岐阜の本屋においてなかった『治りませんように べてるの家のいま』が読みたくて、
東京ならきっとあるだろうと、新宿の紀伊国屋本店に探しに行ったのですが、
品切れで重版待ちとのこと。
『治りませんように――べてるの家のいま』
(斉藤 道雄 (著) /みすず書房 (2010/2/18)
上野さんと別れるときに、「新宿紀伊国屋に『治りませんように』を探しに行く」といったら、
「ネットで注文すれば買えるでしょ」。
「本はネットで買ったことがないの。本屋で探して、手にとって買うのが楽しみ」とお返事(笑)。
本だけは、手間ヒマかけて探して、買って帰ってすぐ読む、というのが長年のシュミ。
紀伊国屋で、村上春樹さんの話題の最新刊『1Q84 BOOK3』が16日に発売、
ということを知ったので、昨日、売り切れてなかったら買おう、とカルコスに行って買ってきました。
1Q84 BOOK 3 (村上春樹著/新潮社 (2010/4/16)
「BOOK1」「BOOK2」も発売してすぐに読んでいて、
ながら読み、が出来る本ではないことを知っていたので、
集中して読もうと、夕ご飯を食べて仕事を全部済ませて、
午後10時から読み始め、1時ちょっと前に読み終わり。
新潮社HP『1Q84 BOOK3』
そこは世界にただひとつの完結した場所だった。どこまでも孤立しながら、孤独に染まることのない場所だった。
「1Q84」の世界に、もし愛があるなら、それは完璧な愛かもしれない――。
刊行以来、日本で、世界で、空前の話題を呼んでやまない長編小説。
ネタバレになるので書きませんが、一言で言えば、↑純愛もののファンタジー小説。
1,2が盛りだくさんで複雑な展開だったので、ちょっと拍子抜け・・・、というか、
あまりに予想通りの・・・といおうか・・・。
今朝の朝日新聞の↓斉藤美奈子さんの「えっ、そっち!?」の書評に共感(笑)。
1Q84第3巻、一斉発売 若者が人気下支え
(2010年4月16 朝日新聞)
村上春樹『1Q84』、韓国でも百万部!? にわかに活気づく出版社の版権ビジネス
(2010年1月12日 朝日新聞)
応援クリック してね
本文中の写真をクリックすると拡大します。
以下、一夜明けての反響です。
最後まで読んでくださってありがとう
クリックを
記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
東京ならきっとあるだろうと、新宿の紀伊国屋本店に探しに行ったのですが、
品切れで重版待ちとのこと。
『治りませんように――べてるの家のいま』
(斉藤 道雄 (著) /みすず書房 (2010/2/18)
上野さんと別れるときに、「新宿紀伊国屋に『治りませんように』を探しに行く」といったら、
「ネットで注文すれば買えるでしょ」。
「本はネットで買ったことがないの。本屋で探して、手にとって買うのが楽しみ」とお返事(笑)。
本だけは、手間ヒマかけて探して、買って帰ってすぐ読む、というのが長年のシュミ。
紀伊国屋で、村上春樹さんの話題の最新刊『1Q84 BOOK3』が16日に発売、
ということを知ったので、昨日、売り切れてなかったら買おう、とカルコスに行って買ってきました。
1Q84 BOOK 3 (村上春樹著/新潮社 (2010/4/16)
「BOOK1」「BOOK2」も発売してすぐに読んでいて、
ながら読み、が出来る本ではないことを知っていたので、
集中して読もうと、夕ご飯を食べて仕事を全部済ませて、
午後10時から読み始め、1時ちょっと前に読み終わり。
新潮社HP『1Q84 BOOK3』
そこは世界にただひとつの完結した場所だった。どこまでも孤立しながら、孤独に染まることのない場所だった。
「1Q84」の世界に、もし愛があるなら、それは完璧な愛かもしれない――。
刊行以来、日本で、世界で、空前の話題を呼んでやまない長編小説。
ネタバレになるので書きませんが、一言で言えば、↑純愛もののファンタジー小説。
1,2が盛りだくさんで複雑な展開だったので、ちょっと拍子抜け・・・、というか、
あまりに予想通りの・・・といおうか・・・。
今朝の朝日新聞の↓斉藤美奈子さんの「えっ、そっち!?」の書評に共感(笑)。
1Q84第3巻、一斉発売 若者が人気下支え
(2010年4月16 朝日新聞)
村上春樹『1Q84』、韓国でも百万部!? にわかに活気づく出版社の版権ビジネス
(2010年1月12日 朝日新聞)
応援クリック してね
本文中の写真をクリックすると拡大します。
以下、一夜明けての反響です。
【社説】1Q84 ブーム超える本の力を 2010年4月17日 中日新聞 作家村上春樹さんの小説「1Q84」の第三巻が発売され、書店に行列ができる人気を呼んでいる。活字離れの中、誕生したベストセラー。単なる話題性にとどまらない、本の力を感じさせる。 「1Q84」は昨年五月、書き下ろしで新潮社から一、二巻が発売され、二冊合わせて二百四十四万部が売れた。第三巻も既に八十万部の出版が決定しており、日本の小説としては二〇〇一年の「世界の中心で、愛をさけぶ」(片山恭一著)以来の三百万部を突破することが確実だ。 物語は、小学校時代に同級だった男女「天吾」と「青豆」を主人公に進む。一九八四年の東京が、空に月が二つある「1Q84年」に変わってしまったという超現実的な設定の中、二人の人生が交互に語られていく。鍵を握るのは、異世界の存在で、妖精のような「リトル・ピープル」。