この日のために、全力を尽くしてきた仲間たち。
わたしも、仲間の当選を願って、伴走してきた。
昨夜おそくから、次々と「当選」の知らせが届き始め、
わたしたちの「市民型選挙」選挙講座をうけた全員が当選した。
それも、ダントツの1位、2位の上位当選が多い。
全国でも女性議員が過去最多になった。
市議選の女性当選者1100人、最多選では13選が2人(4月23日 読売新聞)
「無党派・市民派」の女性候補には逆風だと言われていた
今回の統一自治体選挙で、政党や組織の支援を受けずに
メッセージを届ける市民型選挙で、「全員当選」の結果を出せてうれしい。
当選した女性たちからのメールを紹介したい。
4/22 8:00
ありがとうございました。
みんなに支えられているから、生きられる。
今回は、それを実感いたしました。
選挙戦は、とっても楽しかったです。。
でも、それを支えてくれたみんながいるからです。
わたしは、幸せものです。
選挙を通じて、新たな出会いもありました。
今は、感謝の気持ちで涙がとまりません。
本当に、ありがとうございました。
下記は、最終日にみなさんのお伝えしたメッセージです。
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こんにちは、車いす議員の○○○○です。
5日間、暖かいご支援を、ありがとうございました。
この地で、演説をするのは、今回が最後になります。
わたし○○○○は、40歳。
20歳で交通事故にあい、車いすの生活になりました。
車いすになった時、わたしは、人生をあきらめました。
20年前、私を救ってくれたのは、親でも、友だちでもなく、障がいのある仲間の存在でした。
障がいのある仲間に、痛みを受け止めてもらうことで、生きる勇気をもらいました。
わたし○○○○車いすの花嫁は、いま二人の子どもの母親です。
□□町議会議員として、4年間、仕事をしてまいりました。
○○○○は、障害者、高齢者、母親、いろいろな立場の気持ち、痛みのわかる議員として、次の4年も働きたいと思います。
議員は、自分の政策をお伝えし、演説して、皆さんに選ばれるもの。
わたし○○○○は、昨日までの4日間で、150回の演説をしてきました。
人にやさしいまちづくり、住民参加のまちづくり、子育て支援、障害児の子育て、平和につて、皆さんと、お約束をしてまいりました。
□□町を、やさしいまちにするために、さらに4年、わたし○○○○を、議員として、働かせてください。
地盤、組織のない、わたし○○○○は、あなたの一票がなければ、議員として働くことができません。
どうか、皆さんの、大切な大切な1票を、○○○○に、託してください。
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4/23 2:21(○○○○さんから)
寺町みどり様
ありがとうございました。
2日目に指導を受けて、自信を持ち
4日目の夜にアドバイスをもらって、ラストに気合が入って
最終日は12時間乗りっぱなしで、ノルマの100回演説を達成です。。
すごいいい反応に、ノリノリで・・・、半信半疑でしたが
悔いなくできました。。
結果は、1,744票で2位です。
トップに44票届かず・・でした。
でも、すごい嬉しい。
ありがとうございました。。
これからも、よろしくお願いします。
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4/23 2:55
当選しました!
(しかも1番で)
初日から、きっちり選挙カー、演説のアドバイスをいただいたおかげです。
自信を持って、7日間駆け抜けることができました。
演説回数は495回でした。
やればやるほど、反応があり
最後15分の時、
夜のマンションのベランダで何軒かの家から、
何人もの人が手を振ってくれた時は
思わず涙がでそうになりました。
候補者冥利につきるということはこのことです。
電話かけも、駅立ちもせず、演説に全力を傾けた一週間でした。
1,976票。
重い、重い票です。
演説で訴えた、わたしの思うまちづくりに
しっかりと取り組みます。
これからがスタートです。
ありがとうございました!
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わたしも感無量だ。
こころから「おめでとう!」
当選された皆さんに、わたしから贈ることば。
「当選はゴールではなく、スタートです」。
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『市民派議員になるための本 立候補から再選まで』
(寺町みどり著・上野千鶴子プロデュース)
第14章 いよいよ選挙
14-10 「当選はスタート」です
この選挙の勝利者はだれでしょう?
市民派候補の当選は、市民の勝利の瞬間です。
組織や政党の選挙とはまったくちがうやりかたで、
従来型の選挙の常識とルールをくつがえし、
わたしからあなたへ、個人から個人へと
思いをリレーしたひとりひとりが勝利者です。
候補者や仲間が選挙をつづけることができたのは、
いま事務所にいない子どもたちや、家族や、
友人や多くの人の支えがあってのことです。
候補者は当選しても、そのことを忘れないでほしいのです。
議員になれば、なにも持たない市民のときからは想像もつかない
おおきな権力を持つことになります。
そのおおきなチカラを、いつ、どこで、だれのために使うのか、
市民型選挙で市民に約束したあなたの言葉のひとつひとつを忘れないでください。
その思いが届いて、市民があなたを議員に選んだのですから。
自分のチカラだけで当選したのではありません。
市民型選挙に共感した、ひとりひとりの市民の意思がまちを変えたのです。
これからがひとりのチカラの大きさを知った
「市民の政治」のはじまりです。
当選はゴールではなく、スタートです。
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