玄関先の葉牡丹も、花芽が伸びてきました。



姫立金花(ヒメリュウキンカ)もたくさん花をつけています。



曇りや雨の日は花が閉じて、陽が照るとぱっと開きます。

ところで、わが家のひよこたち。
おなかが空くと大きな声で、ぴよぴよとエサを催促します。



泣き声が外まで聞こえるので、ネコに入られないように、
倉庫には幾重にもシートをかけています。
昔、ひよこを一晩のうちにネコに食べられて全滅したことがあるので、
この時期、とても戸締りに気を使います。
エサは、玄米、米ぬか、おから、緑餌などを細かく刻んだもの。



水もエサも、首を出して外で食べられるようにしました。

体重も増え、羽も見えてきて、少しずつ育っています。
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先日、世界の女性国会議員数が発表されました。
世界一はルワンダが56%と断トツ。2位がスウェーデン(47%)、
3位がキューバ(43%)で、日本は9.4%で104位。
少ないとは思っていたけれど、これほど悲惨な状況とは!
世界の国会議員:18%が女性 日本は9.4%で104位 国会議員間の国際交流を手掛ける列国議会同盟(IPU)は5日、世界の女性国会議員の数が2月末時点で8094人、全議席に占める割合が約18%と過去最高になったとする年次報告を発表した。 アフリカや中南米諸国を中心に、新たな女性議員の当選が相次いだことなどが主な要因。95年時点との比較で女性議員数は6割増加、比率は7ポイント増えた。日本は104位で主要先進国の中では最低水準。 1院制の国も含めて比べるため上院(日本は参院)を除いて集計した国別順位では、昨年の下院選で世界で初めて女性議員が過半数を占めたルワンダが56%と断トツ。2位がスウェーデン(47%)、3位がキューバ(43%)と続いた。 日本は9.4%の104位で、前年と同順位。他の主要国ではドイツ(18位、32%)、カナダ(46位、22%)などが比較的上位につけ、米国は17%の71位だった。(ジュネーブ共同) (毎日新聞 2009年3月6日) |
今年、かくじつにある衆議院選挙で、女性に投票したいけれど、
入れたい人が見つからない。
支持政党は特にないから、消去法で政策が近い政党のなかから選んで、
女性議員を増やすために貢献しようかな、と思っています。
女性議員といえば、昨年末でた『革新無所属 宮本なおみ』という本を
たまたま書評で見つけました。
とても有名な区議さんだったらしいから、政治にかかわってて知らないなんて、
もぐりだといわれそうだけど(笑)、ぜんぜん知らなかった。
『革新無所属 宮本 なおみ』 (オーロラ自由アトリエ (2008/12) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【書 評】革新無所属 [著者]宮本 なおみ オーロラ自由アトリエ/ 2940円 [評者]吉武 輝子(作家) ■住民と挑んだ苛烈な闘い 著者にはじめてであったのは一九七七年のこと。この年わたくしは「革新」無所属の議員や女性解放や市民運動の人たちに推され、参議院選の全国区に「革新」無所属として立候補した。「吉武輝子と連動する会」を立ち上げ、「革新」無所属の地方議員を中心にした会を作り上げていった。著者はまだ小さいお子さんの手を引いて東京の事務所に詰めてくれた。 単なる無所属ではなく「革新」無所属である。地方自治体を国に対峙(たいじ)させ、民主主義の砦(とりで)にするため住民としっかと手をつなぎ、苛烈(かれつ)な闘いを挑んでいた。わたくしも反安保、反自民を叫んで日本列島を駆け巡った。残念ながら落選した。その後の仕事の干され方はただごとではなかった。「革新」無所属の、反戦・護憲の座標軸を揺(ゆ)るがせにしないそのラジカル性が、体制側にとっては脅威であったからだろう。 本書を読みながら、あらためてその「革新」無所属の存在が今いかに希薄になったかを思い知らされた。