朝からよいお天気で、ぽかぽかと暖かい日です。
気温はぐんぐん上がり、5月の連休くらいとか。
このあたたかさで、つぼみだった花桃が開花しました。
いちばん大きい源平花桃の木は、ちらほら。
この木は、白花に桃花が混じる二色咲きです。
こちらのしだれ源平花桃は一気に開いて五分咲きくらい。
一つの花に紅白の斑がはいり、濃赤と白の咲き分けもきれいです。
足元には、芝桜も咲きはじめました。
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ところで、4月1日の毎日新聞「記者の目」。
テーマは「千葉県の不正経理」のことですが、
岐阜県の不正経理(裏金事件)にも触れられていて、おもしろいです。
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記者の目:病理根深い千葉県の不正経理=倉田陶子(政治部) 毎日新聞 2010年4月1日 ◇役所に自浄作用はない この不況下、どんな思いで庶民が納税しているか、考えたことはないのですか--。千葉県庁の不正経理問題を3月まで取材しながら、私は目の前の県職員にそう尋ねたい衝動に何度も駆られた。 近年では、岐阜県で12年間に17億円、愛知県で8年間に14億円の不正が発覚。神奈川県では2月、7年間で28億円が判明した。一方、千葉県は08年度までの6年間で40億円。取引業者に架空請求させ県費をプールする「預け」が各部署で横行し、自治体不正経理史上特筆すべき規模と悪質さだ。税金に対する想像力の欠如。これが千葉県庁特有の性質なのか、「役人」の本質的な性格か。私は前者だと信じたいが、不正防止には後者の観点が必要だ。「役人はそもそも信用ならない」という性悪説に立ち、監視機能を外部へ委ね、第三者が常時チェックできるよう会計処理を透明化すべきだ。 内部調査で不正の全体像が判明した昨年9月、県幹部は「公務員倫理が欠如し、長年の慣行だった」と語った。何ともしらじらしい。直前まで「不正はあり得ない」と完全否定を繰り返していた。ふたを開ければ、知事部局はもちろん、犯罪を取り締まる県警本部、内部監視組織の県監査委員事務局を含め、県庁の96%の部署(383の課や室)で不正が見つかった。 手口は「預け」のほか、別の物品を買ったように装う「差し替え」▽納品前に支払う「先払い」▽随時納品させ、後でまとめて払う「一括払い」--など、会計検査院が不正とする全手法が駆使されていた。調査した県総務部の担当者も「バラエティーに富むでたらめさ」と漏らした。 ◇内部調査に限界 実は堂本暁子前知事が08年秋、不正経理の内部調査を指示していた。調査が遅々として進まない中、09年2~6月に県職員3人が県費をだまし取ったとして、県警に詐欺容疑で相次いで逮捕された(全員起訴され有罪が確定)。判決によると、3人は計2300万円を詐取し、高級料亭にコンパニオンを呼び豪遊。愛人の生活費にも充てていた。 「例外的な不心得者」では片づけられない。3人は「預け」でプールされた県費を詐取し、不正経理の手口を公判で詳述した。それでも、県幹部は逮捕の度に内部調査の限界を強調し、不正経理の存在については全否定を繰り返した。相次ぐ逮捕に背中を押され、ようやく内部調査を本格化させたのだ。このような千葉県庁に今後、自浄作用を期待できるのか。疑問だ。 不正の全体像が判明した09年9月9日。テレビなども報じた謝罪会見で、森田健作知事の「森田県政では、不正は決して許さないし、やらせない」という勇ましいせりふを覚えている読者も多いだろう。その場にいた私は、裏を読まざるを得なかった。調査対象は堂本前知事時代の経理で、いわば負の遺産だ--。うがちすぎだろうか。 ◇第三者が監視を 後日談がある。森田氏が知事に就いた09年4月以降も、複数部署で不正経理が横行していたことが今年2月、県監査委員の指摘で判明した。これについて知事は先月8日の県議会委員会で野党議員から見解を求められたが、委員長(与党)の助けを借り、ほとんどを総務部長に代弁させて沈黙を決めこんだ。もちろん、知事が誰かという問題ではない。取材に「40年前からある」と証言する取引業者もいる。はるか以前から慣習化し、発覚しなければ延々と続いていたかもしれない。 県は内部監視機能を強化することで、問題に幕を引こうとしている。具体的には、総務部に特別監察室を作り、抜き打ち検査する▽監査委員事務局職員を増員、監査を徹底する--などだ。 特別監察室の職員が、同僚のうらみを買ってまで厳しくやるだろうか。監査委員事務局も制度上、代表監査委員が職員の人事権を持つが、知事部局全体の人事で動いているのだから、それをまともに信じる職員はいない。 識者が言うように、自治体の監査委員事務局を外部へ出して独立組織にするのも手だし、経理伝票の保存方法を、数年で廃棄される紙から半永久的な電子データに替えてもいい。第三者が任意の年度、部署の伝票を自由にチェックできるようにすれば、不正もしにくくなる。 性悪説に基づく方策は極論だろうか。その気になればできるのに、これだけ各地で不正が見つかりながら動きがないのは、不正をなくす気など最初からないともいえる。「批判はやがて収まる」が、職員たちの本音ではないのか。 不正経理は民間企業にもあるが、その原資は稼いだ金であり、放っておけば倒産という「究極の自浄作用」も働く。税金で仕事をし、倒産もしない役所に対し、外部チェックが厳しすぎるということはあり得ない。 ============== ◇ご意見をお寄せください。 〒100-8051 毎日新聞「記者の目」係/kishanome@mainichi.co.jp (毎日新聞 2010年4月1日) |
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