みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

避難者自殺判決 東電の責任厳しく指摘/原発と自殺―過酷さに司法の警告/ためしてガッテン 新ジャガ!

2014-08-27 21:21:10 | ほん/新聞/ニュース
形がいびつだったり、欠けていたりとお客さんには配達できないジャガイモを、
ともちゃんがきれいに洗って、玄関に持ってきました。


この大量のジャガイモをどう食べましょう。
まずは玄関で乾くのを待ちます。1

きょうは「ためしてガッテン」でジャガイモ特集をするので、
番組を見る前に作ったポテトサラダ。



ハムとキュウリを混ぜて、マヨネーズと黒こしょうを入れると、とても美味しいです。


余ったキュウリは、ちくわキュウリに。



八戸のまさばかん。
480円ほど都高めですが、とても美味しいので、

ときどき、このまま食べます。


とり立てのマサバ一匹分くらい入っていて、食べごたえがあります。


  
NHKためしてガッテン 「新ジャガ!感動5連発 常識破り調理で新食感」2014年08月27日放送
収穫されてそのまま売り場に並ぶ「新ジャガ」の旬は4~10月。
「新」の名の通り、新鮮で色もきれいだし、おいしそうなイメージがありますよね。
ところが、収穫後に冷蔵保存された普通のジャガイモと食べ比べると、なんと保存したほうがおいしいという結果に!
じつは、以前ガッテンでお伝えしたとおり、ジャガイモは低温で保存すると甘みが増すため、カレーや肉じゃがなどの料理で新ジャガを使っても、保存したジャガイモに負けてしまうのです。

ところが、新ジャガに秘められた「ある力」を引き出すと、ジャガイモとは思えない新次元のおいしさが生まれることを発見!
モチモチになったりフワフワにとろけたり、さらにはシャッキシャキの爽快な歯ざわりまで、変幻自在の新ジャガ・パワーをお伝えします!


モチモチになるのは、冷ましてからつぶした場合。
新じゃがはでんぷんが多いので、冷ますとでんぷん粒というものが出てくるのだそうです。

うちのポテトサラダの芋はあついうちにつぶしたのでもちもちではありません。

もちもちのジャガイモ料理、今度つくってみよっと。

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ところで、昨日、
福島地裁が判決で、東京電力に対して、
福島第1原発事故に伴う避難生活中に自殺した58歳の女性の遺族に賠償を命じた。

当然といえば、当然の判決ですが、司法をちょっと見直しました。

他の自殺者にも、同じように賠償を命じて、
東京電力の責任をあきらかにしてほしいと切にねがいます。

  社説:避難者自殺判決 東電の責任厳しく指摘  
毎日新聞 2014年08月27日 

 福島第1原発事故に伴う避難生活中に自殺した58歳の女性をめぐる裁判で、慰謝料など約4900万円を遺族に賠償するよう福島地裁が東京電力に命じた。東電にとって厳しい判断が示された。
 自殺をめぐる責任の所在が司法の場で争われることは少なくない。近年、過労自殺などで企業側に厳しい判断も出ている。そういった中で、原発事故による避難生活のストレスと自殺の関係が正面から争われ、判決は因果関係を明確に認めた。

 個別事例での判断とはいえ、原発事故をめぐる他の訴訟や和解交渉に与える影響は少なくないだろう。

 女性は、原発事故後の2011年7月、当時、計画的避難区域に指定されていた福島県川俣町の自宅に一時帰宅した際、自殺した。訴えたのは、女性の夫と子供3人だ。

 原発事故により、女性は生まれて以来ずっと住んできた故郷を離れ、避難生活を余儀なくされた。子供と別居し、働いていた養鶏場の閉鎖で仕事も失った。野菜を融通し合うなど密接な近隣住民とのつながりも失った。短期間に次々と襲ったこうしたストレスが女性を「うつ状態」に至らしめたと判決は認定した。

 女性には、震災前から不眠などの症状があり、心身症と診断され、通院治療を受けていた。東電側は、「個体側の脆弱(ぜいじゃく)性」として、こうした事情を指摘し、責任を争っていた。

 判決は、この点も考慮しつつ、自殺の要因の8割は原発事故によるストレスと認め、賠償額を算定した。

 いったん放射性物質が広範囲に飛散すれば、地域の居住者が避難を余儀なくされ、ストレスを受けてうつ病などを発病したり、自殺者も出たりすることを東電は当初から予見可能だったとまで判決は踏み込んだ。

 避難生活を送る人の中には、ストレスに強い人も弱い人もいる。脆弱性といった言葉で切り捨てることは許されない。判決が示した災害弱者への目配りは理解できる。

 原発事故をめぐっては、訴訟以外の紛争解決法として、国による原子力損害賠償紛争解決センターの和解仲介手続き(原発ADR)がある。こうした場で、自殺に限らずさまざまな観点から東電の責任が問われている。被害の訴えに対し、どう賠償をするか。あるべき賠償の範囲についての考え方もさまざまだ。

