まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

みちのくひとり旅・・・3

2023年05月07日 | 単身赴任

宮古駅に到着し、美味しいお昼を食べようと出口から外に出ると、いいお出汁の香りが…

何と、出口横に立ち食いそばがあるではないですか!

メニューはいたってシンプル…

贅沢にも880円の、磯ラーメンを注文してみました。

透明感のあるスープに、大きなホタテと、わかめと刻んだめかぶが、よいアクセントになっています。

美味かった!

跨線橋がいい味出してます!

駅舎はJRとの共用で、みどりの窓口もありますが、改札の係員は三鉄の方のようです。業務委託を受けているのでしょうか?

駅隣の三鉄のお土産物屋さんで、お土産を購入して少しでも増収に協力…

次の久慈行きを待ちますが、発車の約15分位前まで改札口が開かないのも、久々に体験しました。

宮古13:54→久慈15:31 113D

臨時で発車番線が変更となり、乗車したのは新しい車両…

古いのには結局乗れずじまい…(涙)

乗車したのは、後ろの36-718号車

この車両にも、大きなテーブルが付いていました。

佐羽根駅

ふと視線を感じたので、横を見ると…熊(笑)

田老駅

国鉄時代に開業した駅の外も、津波の爪痕が…

鳥越駅

橋脚と駅舎が跡形もなくなった鳥越駅、ニュース映像で見たときの印象が忘れられません…

普代駅

交換した114Dには、あまちゃん号が!

白井海岸~堀内

列車は徐行で橋梁を通過。静かな太平洋を満喫できました。

袖が浜…ではなく堀内

堀内駅周辺は、『あまちゃん』の舞台となったようです。

ドラマは見ていないので内容はよく分かりませんが、あのオープニング曲は一度聴いたら忘れられませんね(笑)

堀内~野田玉川

ここでは約2分停車して景色を楽しませてくれました。

十府ヶ浦海岸駅

ここから見える防波堤の建物ですが、お土産に購入した本によると、津波被害の痕跡を今でも残しているとの事…

屋根の右側が少しめくれあがっているのは、津波を被った際にできたものだそうです。

あれだけの高さの波が襲ってきて、街や線路、そして多くの人々を流してしまったのかと思うと…

陸中宇部~陸中野田

色々想いながら車窓を眺めていると、廃バス発見!

振り向きざまに辛うじて撮影できました。詳しくは…どなたかが語ってくれるでしょう(爆)

15時31分、久慈駅到着

念願だった全線走破を達成することが出来ました!

遂にここまでやって来ました!

今回の乗車は、微力ながらでも増収になればと、敢えてお得な切符は使いませんでした。

あとは目についた本を一冊とお菓子を購入して、三陸鉄道の応援になればと…

三陸鉄道の向かいのホームはJR八戸線のホーム。

久慈17:00→八戸18:44 454D

ここからは新しい(?)キハE131を初体験。

車内は電車みたい…

走れば、ハイブリッド気動車と同じエンジン音が…

こちらはエンジンで駆動するので、とにかく賑やか…を越えてうるさい!

陸中夏井駅

緩急車を再利用した待合室に、おまる決壊(糞爆)

18時44分、八戸駅到着

沿線の景色は見ておこうと、睡魔との闘いに打ち勝ちました(謎)

八戸駅に隣接するホテルに宿泊したので、カーテンを開けるとトレインビューのお部屋でした。

この日もコンビニで地酒のワンカップを買って、一人乾杯イェ~

如空カップは可愛かったので、洗って持ち帰りました。使い道は…?

