この花「紫金草=紫花だいこん」なんです。
日本に生える紫金草は自生でなくて、各地に種を蒔いている人がいた
と、知っている方はどれくらいいらっしゃるでしょう。
わたしは、この紫の花が大好きでわざわざ種をを探して
庭に蒔いたのですが、一昨年、中国から帰国した友人の坂東弘美さんに、
「紫金草の物語」を教えてもらいました。
紫金草の物語/野に咲く一輪の花も市民()(06.3.14)
全国紫金草ネットワークもできていて、
紫金草への思いは、平和への願いと共に広がっています。
紫金草とは
紫金草とは3月4月ごろ畑や土手で紫色の花をつけるナタネ科の菜の花で、日本では「ムラサキハナダイコン」、「諸喝采」など、中国では「アー・ユエ・ラン」などと呼ばれています。
紫金草に関する故事
日本軍の衛生材料廠の廠長で薬学者であった山口誠太郎氏は日本へ帰る時、南京大虐殺の行われた紫金山の麓に見事に咲いていた「紫の菜の花」の種を取り、密かに日本に持ち帰えりました。戦争で命を奪われた人々への鎮魂と平和を願ってこの花を「紫金草」と名付け、茨城県の自宅の庭で種を増やし、家族や協力者とともに、この花を日本中に拡げて行きました。1985年の筑波科学万国博覧会では100万袋の紫金草の種が配布されました。今ではこの花は「むらさき花だいこん」などの名で呼ばれ、全国で見られるようになりました。
花の咲かせ方
紫金草(ムラサキハナナ)は、菜の花の仲間なので、
誰にでも簡単に育てられますし、一度種をまけば、
毎年、こぼれだねが芽をを出して花を咲かせてくれます。
あなたも紫金草(ムラサキハナナ)を育ててみませんか。
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庭にはほかにも、紫の花がたくさんさいていて、
水仙や連翹などの黄色い花とのコントラストがすてきです。
紫のヒヤシンス
ムスカリと花にら
出かける朝、シャガも咲きはじめていましたよ。
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