まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

プロジェクトU…41126

2009年11月29日 | 工作室から
人類の進化よりも遅く進む“プロジェクトU”ですが、超常連リスナーのSatokawaさまから貴重な資料を提供して頂き、ここまで工作を進めることが出来ました。


クモハ41126

『気楽に楽しむ』のコンセプトにそぐわず、お手軽には済まないクモハ41126ですが、屋根上配管も“らしく”表現でき、パンタグラフや窓ガラスを一部嵌めこんで、仮組みをしてみました。
Hゴム窓は、12系客車のを流用しているので、表情が若干異なりますが、まぁ雰囲気は出ているのではと自画自賛してます(笑)

運行窓は、t0.5プラ板を土台にし、Hゴム部分をt0.3プラ板を張り合わせ表現し、若干削り薄くしてみました。実物写真を見ながら大きさを決めましたが、正面雨樋の形状が間違っているので、天地寸法が小さくなってしまいました。もう、0.2mmは欲しいかな?



屋根上配管は、方向転換車であるが故に全て作り直しです。特に悩ませたのは、避雷器配管で、向きが逆である為に悩んでしまいました。偶然ですが、クモハ40054を作られた方の画像を見つけましたので、それを参考にさせて頂きました。



連結面は、製品の幌を幌枠として再利用し、エコー製の旧国用幌を取り付けます。幌吊りは真鍮線を適当に曲げて製作しました。
キャンバス押さえは、プラ板をフリーハンドで切り出し貼り付けました。ヘロヘロの形状ですが、もうそのままにしてます(汗)

さあ、だんだん寒くなる時期ではありますが、塗装の目処が立ってきました。“年内”は無理ですが“年度内”には第1陣が完成するか…な?

赤電

2009年11月28日 | 廊下から
静岡で1泊し、翌日は予定を変更し浜松で途中下車をしました。嫁さんは高校時代の同級生と会うとの事なので、その間アタシは乗ったことの無い、遠州鉄道(通称、赤電)に乗って参りました。

JR浜松駅から、遠鉄の高架線を頼りに新浜松駅に向かい、ホームへ上がってみると留置中の電車がいたので観察してみました。


モハ27

写真で見た事のあるスタイルの電車ですが、足回りを見ると見慣れた台車が…



ウチとココにしか居ないらしい、日車製トーションバー台車を見ることが出来ました。どんな乗り心地なのか体験したかったのですが、残念ながら動く気配がありません。この後に行った西鹿島の車庫に留置中の車両も同様でした。

先頭のクハ80の方は新しい台車を履いていたので、1列車で二つの乗り心地が楽しめるのでしょうか??


1007

この列車に乗り込み、とりあえず終点の西鹿島に向かう事に。ベース帯は12分間隔の運行ですから、運行密度はかなり高いようですね。

運転席の真後ろに陣取り、悲しい習性なのか、運転士の動作を見つつ電車を楽しみました。


モハ51

西鹿島の車庫には、平日ラッシュ帯に使用されるとおぼしき車両が留置されていましたが、中にはこんな不細工なお顔の電車もいました。

アタシにはここに何種類の車両が居るのか、さっぱり判りません(汗)



乗務員が交代する西ヶ崎駅には、貴重な機関車が留置されていました。


ED28 2

この機関車は豊川鉄道(現JR飯田線)が英国English Electric社から1922年に購入したデキ51で、国鉄買収後はED28の2号機となりました。1959年に廃車となり遠州鉄道にやって来て主に入換用として使用されたそうです。

この機関車の存在を忘れていたので、電車の中から見えたときには大変驚きました。当然、帰りに途中下車をし、道路やホームから舐るように撮影しました(笑)

今回の旅行は、鶴見線、大井川鉄道、遠州鉄道とかなり濃い“鉄”分補給となりました。次はどこへ行こうか…お小遣いの範囲で(汗)

【参考資料:交友社刊『電気機関車展望1』】

胎教…

2009年11月26日 | 廊下から
旅行3日目。嫁さんとお腹にいる子供に『本物の汽車とは何ぞや?』を教える為、大井川鉄道へ寄って来ました。ま、これを世に言う『胎教』と言うんですかね…(笑)


金谷駅

私にとっては約10年振りの訪問でした。この日の下りSL列車は1ヶ月前には全て満席。辛うじて上り列車の切符が取れました。最近はネット予約が出来るんで便利ですねぇ…



狭い駅ですが、SL列車に乗車する人々でごった返していました。そんな喧騒の後に発車する普通電車で千頭に向かう事に。



造花ではありますが、こんなさりげない飾り付けが好ましいです。ゆっくりお弁当を食べながら、景色を楽しみませて頂きました。ちょっと紅葉には早かったような…

そうそう、この列車に乗っていると沿線でカメラを構えている方を多く見かけたのですが、田野口駅付近でカメラを構えている方々の中に知ったお顔が… 驚きました(笑)



千頭駅に到着すると先行のSL列車が入換作業を始める直前でした。タイ時代の姿に復元されたC56は置いといて、その後ろの客車に思わず○○から△△が…(謎)


スハフ43-3

やっと、特ハのスハフ43を間近に見ることが出来ました。嫁さんそっちのけでホームを駆けずり回って撮影させていただきました。



発車前にちょっとだけ車内に入って撮影を。室内は勿論、トイレ側の貫通路の形状までつぶさに観察し、ついでに多度津工場特有の更新されたトイレ窓もしっかりと… もうムラムラしっぱなしです。お股ではなく工作意欲が…(爆)