 いずれにしろ、被害者の声に真摯(しんし)に耳を傾け、被害に見合った賠償に応じることが、原発事故を起こした東電にとっては原点になるはずだ。

 福島県では、自殺を含む震災関連死の死者数が1670人を超え、地震や津波で亡くなった直接死を上回る。こうした人たちへの賠償のあり方についてもさらに議論が必要だ。


  社説:原発と自殺―過酷さに司法の警告
朝日新聞 2014年08月27日 

福島第一原発の事故のために避難生活を強いられた女性が、命を絶った。つかの間だけ戻れた自宅で焼身自殺した。

 夫と子どもたちが東京電力に賠償を求めて提訴した。約2年の審理をへて、裁判所はきのう、東電の責任を認めた。

 判決は、避難生活によるストレスの過酷さを強調している。慣れ親しんだ暮らしや仕事を奪われ、将来も見えない。その心の負担はあまりに重い。

 ひとたび事故を起こせば、避難生活の中で自ら死を選ぶ人が出ることを東電は予想できたはずだ。判決はそうも指摘した。

 原発の事故は、人間の環境も人生も激変させる。そこで起きた自殺との因果関係をそもそも否定する方がむずかしい。まっとうな司法判断である。

 避難中の自殺はこのほかにも起きている。事故が時を超えて、どれほど重い苦難を人びとに強いているか、この判決は改めて考えさせる。

 事故と自殺との関連性はこれまで、あいまいにされてきた。遺族が直接、賠償を求めても、東電側が因果関係を認めなかったり、認めても遺族には納得できない低い額を示したりといった対応が多かった。

 今回の裁判でも東電は、女性の精神的な弱さに責任があったかのような主張をしてきた。この判決を機に、そうした姿勢を反省すべきだ。

 個々の人間の心が強かろうが弱かろうが、死を選ばせるほどのストレスを与えたことに免罪符はないだろう。

 家族関係や健康など、自殺をとりまく状況はさまざまだ。原因の厳密な特定はむずかしい。だとしても避難生活の中で起きたケースである限り、直接、間接に事故が影を落としていることは明らかといえる。

 東日本大震災に関連した自殺者の人数は、遺体を調べる警察が判断し、内閣府がまとめている。それによると、福島県内では、2011年10人、12年に13人、13年に23人と、時間がたつほど増えている。岩手、宮城両県より多く、今年も7月末までに10人にのぼっている。

 計56人の半数近くの年齢は、50~60代に集中しており、動機は、健康問題(27人)、経済・生活問題(15人)などが挙げられている。

 いま何より肝要なのは、震災と原発事故がもたらす悲劇をこれ以上、起こさないことだ。

 被災者を死に追い込まないために、ストレスをいかに小さくできるか。その手だてを、国、自治体、東電を中心に社会全体で急がねばならない。 


  原発避難「うつで自殺」 東電に賠償命令 福島地裁  
東京新聞 2014年8月26日 夕刊

 二〇一一年七月、東京電力福島第一原発事故で避難していた福島県川俣町山木屋地区の渡辺はま子さん=当時(58)=が自殺したのは「避難生活で精神的に追い詰められ、うつ状態になったため」として、遺族が東電に計約九千百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福島地裁(潮見直之裁判長)は二十六日、東電に約四千九百万円を賠償するよう命じた。

 東電によると、原発事故が原因で自殺したとして東電に賠償を求めた訴訟で、初の判決。夫の幹夫さん(64)ら四人が訴えた。

 訴状によると、一一年三月十一日の原発事故で、山木屋地区は四月二十二日、政府による計画的避難区域になった。はま子さんは六月、幹夫さんら家族とともに福島市内のアパートに避難。一時帰宅していた七月一日、自宅敷地内で焼身自殺した。

 避難後、顔色が悪くなって食欲がなくなり「生きているうちに戻ることができるだろうか」などと話すようになったといい、原告側は「自宅に戻る見込みが立たず、勤めていた養鶏場も閉鎖され、精神状態が悪化した」と主張した。

 東電は「原発事故で強い心理的負担が生じたことは認めるが事故前から睡眠障害で薬を飲んでおり、原発事故以外の原因を考慮するべきだ」として争っていた。

 原発事故と自殺をめぐっては、東日本大震災から間もない一一年三月二十四日に自殺した福島県須賀川市の農業の男性=当時(64)=の遺族が賠償を求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、東電が賠償することで和解した例がある。