 

つづく


みちのくひとり旅・・・2

2023年05月07日 | 単身赴任

釜石で宿泊したホテルのロビーには、東日本大震災による津波被害の写真などが展示されています。

今、まさにいるココがあのような状態だったなんて…

宿泊した部屋から下を…あの日はこの真下に津波が押し寄せたなんて…

ここも…

隣のホテルの壁には、津波で浸水した場所が記してあります…

復興住宅…

釜石駅へ向かう通り。

津波被害前には完全に戻ってはないでしょうが、ここまで街を復興された方々のご努力には頭が下がります。

少しだけ街を散策して、釜石駅に向かいます。

釜石7:41→盛8:29 206D

盛からやってきた203Dが折り返します。

乗車したのは36-711号で、イベント対応なのか大型のテーブルが設置されています。

宮古から到着した4Dからの乗換客を待って発車します。

釜石~平田

平田~唐丹

こんな穏やかな光景が、一瞬にして変わったんだろうな…

唐丹

新たに作られた防波堤。

三陸~甫嶺

ここも街並みがあったのでしょうか…

恋し浜

クウェート国からの支援に感謝の意を記した表示。同じく同国の支援を受け導入した車両にも表示されているとのこと。

綾里

すれ違った5205Dにはレトロ調車両が…

陸前赤崎~盛

市街地へ入ると、岩手開発鉄道の線路とオーバークロスします。

8時28分、盛に到着。

列車から降りたら、ホッパ車の歓迎を受けます(爆)

到着ホームの向かい側は、大船渡線BRTの乗り場に。

駅周辺を散策する前に、駅舎をパチリ。

【追記】

クモイ103さまの書き込みにある記念碑を追加します。

 

駅横の構内を跨ぐ跨線橋に上がると…

三陸鉄道の車両基地

そして隣接するのが、岩手開発鉄道盛駅。

赤崎線方

日頃市線方

ホキの車列を見るとワクワクするのは、アタシだけでは無いはず…

とりあえず、西のワムハチさまのために、撮影をしっかりしておきます(糞爆)

構内には、旅客扱いを行っていたころのホームと待合室が残っています。

GWで列車は運休中のようです。広島へ戻るまでには、走っている姿を見てみたい…

三陸鉄道と大船渡線との兼掌踏切から盛駅方を望む…

バスが来た時にはどう作動するのかな?

宮古から到着した2006Dが一旦引き上げて連結作業を行い、これから乗車する2207Dに組成されます。

盛10:03→宮古12:23 2207D

ワンマン列車なので扉扱いのない2両目…先ほど到着した36-712号へ乗車します。先ほどと違って、大型テーブルは設置されていません。

陸前赤崎

津波により移転した住宅地に合わせて駅も移動したそうです。

綾里

離合した5210Dは、開業時から活躍する車両が。

開業当時、鉄道ジャーナル誌の表紙を飾った姿のインパクトは今でも忘れられません。

釜石

釜石から宮古へ直通するので、JRとの共用ホームへ入ります。

大槌

災害当時、テレビ中継で何度も耳にした大槌の地名。

ここも、あの日までは街並みが広がっていたのでしょう…

大槌~吉里吉里

岩手船越~織笠

ちょっと解り辛いのですが、多くのこいのぼりが泳いでいます。

織笠~陸中山田

復興住宅でしょうか。

陸中山田~豊間根

新しい住宅と空き地…こういった姿を見ると、本当の復興はまだまだだと感じます。

津軽石

津軽石~八木沢・宮古短大

バス好きの方へサービスカット(笑)

12時23分、宮古着

隣のホームには、JR山田線の臨時列車が停車中。

ハイブリット気動車なんで、突然エンジンが轟音を上げます(汗)

ここにも…1度は乗ってみたいな…

次の久慈行きまで約1時間半のインターバルがあるので、昼食を求めて駅前を散策しようと思ったのですが…

 

つづく


みちのくひとり旅・・・1

2023年05月07日 | 単身赴任

昨年のGWは世に言う帰省ラッシュでヘロヘロに…テレビで毎年見ていたあの光景に巻き込まれ、辟易しました(汗)

開業も近いし、夏までまとまった休みが取れない…ならばと、広島へ戻らず乗り鉄を楽しむことにしました。

宇都宮5:50→黒磯6:42 625M

『ヤツ』の襲撃に備えて黒磯駅でのインターバルを取ったのですが、そのの心配も杞憂に…

『ヤツ』は自宅を出る直前に襲撃してきました(爆)

余裕が出来たので、久々にコレも記録しておきました。

黒磯7:09→新白河7:33 4125M

風景を楽しむならボックス席…

新白河7:37→郡山8:17 2125M

分かっていましたが、ここからは701系…

ロングシートの旅が始まります(涙)