下り『かわね路』号

本日乗車するのは、上りの『かわね路』号です。牽引機はこれまた動く姿を初めて見るC10です。



C11も好ましいスタイルなんですが、こうしてみるとC10の方が良いですね。



久々に生きた旧客に会えて興奮しっぱなしでした。この間、嫁さんは待ちぼうけと思いきや、自分のコンデジ持って列車の写真を撮りまくっていました…さすが。

つづく

そして野に放たれた…

2009年11月23日 | 廊下から
ホテルを出て、“宇品花火”と“フラワー”が一緒になった位に混んでいた山手線に乗り、どうにか京浜東北線に乗換て辿り着いたのが鶴見駅でした。

実は、以前から鶴見線に乗ってみたくて、今回やっと実現する事が出来ました。


鶴見線乗場改札

鶴見線の乗場に向かうとまず目に付くのが連絡改札口です。聞いた話では、鶴見線内は全駅が無人駅であるため、ここで一括して切符等をチェックしているそうです。今はSuicaでの利用者のために各駅には地上機はが設置してあります。



中に入ると古きよき時代を感じさせる構内に暫く感心していると、妙なお顔(?)の205系が入ってきました。205系もこの位の長さだと好ましく見えますな(笑)

この電車の乗り込んで、まずは海芝浦駅に向かいました。


海芝浦駅

海芝浦駅と言えばご存知『東芝』の工場敷地内にある駅で、関係者以外は当然、外に出ることは出来ません。とは言え、最近は駅の隣の公園までは行けますが…



ここは『関東の駅百選』に選ばれているようで、海に面したホームからの眺めは良かったです。とは言え、ホームに何時間も座っている勇気はありませんが…(笑)

工場の守衛さんに許可を頂いて、工場ゲート横にある券売機で切符を買って、折返しの鶴見行に乗り込み、ドーム状の屋根が特徴的な高架駅の国道駅で下車しました。


停車中の扇町行

高架下の改札口

国道駅は、私鉄時代に作られた高架上にあり、ホームの佇まいもですが高架下の改札口や商店(飲み屋街?)も古き面影が残っています。
やはり、こんな雰囲気には茶色の旧型国電が似合っていますね。しかも17m車が…(爆)

再び国道駅から電車に乗り鶴見小野駅で下車、そこからは徒歩で弁天橋駅へと移動し沿線で撮影できないかと思いましたが、駅撮り以外は難しいようですね。

弁天橋駅から電車に乗り、海芝浦支線が別れる浅野駅で撮影後は、安善駅に移動しました。


安善駅

発車を待つ石油列車

安善駅構内を眺めてみると、『米タン』用のタキ38000が多く屯していました。石油列車もここまで電機牽引で入るのかと思いきや、DE10牽引の短編成で居たのには拍子抜けでした。


武蔵白石にて

この辺りまで来ると、電車は工場への高圧送電線の下を通り、独特な風景が見られます。どこかで送電線と電車を絡めて撮影できればと思いながら武蔵白石駅まで歩きましたが、結局は駅構内でしか撮影できませんでした。電車が陰になったのが残念…(涙)

大川支線は列車が朝夕にしかなく、平行道路が判らず行く事を断念し、電車に乗り込み扇町駅へ向かいました。


扇町駅にて

扇町駅に到着し、写真をゆっくり撮ろうかと思えば、次の電車は何と2時間後! 慌ててSuicaをタッチして折返し電車の飛び乗りました。周りを良く見るとそんな場所は全く無いので折り返して正解でしたが。


浜川崎駅の南武支線乗場


尻手行

浜川崎駅から尻手まで南武支線に乗れば、この日の午前の部は終了し次の目的地へ…

南武線~京浜東北線~常磐線と乗継、向かった先は…


ここ(笑)

東京で唯一、地図無しで自信持って来れる模型屋さんです。約1年ぶりに行ったのですが、思うことがあって欲しくなった客車キットとパーツを買って安心してたら…

『あっ!もう出てる…(汗)』



また客車が増えましたが、いつ作るんでしょうね…(笑) この後、更にエコーモデルに行ってもうちょっと散財…(汗)

結局、鶴見線安善~武蔵白石と大川支線に乗れませんでしたが、充分楽しめました。おまけに欲しかったキットも手に入ったし…

2日目も有意義に過ごせました(笑)

つづく 

“鉄”分補給…

2009年11月22日 | 廊下から
19日から、奥様の出張に同行(便乗…?)して、関東方面へ“鉄”分補給へ入って参りました。

行きは私たっての希望で、500系『のぞみ号』のお名残乗車。しかも交渉の甲斐ありグリーン車への乗車でした。



アタシは自他共に認める『雨男』、出発当日は勿論『雨』しかも、かなり強い…(汗)


この表示もあと僅か…

生憎の天気ではありましたが、期待に股…いや胸を膨らませて、列車に乗り込みました。4月に500系『こだま』で元グリーン車に乗りましたが、やはり本物のグリーン車は違いますね。

数日前にユ○ク○で新しい服を買い、小奇麗な格好をしてきたつもりでしたが、やはりグリーン車の雰囲気には溶け込めなかったような気がしたのは私だけ?(汗)


グリーン車内

新幹線のグリーン車に乗ったのは、Fおぢさんと一緒に乗った『ウェストひかり』の0系以来…。列車は遅れる事無く東京駅に到着し、4時間の優雅な旅を満喫させて頂きました。



着いたその日は、浅草寺へお参りして落語を聴きに行きたかったのですが、生憎この日は満員で立ち席のみ。ここからは奥様の御供と相成りました…

さて、翌日はうって変わっての快晴でした。ホテルから富士山がくっきり…



奥様はこの日、会社の会議でしたので私は一日フリー。嫁さんは『方向音痴のオロオロ君を、大都会に一人放つのは…』と心配をしておりましたが、カメラを担いで朝から“鉄”分補給に出かけました。

つづく…