一昨日、洞戸診療所で、漢方薬の
「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)エキス顆粒(ツムラ41番)」
を処方されて、さっそく、お昼に一袋、夕ご飯前に一袋のみました。
補中益気湯は、別名「医王湯」という有名な漢方薬で、
虚弱な人や、疲れがたまった人によい漢方薬で、効能は以下のとおり。
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わたしも「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)」を飲んで、
疲れもとれて、元気になる、はず、でした。
ところが、
ところが・・・、
夕食前に、2袋目を飲んだころから、なにか変な感じがして、
ドキドキと動悸が始まって、
ゆびさきがジンジンとして、やばい感じ。
手のひらを見ると、血液の循環がよくなってか、真っ赤です。
2年前に、発作性の高血圧をしているので、そのときの感じとよく似ています。
おそるおそる、血圧を測ると、161/99(脈拍88)です。
がーん
発作性の高血圧で、血圧の記録を始めてから最高記録!
と、よろこんでいるわけじゃありません。
動揺して、脈が速くなり、血圧がかくじつに20ほどあがったのを自覚して、
2回目の血圧を測るのをやめました。
前は、あがり始めるのがわかると何度も血圧を計って、そ
のたびに動揺して、ついに200を超えてしまって、
病院に直行する羽目になってしまったのです。
という、失敗から学んで、少しはかしこくなりました。
「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)」は低血圧にも効く薬で、
さまざまな症状や、虚証のひとにとてもあう薬なのですが、
実は、甘草や人参が入っているので、だいじょうぶかなぁ、と思っていたのです。
それで、安福さんに、2年前に咳が続いて呼吸が苦しくなって、
麦門冬湯と頓服の麻杏甘石湯を飲み合わせたときに、
発作性の高血圧が起きたことを話したのです。
「偽アルデステロン症ということもありますが、
補中益気湯は甘草の量も少ないし大丈夫でしょう。
甘草に特別敏感な人かもしれないので、何かあったら飲むのを止めて」
ということで、試してみることにしたのです。
あーぁ、飲んじゃなかった・・・・ぁ、と後悔してももう遅い。
薬は全身をかけ回って、わたしの疲れた体を元気にして、
同時に、血圧を上げている、らしいのです。
ドキドキジンジンしながら、何かできることはないか、と考え、
即効性がないと分かっているのですが、気休めにニューロタンを飲みました。
で、とりあえず、ともちゃんに
「もし何か起きたら病院に連れてって」と頼んで、
(といっても彼は梅酒を飲んだあとだった・・・)、
気持ちを落ち着かせようと、睡眠導入作用も降圧作用もある
マイナートランキライザーのリーゼを飲んでそのまま寝ました。
「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)」は副作用も少なくてよく効くく漢方薬だそうですが、
わたしの場合は、副作用で、「服用中止」ということになりました。
あさは無事に目を覚まして、二人とも、ほっとしました。
今日はさっそく、いなば内科にいってことの顛末を話して、
飲みなれた毎月の薬を処方してもらってきました。
それにしても、怖い思いをしました。
よく効く薬には思いがけない副作用があります。
みなさまも、薬の副作用にはご注意を!
PS:今朝の血圧は、112/72 に戻っていました。
何とか、薬の影響もなくなったところで、
今日はこれから東京に行ってきます。
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「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)エキス顆粒(ツムラ41番)」
を処方されて、さっそく、お昼に一袋、夕ご飯前に一袋のみました。
補中益気湯は、別名「医王湯」という有名な漢方薬で、
虚弱な人や、疲れがたまった人によい漢方薬で、効能は以下のとおり。
補中益気湯漢方中医処方解説 補中益気湯 (ホチュウエッキトウ・ほちゅうえっきとう)中医処方解説 処方名 補中益気湯 (ホチュウエッキトウ・ほちゅうえっきとう) 補中益気湯 組成 処方生薬構成比 黄耆4.0、当帰4.0、人参4.0、白朮4.0、柴胡5.0、升麻2.0、大棗2.0、陳皮2.0、甘草1.5、生姜1.0 日本漢方の効能 元気がなく胃腸のはたらきが衰えて、疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後の衰弱、食欲不振、ねあせ 中医学効能 補気健脾・升陽虚陥・甘温除熱 補気健脾の人参・ 白朮・陳皮・甘草は気の生成を強め、固表の白朮は黄耆を補佐します。柴胡・升麻は陽気を昇発し、補血の当帰は、気の運行を助け、いずれも黄耆を補佐します。 