GW最終日…絶好の行楽日和でしたので、久々に“鉄”分でも補給しようかとカメラ片手に広島駅に向かいました。
これといった目的もなく撮りたい列車があるわけでもなく… 時刻案内表示を見ていたら『三次行』の文字が目に付き、無性に気動車に乗りたくなったのでフラッと乗ってしまいました。
列車は送り込みがあるのか、キハ47×2+キハ40×2の4連で、元浜田鉄道部所属でイラスト気動車だったキハ40-2002に乗車しました。
空いていたので一人でワンボックス占領し、足を延ばしてぼんやり外を眺めながら気動車の走りを堪能します。
広島駅はICOCAで入場していたので、これが使える最後の駅となる狩留家駅で下車します。
以前、カブで訪れた事がありますが、列車で降り立ったのはいつの日以来でしょうか…?
無人駅となって久しく寂しい雰囲気の駅ですが、今作ろうとしているモジュールの雰囲気に似たところがあります。
ホームから本屋をみると、通票閉塞時代に閉塞機を置いていたであろう出窓部分もしっかり残っています。
ホームは島式で分岐器のすぐ近くまで伸びています。但し、現在ではホームの角を削り落として使用できなくなっていますが…
待合室はおろか屋根もないホームですが、電柱の位置や電線の張り具合が参考になります。
次の下り列車まで15分程度の滞在でしたが、忘れかけていた昭和の香りを少しだけ思い出す事が出来ました。
国鉄の頃を思い出そうと思っても中々思い出せなくなってしまい、時代が過ぎ去っていった事を日に日に感じるようになりました。
モジュールで、そういった懐かしい風景を再現できるといいな…
その前に競作か…(汗)