彼らは、ある宗教団体を通じて現れた。天吾と青豆はそれぞれ別の形で宗教団体にかかわる。それはリトル・ピープルの意に反する行動で、二人に追及の手が迫るというのが二巻目までの粗筋だ。 サスペンス小説風だが、随所に村上さんらしい幻想的なイメージがあふれる。村上さんが強い関心を抱いてきたオウム真理教事件が物語の背景になっており、事件の意味を考えさせる小説でもある。 社会現象になるまでに売れた理由としては、近年ノーベル文学賞受賞への期待が高まる村上さんが五年ぶりに発表した長編小説だったことが一番だ。加えて、出版社側が事前に内容を明らかにせず、話題性を演出したこともあろう。 しかし、今回のベストセラーは一過性のブームではないだろう。村上さんはアメリカ文学やジャズなどに造詣が深い。それを単なる知識ではなく血肉となして語るので言葉は生き、しかも豊かだ。比喩(ひゆ)はしゃれており、幻想的な物語を作り出してきた。従来の日本文学とは異質の世界共通性が、村上文学なのだろう。中国、韓国、ロシア、欧州での翻訳も多い。 読書離れが進む。文化庁の〇八年度調査では、雑誌や漫画を除いて、一カ月に一冊も本を読まないと答えた人が46・1%。〇二年度に比べて8・5ポイントも増えた。危機感を持つ国会は、今年を国民読書年と定めた。そんな中、これだけ多くの人が、決して易しくはない本を手に取ったことは大きい。これを機に、いろいろな本に手を伸ばし、本の力を感じてほしい。 ----------------------------------------------------------- 「1Q84」記録Q人気 第3巻発売 2010年4月16日 中日新聞夕刊 村上春樹さんの長編小説「1Q84」の3巻目となる「BOOK3」が16日午前、全国の書店で一斉発売された。午前零時に売り出した深夜営業の店や、開店時間を繰り上げて早朝販売した書店もあった。 名古屋市中区の丸善名古屋栄店では出入り口付近の2カ所に特設売り場を設置。午前9時50分に開店すると、店員が「大ベストセラーの続編が出ました」と通行人に呼び掛けた。幅広い世代の男女が手に取り、レジに持ち込んでいた。 開店の5分前から待っていた同市西区、コンサルタント業武沢信行さん(56)は「2作目を購入するのに苦労したから、『やった』という感じ。できれば今日中に全部読みたい」と喜んだ。 丸善名古屋栄店の担当者は「出版不況の中、ありがたい品物。今週末までに売り切りたい」と話した。 版元の新潮社によると、昨年5月に発売されたBOOK1、2の発行部数は計244万部。BOOK3は初版50万部だったが、同社は好調な予約状況を受け20万部の発売前増刷を決定している。 |
【村上春樹「1Q84」】BOOK3を読んでしまった人のためのCD・書籍ガイド 【47コラム】読了しました。村上春樹著「1Q84 BOOK3」。といっても、すさまじい斜め読みですが。4月16日午前0時の発売直後に本を購入してから、大急ぎでページを繰り、通勤電車内や仕事の後にめくりまくって、やっと“読み終えた”のです。602ページという大著ですので、めくるだけでも疲れました。 本の内容についてはおそらく各種ブログやツイッター、SNSで熱心に語られているのでしょう。それならここでは、文中に出てくる音楽と書籍、映画について紹介をしてみたいと思います。「BOOK3」を読み終えた人の参考になるようなデータを集めてみました。各アイテムは、小説内での登場順に並べてあります。アマゾンのリンクはあくまで商品の一例です。漏れがありましたら、ご指摘ください。 なお、未読の方はくれぐれもご覧にならない方がいいと思います。それではどうぞ。(2010年4月17日 、47NEWS編集部 ライター 湯浅泉) |
村上春樹「1Q84」第3巻発売「ノーベル文学賞の有力候補者」-米国 2010.4.17 サーチナニュース 村上春樹氏(61)のベストセラー小説「1Q84」(新潮社)の第3巻となる「BOOK3」が16日、発売された。一部の書店では同日午前0時から発売され、長蛇の列ができた。昨年5月に発行された「1Q84」のBOOK1と2は合計244万部が発行され、大ヒットとなった。BOOK3も初版50万部に加え、20万部の増刷がすでに決まっており、ベストセラーが期待されている。 米メディアも、東京の書店では「1Q84」第3巻の発売にあたって、通常より2時間開店時間を早めたが、季節外れの寒空に雨が降る中、本を求めて列ができた、とその人気ぶりを伝えた。 現代生活における不条理と孤独を繊細な物語でつづった村上氏の小説は、世界の人々に共感を得たとし、同氏のほかの小説「ノルウェイの森」や「海辺のカフカ」、「ねじまき鳥クロニクル」も国際的な称賛を受け、同氏の作品は40カ国以上に翻訳、出版されていると評価している。 また、ほかの米メディアは、村上氏がノーベル文学賞の有力候補者だと考えられているとし、村上ファンはほかに類をみず、雪だるま式に増え続けており、これほど人気の高い小説家はまれだとの見方を示した。一方で、米国在住の村上氏はプライバシーを重んじる人物で、インタビューには応じなかったと報じている。(編集担当:桐山真帆子・山口幸治) |
最後まで読んでくださってありがとう
クリックを
記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね