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【備忘録】「古都浪漫こころ寺巡り:薬師寺」

2015-02-21 23:38:35 | tv

「古都浪漫こころ寺巡り:薬師寺」

京都、奈良などを中心に古都のお寺を取り上げて、建立の由来や宗派、寺に貢献した僧侶、そしてご本尊を始めとした仏像まで、細かく分かりやすく紹介してくれる番組。ゲストなどは一切出演せず、近藤サトの落ち着いたナレーションだけで見せるのも好き
 
今回は大好きな奈良の中でも超メジャーな薬師寺(奈良薬師寺 公式サイト)! もちろん修学旅行でも行ったし、大人になってからも行った ということで記憶を掘り起こしながら、新たに得た知識をtweetしておいたので、備忘録として残しておく! 
 

不東の精神

"不東"というのは、天竺へお経を取りに行った玄奘三蔵が、西方の天竺に辿り着くまで、決して東には戻らないと語ったことに由来。薬師寺の玄奘三蔵院伽藍には"不東"の文字が掲げられている。玄奘三蔵が薬師寺にとって重要な人物であることについては後ほど!

薬師寺金堂は裳階のある龍宮造

金堂はご本尊の薬師三尊をお祀りした場所。裳階(もこしWikipedia)が施されている。本来は屋根の補強用だったようだけれど、装飾として美しいので寺院建築で用いられることが多いのだそう。龍宮造って書いちゃったけど本当は竜宮造り。竜宮造りについて詳しくは(竜宮造りとは|Weblio辞書)で!

薬師如来=医王如来 本来は身体と心の苦しみを救う

薬師如来(Wikipedia)は病に苦しむ人々を救うと思われがちだけれど、本来は病だけでなく心身の苦しみを救う仏様なのだそう。

680年白鳳時代、天武天皇発願。皇后(持統天皇)の病気平癒のため。天武天皇(Wikipedia)が亡くなった後、持統天皇が引継ぎ、697年藤原京(Wikipedia)に建立。その後、奈良に移された

こちらが建立の由来。持統天皇(Wikipedia)の病気平癒のために発願されたのに、ご自身が亡くなってしまったのね

唯識の教えてをインドから持ち帰ったのが玄奘三蔵 訳経僧

薬師寺にとって玄奘三蔵(Wikipedia)が信仰の対象である理由がこれ! 唯識(Wikipedia)というのは薬師寺の宗派である法相宗(Wikipedia)の元になった教え。その唯識をインドから持ち帰ったのが玄奘三蔵。玄奘はそもそもは経を翻訳する僧、訳経僧(Wikipedia)であったが、宗教について深く知りたいと天竺を目指した。

薬師寺は南都六宗の1つ法相宗の総本山となった

南都六宗:法相宗・倶舎宗・三論宗・成実宗・華厳宗・律宗 詳しくは(Wikipedia)

西塔 青丹よしを意識

"あおによし"というのは奈良の枕詞。青丹よし(青丹よしとは|Weblio)と表記。西塔はこれを意識して彩色されている。

伐蘇畔度菩薩と阿僧伽菩薩 唯識

薬師寺の大講堂に弥勒三尊の脇に立たれた2体。伐蘇畔度菩薩(ヴァスバンドゥ)と阿僧伽菩薩(アサンガ)はインドの僧。ちょっと聞き漏らしてしまったのだけど、唯識を広めたんだっけ? 確立したんだっけ? 忘れた・・・ 薬師寺は廃物希釈で寺が荒れ、高田 好胤管主の写経勧進により復興を果たした。この写経勧進は現在も続いており、これにより古の伽藍の姿を取り戻しつつある。その一環なのかな? ちなみに造られたのは中村晋也(Wikipedia)氏。

聖観音菩薩立像 古代インドの造形を白鳳時代の奈良に伝わった

薬師寺の東院堂にいらっしゃる聖観音菩薩立像は、古代インドの造形をしているのだそう。確かにちょっとエキゾチック。奈良はシルクロードの終着点だったと言われているけれど、白鳳時代にインドの文化が入っていたってホントスゴイ!

