まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

トーションバー台車

2008年07月18日 | ひろでん
広電には、国内では珍しいトーションバーを用いた台車を使用した車両がいます。この台車は日本車両で製造され、遠州鉄道(形式は失念しました…)と広電2000型と2500型(現3100型)のみで使用されました。

トーションバー台車とは、台車と車体との横揺れを枕バネの替わりに、金属の捻り硬性を応用したトーションバーで揺れを吸収させる機構の台車です。理由は勉強不足なのですが、国内では普及しなかった機構の台車です。
現在、3102号が入場しており台車の詳細写真が撮影出来ましたので紹介します。


NS508A 3101号

文献によれば、NS508台車にはA~Dがあり、Bは2000型(2004以降)に用いられ、他は3100型に用いられております。
 

ひっくり返すと…

写真中央部は、車体を支える心皿部分で、そこから左右に伸びる金属棒で台車枠に結ばれております。

今日は偶然これらの台車を撮影する事が出来ました。撮影後に教官室でトーションバーのウンチクを語っていたら、車両担当の教官が『…??』の状態でした。

まぁ、何かと風当たりが強い今日この頃ですが、辛うじて踏ん張っておれます。何時まで持つかは神のみぞ知る…(謎)