みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

『雅子さま論争』『無頼化する女たち』『登紀子1968を語る』『よみものmarisol』他

2010-01-17 16:48:38 | ほん/新聞/ニュース
どこかに旅行に行くときは本を2,3冊持って行くことにしています。

今回も、新幹線のなかで何を読もうかなと考えながら、ぶらっと本屋に立ち寄って、
『AERA』12/21号と『週刊金曜日』12/11号の書評で紹介されていた、
『雅子さま論争』を買いました。

『雅子さま論争』は、おススメです!『タフラブという快刀』 
で紹介した信田さよ子さんも執筆者の一人です。


   『雅子さま論争』(洋泉社/2009/11/6)  森 暢平 (著), 香山 リカ (著),
白河 桃子 (著), 水無田気流 (著), 小田嶋隆 (著), 湯山 玲子 (著), 信田 さよ子 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
「雅子さま問題」はどこから来てどこへ行く?メディアの過剰なバッシング、アンチ派のネットでの
暴走、雇用機会均等法第一世代からの強い共感と世代によって温度差がある皇室への思い入れ、
皇太子一家vs.秋篠宮一家という対立構図、長引く療養期間に投げかけられる疑問…。
雅子さまをめぐる言説はとどまるところを知らない。
近代家族のモデルとして機能した美智子妃の時代とは対照的に
共通の夢や希望を語れなくなった現代、
私たちは雅子さまを通じて、そこに何を見るのか。
目次
第一章 皇室と雅子さまはどこへ行くのか 森 暢平
 1 皇室にアンチで、萌えな「私」
 2 皇室が象徴だった頃
 3 皇室の変容
 4 漂流する皇室
第二章 人はなぜ、雅子さまを批判したくなるのか 香山 リカ
第三章 私たちはみな「プチ雅子さま」 白河 桃子
第四章 バブル世代女性は強化プリンセス・マサコの夢を見るか 水無田 気流
第五章 雅子さまが味わっている「抑圧」=皇室圧力を慮る 小田嶋 隆
第六章 もしも雅子さまにヤンキー気質があったなら 湯山 玲子
第七章 雅子さまと家族関係 信田 さよ子
雅子さまをめぐる皇室年表
著者紹介


もう一冊は、おなじ洋泉社新書で、『雅子さま論争』にも執筆している水無田気流さんの『無頼化する女たち』。
「みなした・きりう」という名前は、ペンネームでしょうか。


   『無頼化する女たち』
(水無田気流著/洋泉社新書/2009/12)

内容紹介
「負け犬」「おひとりさま」「カツマー」……
これがニッポン女子の無頼道!
◆ニッポン女子の無頼化は不可避だ!
「負け犬」「おひとりさま」「勝間和代本」ブーム……
これらはニッポン女子の無頼化現象を示す。
勝間和代のようなサバイバル・エリートは
最先端をいく究極の無頼化女子でもある。
彼女をロールモデルとしたカツマーの出現と
婚活流行(保守化)はコインの裏表だ。
普通の幸せの値段が軒並み高騰するハッピーインフレ時代、
女性は幸福のリスクマネジメントを迫られつつ
やさぐれ、何らかの形で無頼化せざるを得ない。
女子カルチャーの分析を通じてその構造を読み解く!
内容(「BOOK」データベースより)
「負け犬」「おひとりさま」「勝間和代本」ブーム…これらはニッポン女子の無頼化現象を示す。
勝間和代のようなサバイバル・エリートは最先端をいく究極の無頼化女子でもある。
彼女をロールモデルとしたカツマーの出現と婚活流行(保守化)はコインの裏表だ。
普通の幸せの値段が軒並み高騰するハッピーインフレ時代、
女性は幸福のリスクマネジメントを迫られつつやさぐれ、
何らかの形で無頼化せざるを得ない。
女子カルチャーの分析を通じてその構造を読み解く。
目次
はじめに ニッポン女子はなぜやさぐれてきたのか
第一章 ニッポン女子のハッピーリスクと「第一次無頼化」の到来
第二章 社会のゆがみとニッポン女子の「第二次無頼化」
第三章 女のパロディとしての「第三次無頼化」
第四章 サバイバル・エリートと婚活現象
第五章 『おひとりさまの老後』革命
第六章 ニッポン女子無頼化減少が示す真実
おわりに


ぱらぱらと立ち読みしたら、第五章で『おひとりさまの老後』について論じていて、
おもしろそうなので買いました。

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東京に行く前から読みはじめて、新幹線のなかで2冊を読了。

上野さんの本を論じているので、本を上野さんに差し上げて、
東京に置いてこようと思ったら、『無頼化する女たち』はすでにお持ちとのこと。

『雅子さま論争』はまだ読んでないとのことなので差し上げたら、
上野さんに、「みどりさん、この本もう読んだ?」と聞かれて、
年末に出たばかりの『登紀子1968を語る』をいただいてきました。

『登紀子1968を語る』は、「情況出版」という出版社からの新書の第1号とか。
へェー上野さん、お登紀さんと仲よしなのか、と思ったら、
第4幕には、『「ひとり寝の子守唄」から「1968」へ 上野千鶴子との対談』が収められていて、
上野さんも、この本の関係者のおひとりでした。

『登紀子1968を語る』(加藤 登紀子著/情況出版/2009/12)

本については、加藤登紀子さんが自身のホームページに紹介を書いています。
 TokikoNOW登紀子からのメッセージ

何を隠そう、わたしは80年代に、
岐阜でははじめての「水と土との対話 加藤登紀子コンサート」を
仲間と共に主催したことがあり、お登紀さんのファンなのです。
ツイッターもやっていらっしゃるので、さっそくフォローしました。

上野さんの研究室には、著書やジェンコロのテーマ本も置いてあリます。

で、昨年から岐阜で探していたけれど見つからなかった、
上野千鶴子特別編集の『よみものmarisol』とテーマ本の『平成オトコ塾』をゲットしてきました。

『上野千鶴子特別編集「よみものmarisol」』
おひとりさまは最強の人生!!

 


『平成オトコ塾』(澁谷 知美著/筑摩書房)
 平成男子の恋愛から結婚、非モテまで、知られざる包茎手術の真実から、風俗店利用の是非まで。
オジサン的「男らしさ」とは違う、新しい視点から提案する、平成男子の「生き方」本。
第1章 その「男の友情」は役に立つか?
第2章 「僕がキミを守る!」と思ってる?
第3章 非モテはいかにして生きていくべきか
第4章 暴力はなぜ、いけないか
第5章 包茎手術はすべきか否か
第6章 性風俗に行ってはダメか


ということで、帰りは本が減って軽くなるはずでしたが、
やっぱり重い荷物をごろごろひいて、かえってきました。


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コメント (2)
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1月16日(土)のつぶやき

2010-01-17 00:32:59 | 花/美しいもの
12:24 from web
●変えよう地方議会/地方議会も変化の時だ/「議決権乱用」戒め、住民訴訟の意義を考えよ  http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/9226e12f3549d49d55d3e753437945ae
18:00 from web
●【WANで録画放映中!】上野千鶴子×澁谷知美、新春爆笑トーク/東京と名古屋のおいしいごはん http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/6e1b1aa5fb7d12219ebb7014b03ea861
by midorinet002 on Twitter
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