古都浪漫こころ寺巡り:毎週土曜 21:00~@BSフジ

古都浪漫こころ寺巡り|BSフジ

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【動画】A Day at Poopy Cat Office

2015-02-21 23:27:36 | 【動画】cats

【動画】A Day at Poopy Cat Office

ネコと遊びながら仕事ができる夢のようなオフィスが話題に【動画】


TLに流れてきたAOL Newsの記事! どうやら猫用トイレなどを販売する会社プーピーキャットでは、オフィスで猫を飼っているらしく、猫とともに仕事をしているらしい! にゃんだと?! そんな会社で働きたい


ネコと遊びながら仕事ができる夢のようなオフィスが話題に【動画】|THE HARD WORKERS


と、いうことで動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))


A Day at Poopy Cat Office

あー! もう猫飼ってたらあるあるって思う場面がたくさん! パソコンの上に乗ってきちゃったり、箱に無理に入って倒したり!

うらやましい

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【cinema / DVD】『ミスター・スキャンダル』鑑賞@WOWOW録画

2015-02-21 01:21:14 | cinema / DVD
『ミスター・スキャンダル』鑑賞@WOWOW録画

録画→最近見た映画④『ミスター・スキャンダル』ポルノ業界の帝王ポール・レイモンドの半生を描いた作品。スティーブ・クーガン好演していたけど、女性たちが見どころ!'80年代のファッションとかカワイイ かなり大胆映像らしくボカシだらけ(´・ω・`) 未体験ゾーンで上映されたのね?


ネタバレありです! 結末にも触れています!


"ポルノ男爵"と呼ばれた実在の人物ポール・レイモンドの半生を描いた作品。マイケル・ウィンターボトム監督×スティーヴ・クーガン主演というのが気になって、WOWOW放送時に録画しておいた。 録画しといて最近見た映画をまとめてtweetしておいて、順番に感想記事を書いている。『鉄くず拾いの物語』『命ある限り』『ロンドン・リバー』と本作。でも、見た順番としては本作が先で、実は1ヶ月くらい前・・・ なのでちょっと忘れ気味なのと、ポール・レイモンドという人物の半生なので、そんなに事細かく書かなくてもいいかなと思うので、追記はサラリと。って、ちょっと面倒になっただけだけど(o´ェ`o)ゞ  でも、"未体験ゾーンの映画たち"で上映されたので、記事残して置きたかった(´ー+`)キラッ


冒頭、車の中。少女がビルの番地をつぶやく。するとYesと答える初老の男性。それが数回繰り返された後、何故そんなにビルを買ったのか聞かれる。男性は君のママのためだと答える。このシーンは映画のラストでも出てくるし、途中に出てくる娘のシーンとも対比となっている。彼らが向かっているのは、話題に出た"君のママ"の葬儀。初老の男性は"ポルノ男爵"と呼ばれ、巨万の富を築いたポール・レイモンド。かわいがっていた娘のデビーはoverdoseで亡くなってしまった。『ミスター・スキャンダル』という邦題からすると、かなりギャップのあるオープニング。


どうやらこの場面に登場した少女は、後に巨額の遺産を相続し、エリザベス女王よりもお金持ちになったらしい!(ポルノ男爵の遺産を継いだ21歳女性、女王陛下よりお金持ちに|The Voice of Russia) 劇中にポール・レイモンドが何度も「労働者階級出身者にしては、良い暮らしだ」というような発言をするせいか、ポルノ業界だからというわけではないけれど、サクセスストーリーというよりは、もっと泥臭く"成り上がり"モノという印象。バカにしていません! 成功のためなら詐欺まがいのことでも何でもやるという部分あるけど、逆境でさえも利用するわけで・・・ 評論家から酷評されれば、それを宣伝文句にしてしまうし、妻が敗訴すればそれも利用。その折れない感じというか、強さはスゴイと思う。恥も外聞もないといえばそうだけど、そうでなければ成り上がれないと思う。


妻は彼が店の娘たちに手を出していることは知っていて、それなりに折り合いをつけていたようだけれど、オーディションに現れたフィオナに夢中になると嫉妬むき出しだった。やっぱり女の勘なのかな? まぁ、他の女性とは夜遊び的な感じだったけど、かなりのめり込んでいたけれど。結局、史上最高の慰謝料を支払って妻と離婚。フィオナと暮らし始める。このフィオナはヌード雑誌で過激な企画に次々と挑戦。自らアイデアも出すなど、仕事上でパートナーになって行く。やっぱり人の才能を見抜く目があるのでしょう。この場合の才能というのは、どんな過激な企画でも挑戦できるという部分も含まれる。実際、かなり過激なポーズで、画面はボカシ入りまくり。雑誌のページも見開きでボカシ入っちゃって何も見えない(笑) フィオナを演じたタムシン・エガートンは、母親ならOKだけど父親には見せられないと語ったとか(ソース見つけたら貼っておく!) まぁ、そうだよね・・・(o´ェ`o)ゞ 


