昨年の10月から岩波ホールで上映されていた映画『ハンナ・アーレント』。
WANサイトで、岡野八代さんと河野喜代美さんが紹介されていたので、
ずっと見たいと思っていました。
「ハンナ・アーレント」(マルガレーテ・フォン・トロッタ監督)は、
「映画ペンクラブ賞」の外国映画のベスト1作品にも選ばれています。
その後名古屋で上映されたときは見逃したのですが、
最近になって、劇場情報を見たら岐阜のシネックスで上映されていることを知りました。
さっそくつれあいを誘って、観にいってきました。
映画の最後のアーレントの学生への講義のことばを聴いて、涙がでできました。
最近観たなかではダントツ、とってもよい映画でした。
岐阜の上映は期間限定で2月14日まで、あと二日です。
「ハンナ・アーレント」映画評 河野喜代美
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さっそくつれあいを誘って、観にいってきました。
映画 ハンナアーレント |
映画の最後のアーレントの学生への講義のことばを聴いて、涙がでできました。
最近観たなかではダントツ、とってもよい映画でした。
岐阜の上映は期間限定で2月14日まで、あと二日です。
『ハンナ・アーレント』を見る前に 岡野八代 2013年11月29日 WANウイメンズアクションネットワーク わたしの住む京都では、11月30日(土曜)から京都シネマにて、『ハンナ・アーレント』が公開されます。 映画を見る前に、ということで『京都民報』11月24日版に掲載されました、映画についての記事をここに再掲いたします。 ドイツ系ユダヤ人女性ハンナ・アーレントは(1906-1975)、20世紀を代表する政治思想家の一人である。1933年ヒトラー率いるナチス政権誕生後、パリに逃れるものの、40年にはアーレント自身もピレネー山麓にあったギュルの抑留キャンプに連行された。しかし彼女は、混乱に乗じて運よくキャンプを脱出し、41年に合衆国へと亡命する。 本映画は、アーレント・ファンにたまらない情報に溢れている。マンハッタンの書斎の雰囲気(机の上には最愛の夫、ブリュッヒャーの写真とともに、ハイデガーの写真が飾られている)や、マンハッタンに集う亡命ドイツ知識人と煙草とともに楽しむ論争、そして、思想家として活躍し、思索に耽る側ら、夫を慈しむアーレントから、有名なアーレントの公私二元論について考えさせられる。アーレントの講義を聴く学生のまなざしからも、この人たちは後に活躍するアーレントのあの教え子だろう、などとついつい細部に見入ってしまう。 また、主演であるバルバラ・スコバがすばらしい。彼女がたばこを持つ姿、ドイツ語なまりの英語、のっけからアーレント色満載である。 ここでは、映画で初めてアーレントに出会う人のために、映画をさらに楽しめるよう、映画の背景となる彼女の思想を簡単に紹介したい。とりわけ、映画最後の圧巻である「思考することDenken/ Thinking」に関する八分もの講義シーンが、なぜ聞く人をここまで魅了するのかを少しでも伝えることができれば幸いである。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (以下はWANサイトで) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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映画『ハンナ・アーレント』どこがどう面白いのか 中高年が殺到! 2013年12月09日(月) 週刊現代 平日の昼間にもかかわらず、映画館に行列ができている。1960年代、あることがきっかけで世界中から批判を浴びたユダヤ人の女性哲学者の物語。日本人にいま受けているのには、理由があった。 ものすごく難しい内容なのに 11月中旬のある平日。東京・神保町の岩波ホール前に、50人以上の長い列ができていた。時刻は午前10時半。映画のチケットを求める人々が、上映の1時間以上も前から並んでいるのだ。 「主人に面白いから観てきたら、と言われて今日は友達と3人で来たんです」 60代後半の女性はこう話す。平日の朝という時間帯も関係しているだろうが、周囲を見渡すと中高年の男女が9割以上を占めていた。 公開中の映画『ハンナ・アーレント』が、いま中高年を中心に大きな注目を集めている。ドイツ系ユダヤ人の哲学者、ハンナ・アーレントという女性を描いた事実に基づく物語だ。 東京で唯一、この作品を上映している岩波ホールの企画担当・原田健秀氏は、その盛況ぶりに驚いているという。 「初日の10月26日は台風が来ていたのですが、3回の上映すべてが満員になりました。すでに公開から4週間近くが経ちましたが、平日の昼間は満席が続いています。100人近くが入れないこともある。良い作品なので、公開前から手ごたえは感じていましたが、これほど反響が出るとは思いませんでした」 配給会社のセテラ・インターナショナルによると、「東京・岩波ホールでの動員が非常に好調なので、全国のミニシアターからも引き合いが来ている」という。現在、東京の岩波ホールのほか、愛知・名古屋シネマテーク、大阪・梅田ガーデンシネマでも公開中。今後、全国各地で上映が予定されている(詳細は作品ホームページを参照)。 ミニシアター系の映画が、ここまで話題になるのはかなり稀なこと。 「ハンナ・アーレントは、20世紀を代表する哲学者の一人だと思いますが、彼女の代表作『全体主義の起原』は理解するのも大変な大著で、読んだことのある人は多くないでしょう。これほど盛況になる映画だとは考えてもみませんでした」 と東京大学大学院教授の藤原帰一氏も首をかしげる。いったい、何がそんなに人を惹きつけているのか。 まず、作品のストーリーを簡単に紹介しよう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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