著者は目黒区議会で五期二十年、「革新」無所属の立場を貫き通した。「バッジをつけてえばったりしない」と議員バッジの着用を拒否し、ヤジを浴びながらひたすら住民運動の先頭を走りつづけた。本書はその濃密な記録なのだ。 改憲の動きが活発になり、戦争の出来る国にしようとの企(たくら)みが露骨になるにつれて、時代に便乗してバッジをねらう無所属も増えたようだ。だがかつての「革新」無所属はバッジねらいではなく、政・官の旧弊に縛られた地方自治体の主役を住民にするのが目的だった。その目的を揺るがさせずに生きたから、著者は有権者の信用を勝ち取り続けた。 ますます右傾化の進む今、次の世代が生き生きと生きられる社会作りをするためには、いかに「革新」無所属の存在が必要か。大人の責任、有権者の英知の有り様をぐいと突きつけてくる迫真のドキュメントである。 ---------------------------------------------------------------------- みやもと・なおみ 1936年生まれ。工場勤務などを経て、71年から東京都目黒区議を5期20年務める。 |
ファンである吉武輝子さんの書評もいいし、
宮本なおみさんも住民運動出身と知って、親近感をもった。
推薦人はそうそうたるメンバーで、わたしが知ってる人も多い。
ということで、まだ読んでないけれど、ぜひ読んでみたい一冊です。
第73回 「自立と実践」について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆「革新無所属」宮本なおみ・著 この本は、編集・製作を担当した、 友人の作家・山口泉さんと、 版元の経営者・遠藤京子さんから送られてきたもので、 元・目黒区議会議員 宮本なおみさんの回想録です。 保守・革新を問わず既成政党の持つ馴れ合い体質に抗して、 「働く者の政府を」「働く区民の区政を」を唱えて、 経済成長期の混沌の中で、東京都目黒区議に 5期20年を革新無所属議員として歩んだ女性の いわゆる「市民運動の現場報告」ですから、 とかく安穏としがちな僕たちに目を覚まさせてくれる 1冊であることは間違いありません。 推薦者には、以下のような戦後市民運動史を画した 錚錚たるメンバーが名を連ねています。 天野恵一(反天皇制運動連絡会)、 井上スズ(元・国立市議会議員)、内田雅敏(弁護士) 内海愛子(アジア人権基金)、大倉八千代(草の実平和研) 上 笙一郎(児童文化評論家)、高 二三(新幹社) 新谷のり子(歌手)、高田 健(許すな!憲法改悪・市民連絡会) 高見圭司(スペース21)、富山洋子(日本消費者連盟) 中山千夏(作家)、原 輝恵(日本婦人有権者同盟) 林 郁(作家)、原田隆二(市民運動) ビセンテ・ボネット(上智大学名誉教授) 福富節男(数学者)、保坂展人(衆議院議員) 山崎朋子(作家)、吉武輝子(作家) 皆さんも、今は実業界の雄として 活躍している方が多いわけですが、 学生時代は多かれ少なかれ安保世代、 全共闘世代の経験を持っているでしょうから、 懐かしい名前を見つけたことでしょう。 僕は、本文中に、昔、懇意にしていた参議院議員の田英夫さんや、 べ平連のリーダーで作家の小中陽太郎さんが出てきたり、 拙著「大正霊戦記―大逆事件異聞 沖野岩三郎伝」で触れた、 “生涯革命家”ともいわれた荒畑寒村さんの手紙まで出ていて、 とても親しみを持って読ませてもらいました。 宮本なおみさんとは面識はありませんが、 巻末には、友人の作家の山口泉さんとの対談もあり、 戦後、日本人の特質として「群れ化」と「収奪体質」という キーワードを挙げて、 これからの「市民運動」や「自立と実践」について 解説されていますから、 元女性区議の貴重な体験録としてのみならず、 いまの日本人が忘れかけている大事なことを 思い起こさせてくれる良書としておすすめします。 (2009年1月28日(水)「ガンを切らずに10年延命-関根 進」) |
最後まで読んでくださってありがとう

「一期一会」に




