。

開山堂方面に目をやると、百日紅が咲いていた。

ふと、百日紅の根元に目をやると、なんと、山百合が!もう、すっかり終っていたかと思っていたのに。猛暑の中、訪ねてきた甲斐があった。

そのあと、下の休憩所の近くでも山百合をひとつ。合せて二輪の山百合を見せてもらった。


秋海棠も咲き始めていた。初秋海棠!

明月川の羽黒トンボはまだ出ていないようだった。

それでは、再度、おやすみなさい。

 

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高安、意地の逆転勝利

2018-07-19 22:10:08 | Weblog

こんばんわ。

高安が大関の意地をみせた、御嶽海との大一番。うしろ向きにされ、もはやこれまでと思ったが、見事に逆転勝利をもぎとった。これでカド番も脱出!さらに、数字の上では初優勝の可能性も残した。よくやった、高安!

軍配は御嶽海に上がったが、すぐに、正面の審判席に陣取っていた元兄弟子、若の里(西岩親方)から物言いがついた。審議の結果、高安の足が残っており、行司差し違えで高安の勝ち!文字通りの逆転勝利!

前から

横から

うしろから

かどばん脱出し、さあ、これからだ、高安!

豪栄道と遠藤の3敗同士の対戦は、豪栄道の圧勝。こちらも大関の意地をみせる。

これで、一敗の御嶽海を二差で豪栄道ら4力士が追う展開となった。豪栄道が、明日の御嶽海戦に勝てば、一差となり、優勝の行方は混沌としてくる。2017年秋の豪栄道のV逸を思い出す。11日目を終え、後続に二差つけながら優勝を逃した。そのときも3横綱2大関が休場という今場所とそっくりな状況だった。もしかすると、今場所、豪栄道がそのときの借りを返すようなことになるかも。あるいは、さらに、優勝ラインが4敗まで下がり(数字的には可能)、高安が涙の初優勝ということになるかも。とにかく、こうした夢をもたせてくれる、今日の高安の価値ある白星だった。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

明月院にて

 

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新世紀、パリ・オペラ座

2018-07-19 09:08:54 | Weblog

おはようございます。

かまくら銀幕上映会の今回の作品は、”新世紀、パリ・オペラ座”。2017年、フランス・スイス合作の、オペラ座の舞台裏を1年半ほど追ったドキュメント映画。パリのオペラ座は二度ほど、見学しているし、どんな映画なのか楽しみにしていた。

映画は、オペラ座の総裁室から始まる。芸術の殿堂として君臨してきたオペラ座だが、新世紀、どうアピールしていくのか真剣な話し合いが行われている。この撮影期間に様々な出来事が起こる。著名なバレエ監督の突然の辞任やオペラの主役が公演二日前にドタキャンするなど。スタッフの大慌ての様子が映し出される。また、組合のストライキ、同時テロ事件による混乱も。もちろん、公演の厳しいリハーサル風景もある。このとき有名なオペラ歌手が”ちらり出演”したり、いくつもの名アリアも聞くことができる。

また、オペラ座では新人の歌手の育成もしている。21歳のロシアの片田舎出身のミーシャ、英語もフランス語も十分話せないが、素質がありそうだと選ばれた。青年のどぎまぎした嬉しそうな顔と感謝の言葉が印象的。そして、講師陣から厳しい指導を受ける。

映画の最終盤に、ミーシャが再び現れる。リサイタルで、イベールの歌曲”ドン・キホーテの四つの歌”を披露する場面。♪人生はうたかたの夢・・・たった一つの逸話を残せばいい♪ 見事に歌いきり、万雷の拍手。彼を見続けていた有名オペラ歌手も満点だよと、肩をたたく。

オペラ座の舞台裏で繰り広げられる、さまざまな人間ドラマを楽しむことができる。ドキュメント映画は面白い!

 
最高は、最高に、挑み続ける

パリのシンボル、オペラ座(5,6年前)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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スパイダーリリーと浜木綿

2018-07-18 22:48:33 | Weblog

こんばんわ。

今夕、友人と飲み会があり、お相撲はみられなかった。ただ、勝ち負けだけはスマホでチェック。御嶽海、11連勝。高安は連敗。怪我のせいかと心配。

というわけで、今日はお相撲の写真がない。その代りに家内が近所の奥さんからもらってきた珍しいお花の写真を載せましょう。その名はスパイダーリリー。そのまま訳すと”蜘蛛百合”。おお恐わっ。

たしかに、細い花弁がまるで蜘蛛の脚のように6本、伸びている。それで、スパイダーリリー。納得。でも、蜘蛛の脚は8本だけどね。ネットで調べてみると、ヒメノカリスというのが正式な名前で、和名はササガニユリ(笹蟹百合)とのこと。たしかに蟹の脚にもみえる。これも足の数が足りないけどね。



アサガオの花のようなのは副花冠(花弁の内側にある附属物)で細い花弁が六つ。分類学的には、ユリ目ヒガンバナ科、ヒメノカリス属とのこと。

この花を見て、ふと思い出したのが、昨日、大巧寺で見たハマユウ(浜木綿)の花。細い花弁がよく似ている。

同じくヒガンバナ科に属し、名の由来は、花が木綿(ゆう)のように白く垂れることからきているとのこと。百足百合(ムカデリリー)にされなくて良かったね。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

川崎での飲み会の前に横浜に立ち寄り、そごう美術館に。真夏の”春の院展”(笑)。

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