【ぶらぶら美術・博物館】「みちのくの仏像展」
毎週1つの美術展などを取り上げて紹介する番組「ぶらぶら美術・博物館」。旧blogでは何度も記事書いたけど、当blogに移ってからは初めて。山田五郎氏を指南役として、おぎやはぎ&高橋マリ子が美術品などを見学するという形式。もちろん、美術館の研究員の方の説明も入るので、とても分かりやすく、でも楽しく見ることが出来る。
そんな「ぶらぶら美術・博物館」で、近々見に行こうと思っている、「みちのくの仏像」展が取り上げられるということで、見てみた! 東京国立博物館で開催中の「みちのくの仏像」だけでなく、仏像のルーツを探るということで、同じ敷地内の法隆寺宝物館で法隆寺の仏像を、東洋館でガンダーラの仏像などを鑑賞。いつも金曜の夜間に行くことが多いので、メインの企画展とせいぜい常設展しか見れないので、貴重な放送だった。
ということで、以下は鑑賞時の参考にしようと、備忘メモ的にしておいたtweet。こちらも備忘メモ的に資料追加!
聖観音菩薩立像:じょうはく←漢字出ない 右肩から掛ける衣を纏う 東北の仏像は仏であり、神でもある #みちのくの仏像展 #ぶらぶら美術博物館
じょうはくは、条帛と書くらしい。仏像の知識・装身具と衣(写真画像で学ぶ)|仏像ドットコム・東洋仏所
国宝 薬師如来坐像:奈良から仏師を招いて造った 欅←東北ではよく使われる。硬い。金箔と木の粉 #みちのくの仏像展 #ぶらぶら美術博物館
仏像の素材については、木彫、塑像、奪活乾漆、鋳造、石造などがある。一番多いのは木彫なのかな? 材質としては檜や榧などが多いらしく、硬い欅を使うのは珍しいとのこと。仏像の材質|仏像ガイド
重文 薬師如来坐像:最澄作の写し? 欅 額が狭い←最澄特徴 脇二体は持国天、増長天 持国天は東日本大震災で薬師如来に倒れてしまった 邪鬼が雑w #みちのくの仏像展 #ぶらぶら美術博物館
薬師如来の配置としては、中央に薬師如来座像、脇侍に日光菩薩&月光菩薩、四天王、十二神将(Wikipedia)が取り囲むという形なのかな? 新薬師寺は日光月光菩薩と四天王はおらず、十二神将が取り囲む形だけど・・・ 位からいくと、十二神将も天部らしいので、四天王と同じなのか? うーん・・・
仏様の種類・ランキング・菩薩|飛不動 龍光山 正宝院
十二神将:慶派を研究して造った? 躍動的! これ絶対見たい!! #みちのくの仏像展 #ぶらぶら美術博物館
円空 地蔵菩薩、十一面観世音、阿弥陀如来? 造り始めて3年目くらい? まだ荒々しさはない #みちのくの仏像展 #ぶらぶら美術博物館
円空は生涯12万体の仏像を残したとされる名仏師。鑿の彫り跡を残した、荒々しさの中に、素朴でかわいらしい表情が特徴。今回展示の3体は、まだ彫り始めて3年目頃の作品ということで、円空にしては細部まで彫っている印象。これも見たい!
ということで、近々行ってくる
ぶらぶら美術・博物館:毎週金曜 20:00~@BS日テレ