◆自殺増加 避難長期化原因か
 福島県では、東日本大震災との関連で自殺したと認定される人が増え続けている。集計する内閣府の担当者は「東京電力福島第一原発事故の影響で避難先の生活が長期化しているのが原因ではないか」と分析する。

 内閣府によると、福島県の震災関連の自殺者は、統計を取り始めた二〇一一年六月から今年七月までに五十六人。同様に震災で大きな被害を受けた岩手県の三十人、宮城県の三十七人と比べても多く、全国最多だ。福島では一一年に十人、一二年に十三人、一三年に二十三人と、増加傾向が著しい特徴もある。

 自殺防止対策について内閣府は「福島県には対策費を多めに配分している」とし、県も相談ダイヤル設置や仮設住宅への相談員派遣などに取り組んでいるが、十分な効果が挙がっていないのが実情だ。

 震災関連の自殺と認定されるのは、仮設住宅で遺体が発見されたり、亡くなったのが原発事故の避難者だったりしたケース。ほかにも遺書や遺族の話を基に、震災関連かどうか判断している。

<原発事故と避難> 東京電力福島第一原発事故に伴い、政府は2011年4月22日、福島県内の原発周辺11市町村に避難区域(警戒区域と計画的避難区域)を設定。12年4月からは順次、放射線量が高い順に、帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域の三つに再編した。避難区域は14年4月に田村市で初めて解除され、現在10市町村で継続中。自主避難を含め今も約12万5000人の福島県民が、県内外で避難生活を続けている。


 「自殺と原発事故に因果関係」東電に賠償命令 
2014.8.16 NHK  

東京電力福島第一原子力発電所の事故で避難を余儀なくされ、その後自殺した福島県川俣町の女性の遺族が起こした裁判で、福島地方裁判所は「自殺と原発事故の間には因果関係があり、生まれ育った地でみずから死を選択した精神的苦痛は極めて大きい」として、東京電力に対して遺族に合わせて4900万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
東京電力によりますと、原発事故が自殺の原因だとして遺族が訴えた裁判で、賠償を命じる判決が出たのは初めてだということです。

福島県川俣町の渡邉はま子さん(当時58)は、原発事故によって住んでいた山木屋地区から避難生活を余儀なくされたあと、一時帰宅をした平成23年7月、体にガソリンなどをかけ火をつけて自殺したことから、夫と3人の子どもが「避難生活でうつ病になったことが原因だ」として東京電力を訴えていました。
26日の判決で福島地方裁判所の潮見直之裁判長は、「女性は福島市内のアパートに避難して以降、うつ病を発症していた可能性が高く、いつ帰還できるか見通しが持てない状況で強いストレスを受けていた。
避難生活の再開が迫っていたことが直接の契機になって自殺したと認められ、自殺と原発事故の間には因果関係がある」と指摘しました。
そのうえで、「展望の見えない避難生活へ戻らなければならない絶望や、生まれ育った地でみずから死を選択することとした精神的苦痛は、容易に想像しがたく極めて大きい」として、4人の遺族に合わせて4900万円を支払うよう命じる判決を言い渡しました。
東京電力によりますと、原発事故が自殺の原因だとして遺族が訴えた裁判で、賠償を命じる判決が出たのは初めてだということです。

「寄り添った意義のある判決」
自殺した渡邉はま子さんの夫の幹夫さんは判決のあと記者会見し、「自分たち家族の思いに寄り添った意義のある判決をいただいたと思う。これまで悩み苦しんだ家族も救われる。山木屋地区の自宅に戻ったら、はま子の遺影に『ゆっくり休んでくれ』と報告したい」と話していました。
また、会見に同席した広田次男弁護士は判決について、「全面的な勝訴と評価できる。原発事故を原因とする裁判の先例としての意義は大きい。きょうの判決は、今後の別の裁判にも引き継がれ大きな影響を与えるだろう。東京電力はこの判決を真摯(しんし)に受け止めて控訴しないでほしい」と話していました。

「内容精査したうえで対応検討
判決を受けて東京電力は、「渡邉はま子さんがお亡くなりになられたことについて、心よりご冥福をお祈りいたします。本件の対応に対する詳細は回答を差し控えるが、今後、判決内容を精査したうえで対応について検討してまいります。判決が言い渡されたのは事実であり、引き続き真摯(しんし)に対応してまいります」というコメントを出しました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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8月26日(火)のつぶやき

2014-08-27 01:22:34 | 花/美しいもの

社説 - 女性の活躍―働き方全体の見直しを:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/6k6


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<避難者訴訟>自殺「原発事故が影響」 東電に賠償命令(毎日新聞) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140826-…


妊娠女性4人に1人「マタハラ」被害経験 : ジョブサーチ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) yomiuri.co.jp/job/news/20140… @Yomiuri_Onlineさんから


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