8時17分、郡山に到着。

次来るのはE721系のはずだから、ボックス席に座って景色を楽しもうと思ってたら…

郡山8:42→福島9:29 1129M

え~ またロングシートぢゃ!(滝涙)

9時29分、福島に到着。

座れる確率は低いけど、一縷の望みを持って跨線橋の階段を駆け上がり…

福島9:34→白石10:08 1173M

GW真っ只中ともあってか、これまで乗った時以上の激混み…当然座れません(息)

10時08分、白石に到着。

途中で車いすスペースが空いたので、壁にすがることが出来たのがせめてもの救い…

ここからは、6両編成の列車なので、並ぶ人が少ない福島寄りの乗車口に並びます。

白石10:17→仙台11:04 437M

これまでの経験は活かされて、余裕で座れましたが…

やはりシーズン中なのか、白石駅発車直前には空席がほぼ無くなりましたねぇ…

11時04分、仙台に到着。

乗継時間に余裕が出てくるので、ここで昼食…

最近お気に入りのココへ…改札を出なくても入れるのがイイですね!

食券を買って、それを渡したら番号札を貰って並び、商品を受け取って喫食スペースへ移動…この流れに慣れて人が多いようで、店内で右往左往することもしばしば…

今回のかき揚げは、海鮮具材がたまたま多かったようで、最高に美味かった!

満足して1番ホームへ

仙台11:47→小牛田12:32 2535M

出発前に写真を撮りたかったのですが、701系が来るのは判っていたし、座る事を優先して列に並びます。

12時32分、小牛田へ到着。

キヤはともかく、色違いのキハ100系(110系?)は何?

小牛田12:52→一ノ関13:38 549M

宇都宮界隈でも思ったのですが、東北本線はとにかく駅間が長い…

13時38分、一ノ関に到着。

一ノ関13:45→花巻14:34 1539M

ここからは支社が変わるのでしょうか? 同じ701系でもラインカラーが変わります。

14時34分、花巻に到着。

ここから釜石線に乗り換えます。

釜石14:40→釜石16:41 657D

この気動車も見慣れてきました…が、形式はキハ100。

先日見かけた、左沢線のキハ101もそうですが、違いが判らない…(汗)

2両編成で、思った以上に乗客がいまして、何とかボックス席に座れました。

走行中、沿線で撮り鉄衆がやたら目につくので、なんだろと思っていたら…

これだ! 

存在を忘れていました…確か今年で運行を終えるんでしたよね(激汗)

釜石線に乗ってみたかった理由は、子供の頃に読んだ機芸出版社『シーナリーガイド』の記憶から、陸中大橋駅界隈を見てみたかったんです。

上有住~陸中大橋

眼下にこれから通る線路を見下ろす…

この写真を狙っていたら、特徴あるトンネルポータルが撮影できませんでした(涙)

これもシーナリーガイドで見たやつだ!

見上げると、先ほど通った橋梁が見えます。亡霊のようにコンデジが映っているのはご愛敬(糞爆)

『銀河ドリームライン釜石線』の路線愛称にちなんで、各駅には副駅名称の表記が。

帰宅後調べてみたらエスペラント語とのこと…アタシは『ハリーポッター』を連想しましたが(汗)

16時41分 釜石に到着。

この手の気動車でも、喘ぎながら走る区間もありました。

SL銀河号も、客車風気動車を補機にする必要があるのもうなずけます。

釜石といえば、スポーツ音痴のアタシでも知っている(?)ラグビーチームの新日鉄釜石…

有名な選手は覚えてないし、今のチームは…もっと解らん(汗)

駅前に工場があるのもちょっと驚き…

この日の宿はココ…

三鉄応援グッズがあるとの事で選んでみました。

ホテルのレストランは定休日で、近隣のホテルも同様だったためか、近所の居酒屋などは結構混んでおり、結局イオンモールで寿司や地酒のワンカップを購入して、部屋で一人乾杯…疲れていたので調度よかったかも(汗)

 

つづく