みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「ミルテの花(銀梅花)」とヒペリカムの仲間たち/ビヨウヤナギ・キンシバイ・ミスティクフレアー

2008-07-19 19:28:59 | 花/美しいもの
先日、わたしのブログの銀梅花の写真を記事に使いたい、
と言ってみえた方から、掲載紙が送られてきました。

『関西音楽新聞』という
「関西唯一のクラシック音楽、オペラ、バレエの専門情報紙」。
予想以上に立派な機関紙で、びっくり。
掲載していただいて光栄です。

写真には、ちゃんとクレジットもはいっていて、
このうつくしい花を主題とするシューマンの歌曲について触れられています。

ミルテの花(銀梅花) 
ミルテの原産地は地中海沿岸。常緑の低木で6,7月に白い花をつける。ギリシア神話のメガもアフロディテに捧げられ、花嫁が持つブーケにも使われることから祝いの木とも呼ばれる。
 シューマンの30歳時の歌曲に「ミルテとばらの花をもって」(リーダークライス作品24)がある。詩はハイネ。大意は「ミルテとばら、糸杉と金箔でこの木を柩のように飾り、僕の歌を葬ろう。熱かった歌も死んだ。だが愛が戻ると歌は甦り、貴女に囁くだろう」。
 ミルテとばらは純潔、糸杉は死を表す。クララへの愛が堰き止められていたシューマンの苦悩が反映しているようだ。その悩みは間もなく解消。歌曲集「ミルテの花」を結婚前日、クララに贈っている。   (白石裕史) 
(2008.7.1 関西音楽新聞)


モノクロだけど、こうして掲載してもらって、
ものがたりと一緒に読むと、すてきな写真に見えるから不思議(笑)。

元の画像は、昨年のマートル(銀梅花)の記事。

純白に輝く銀梅花(マートル)が咲いた! (2007.6.25)

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この純白の銀梅花(マートル)を、黄色くしたのが、
花の形がよく似た、ヒペリカムの仲間たち。

まつげのようなシベが一番長いのが、 
ビヨウヤナギ(美容柳・オトギリソウ科)


  


花の大きさが銀梅花よりちょっと大きいのが、
ヒペリカム・ミスティクフレアー


  

シベは短いけれど、性質が強くて花をたくさんつける
キンシバイ(金糸梅・オトギリソウ科) 


  

と、ヒペリカムの仲間たちは咲きそろったのに、
待てど暮らせど、偏愛する「ミルテの花(銀梅花)」は、
葉ばかり茂って、今年はなぜか咲いてくれません。



去年はこんなにいっぱい咲いてくれたのに・・・・
 
冬の間に強剪定をしたのがよくなかったのでしょうか??

写真をながめながら、銀梅花への思いは募ります。


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コメント (1)
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