適応症 中気下陥・清陽不升:元気がない・疲れやすい・四肢がだるい・動作がおっくうである・立ちくらみ・頭の鈍痛・眠くなる(とくに食後)・頭がボーッとする・汗をかきやすい・息ぎれ・便秘あるいは泥状~水様便などの症候、あるいは胃アトニー・遊走腎・脱肛・子宮脱・ヘルニアなど。舌質は淡紅・脈は虚大。 脾不統血(気不摂血):脾胃気虚の症候とともに生じる少量かつ間歇的に持続する出血で、下半身や皮下の出血が多い。婦人では月経周期の短縮や過多月経が生じ、経血はうすいことが多い。 舌質は淡紅~淡白・脈は虚大。 気虚の発熱:慢性にくり返す微熱で精神的・肉体的疲労にともなって発生する。頭痛・悪寒・自汗などがみられることもある。脈は洪大で沈取すると無力。舌質はやや紅・苔は白。 臨床応用 低血圧症・起立性失調症・慢性頭痛・自律神経失調症・慢性胃腸炎・慢性肝炎・筋無力症・胃アトニー・脱肛・子宮脱・遊走腎・ヘルニア・慢性の出血症・産後の子宮復古不全・月経過多・頻発月経・不正性器出血・アレルギー性紫斑病・血小板減少性紫斑病・慢性の微熱・病後あるいは手術の回復期・その他の慢性疾患などで、脾胃気虚・中気下陥の症候を呈するもの。 この漢方薬は、補剤の王者として別名医王湯と呼ばれ、胃腸の働きを高め、体力を補い元気をつけます。即ち、虚弱体質、食欲不振、病後の衰弱、疲労倦怠、夏負けなど体力増強を目標に本方が適用されます。 元気がなく、胃腸の働きが衰えて疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後の衰弱、食欲不振、ねあせ |
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わたしも「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)」を飲んで、
疲れもとれて、元気になる、はず、でした。
ところが、
ところが・・・、
夕食前に、2袋目を飲んだころから、なにか変な感じがして、
ドキドキと動悸が始まって、
ゆびさきがジンジンとして、やばい感じ。
手のひらを見ると、血液の循環がよくなってか、真っ赤です。
2年前に、発作性の高血圧をしているので、そのときの感じとよく似ています。
おそるおそる、血圧を測ると、161/99(脈拍88)です。
がーん
発作性の高血圧で、血圧の記録を始めてから最高記録!
と、よろこんでいるわけじゃありません。
動揺して、脈が速くなり、血圧がかくじつに20ほどあがったのを自覚して、
2回目の血圧を測るのをやめました。
前は、あがり始めるのがわかると何度も血圧を計って、そ
のたびに動揺して、ついに200を超えてしまって、
病院に直行する羽目になってしまったのです。
という、失敗から学んで、少しはかしこくなりました。
「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)」は低血圧にも効く薬で、
さまざまな症状や、虚証のひとにとてもあう薬なのですが、
実は、甘草や人参が入っているので、だいじょうぶかなぁ、と思っていたのです。
それで、安福さんに、2年前に咳が続いて呼吸が苦しくなって、
麦門冬湯と頓服の麻杏甘石湯を飲み合わせたときに、
発作性の高血圧が起きたことを話したのです。
「偽アルデステロン症ということもありますが、
補中益気湯は甘草の量も少ないし大丈夫でしょう。
甘草に特別敏感な人かもしれないので、何かあったら飲むのを止めて」
ということで、試してみることにしたのです。
あーぁ、飲んじゃなかった・・・・ぁ、と後悔してももう遅い。
薬は全身をかけ回って、わたしの疲れた体を元気にして、
同時に、血圧を上げている、らしいのです。
ドキドキジンジンしながら、何かできることはないか、と考え、
即効性がないと分かっているのですが、気休めにニューロタンを飲みました。
で、とりあえず、ともちゃんに
「もし何か起きたら病院に連れてって」と頼んで、
(といっても彼は梅酒を飲んだあとだった・・・)、
気持ちを落ち着かせようと、睡眠導入作用も降圧作用もある
マイナートランキライザーのリーゼを飲んでそのまま寝ました。
「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)」は副作用も少なくてよく効くく漢方薬だそうですが、
わたしの場合は、副作用で、「服用中止」ということになりました。
あさは無事に目を覚まして、二人とも、ほっとしました。
今日はさっそく、いなば内科にいってことの顛末を話して、
飲みなれた毎月の薬を処方してもらってきました。
それにしても、怖い思いをしました。
よく効く薬には思いがけない副作用があります。
みなさまも、薬の副作用にはご注意を!
PS:今朝の血圧は、112/72 に戻っていました。
何とか、薬の影響もなくなったところで、
今日はこれから東京に行ってきます。
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