このフィオナの度胸と才能を見てしまえば、妻から夫を奪った女性であるにも関わらず、分からないでもないなと思ってしまう。女性としてというよりも、パートナーとして優れているから。まぁ、不倫を肯定はしませんが 後にアメリカで暮らしていた元妻も、レイモンドの雑誌で熟女ヌードを披露するなど、不思議な関係を築いている。自分としてはビックリ展開だったけど、時が経つとそんなものなのかもしれない。もちろん元妻も、ポルノ業界にいた人だからできた企画であって、普通の専業主婦だった人を脱がしてしまったわけではないけれど(o´ェ`o)ゞ


実はこの映画で一番描きたかったのは愛娘との関係。彼には息子と婚外子の息子がいるけれど、長男とのことはあまり描かれない。あまり関心がなかったのかな? 婚外子の息子については、認知こそしたそうだけれど、青年になった彼が会いに来ても、ぎこちない対応。最低限失礼のない態度でいようと思っている感じで、父親としての愛情は見られなかった。女性ばかりの家庭で育ったことで、この世で一番美しいのは女性の裸体だと思い、ポルノ業界に進出したらしいけれど、こういう部分にも影響があるのかな? そんな彼も娘のデビーは溺愛した。それゆえ、デビーはワガママに育ってしまった。望めば何でも手に入る生活は、何を手に入れても満たされない。まだ少女だったデビーが、パティスリーでケーキを何種類も買うシーンが出てくる。好きなものを買っていいいと言われたからなので、彼女が特別ワガママを言ったわけではない。でも、後に彼女の娘が同じシチュエーションで、エクレア1つしか買わないシーンが出てくるので、彼女が不幸だった原因はここにあると言いたいのかなと思った。


偉大な父親を持つというのも大変なのだろうと思うけれど、デビーなりに努力はした。彼女は歌手になりたかったようで、歌も上手かったらしい。でも、父親が大々的にレビュー公演を企画してしまえば、人の娘は脱がせるくせに、自分の娘は脱がさないのかと非難されてしまう。まぁ、彼女はポルノスターになりたいわけではないのだから、その批判は理不尽だと思うけれど、ストリップ姿の女性に囲まれてのレビューでは、そういう意見も出てしまうかもしれない。傷ついた彼女は、レイモンドの雑誌のカメラマンにすすめられて、薬物に手を出してしまう。一度は、薬物を断とうと戦ったみたいだけど、後に乳ガンになったりと不幸が重なり、結局薬物を止めることは出来なかった。父親の事業を継ぐけれど、結局overdoseで亡くなってしまう。


一番幸せにしたい相手を、不幸なまま死なせてしまったポール・レイモンド。映画を1本見ただけで、その人の人生を語る資格はない。映画ではビジネスマンとしては巨万の富を築いたけれど、家族を築くことはできなかったと言いたいのかなと思っていたけれど、ラストの孫娘のエピソードから見ると、彼の家庭人としての部分も全否定したわけではないのかも?


キャストはスティーヴ・クーガンが熱演。こういうクセのある役はピッタリ。ホメてます! 妻役のアンナ・フリエルも良かった。フィオナのタムシン・エガートンが熱演! とにかくキレイ! デビーのイモージェン・プーツが良かった。デビーの弱さを表現していて、単なるワガママ女性にはなっていない。


アッサリ書くと言いつつ長くなっちゃった(o´ェ`o)ゞ 結局、こうなる(笑) ポール・レイモンドの半生を描いた映画で、もちろんそれが見どころではあるのだけど、この映画の魅力は女優たち! というか女性! 本職方々も多数でているそうで、その裸体の美しさは芸術的。かなり大胆なポーズも披露しているけど、残念ながらモザイク '60~80年代の女性たちのファッションや、インテリアが素敵


ポルノ業界の裏側に興味がある方オススメ! イモージェン・プーツ、タムシン・エガートン好きな方是非! あ、スティーヴ・クーガン好きな方も是非!


『ミスター・スキャンダル』|WOWOW

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