仙台駅にやってきた車両は、ハイブリット気動車HB-E210系。
存在を知ってはいましたが、ここを走っていたとは知りませんでした。
実際に動き出してみると、静かに動き出したと思ったら突然エンジンが唸りだして、エンジンで発電するんだから回転数の変化は少ないようで…違和感ありありです(笑)
仙台駅を出て塩釜駅までは東北本線を北上し、並走してきた仙石線と渡り線で繋がっていたことは知らなかったのでこれまたビックリ!
約1時間で石巻駅に到着。
乗車してきた5565Dからの折返し5570D
ホームでは等身大のフィギュアがお出迎え…
駅の外も…
街の至る所に…石巻は故石ノ森章太郎さんと所縁がるようで、街には記念館もあります。
で、今回なぜ石巻に来たかというと、この日は東日本大震災発生から12年…
駅からスマホの地図を頼りに歩いて来ました。
あの日まで、ここに街があって日常生活があったと思うと…
公園では、追悼祈念式典が行われている様でした。
公園近くにある震災遺構門脇小学校。
地震発生時は、まだ授業を行っていたそうです。
津波火災の焼け跡も、その授業の痕跡がわかるとのこと…
旧体育館には、津波被害にあった消防団の車両が展示してあります。
地震発生後、出動させようにも車庫の扉があかず、そのまま津波に押し流されたとか…
あの日は仕事中で、たまたま大地震発生を知り、テレビをつけたところ津波襲来の瞬間を目の当たりにしました。あの衝撃は忘れることが出来ません…
それから被災地救援の様子、復興の様子をテレビなどで知ることはできましたが、いつかは自分の目で見たいと思っていて、単身赴任で宇都宮へ来ている今、短い時間でしたがやっと訪れることが出来ました。
前日のテレビ中継で、震災遺構のことを知り急に行ってみたくなったのですが、どこか軽い気持ちがあったのも事実で、実際に目にすることで色々考えさせられました。
地震発生時間の14時46分、小学校で黙とうを捧げた後、また歩いて石巻駅へ戻ります。
石巻線には貨物輸送があることをすっかり忘れておりました(汗)
初めてDD200を間近に見ましたが、写真ではプレハブ感があり安っぽい印象があったのですが、実際に動いている姿を見ると、中々良いのではないかと…(汗)
石巻から5574Dで仙台へ戻ります。
帰りもHB-E210系なんですが、やっぱり違和感ありあり…
録音目的でカメラを回してみました。
野蒜駅から高城町駅間を走行する様子です。音質はよくありませんが、少しでも様子が伝わればと。
仙台駅でお土産と夕食の駅弁を買ってホームに上がると、仙台始発のやまびこ152号の組成作業中に遭遇。
初めて新幹線の連結作業を間近に見れました。
仙台と言えば、牛タン弁当…しか知らなかったので迷わず購入。
食べる前に紐を引いて、熱々にしていただきました。
新幹線車内で弁当をひろげたのは何年ぶりでしょうか?
さて、今回は初めて宮城県を訪れました。広島からだとお小遣いの範囲では来ることが難しいので、単身赴任の間に来たいなと…