みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<空き家を生かす!!>需要増す「管理ビジネス」(白井康彦)/コアユの山椒煮

2015-06-14 13:57:10 | ほん/新聞/ニュース
先週、蜂蜜につけた小梅の蜂蜜シロップ漬け。
完熟して木から落ちた梅なので、梅酢がすぐにあがってきました。、

毎日、落ちた梅をひろって、熟しすぎた梅を追加していたら、
ビンいっぱいになってしまって、
さあ大変、泡だってきました。
 ⇒ 
蜂蜜の甘みも薄くなって発酵したのか、
ビンの蓋を閉めると吹きこぼれるので、
ときどき、浮いた梅の頭を押して、プクプクの泡を抜いています(笑)。

コーヒー豆が切れたので、「山田珈琲」に行きがてら、
お店の前に、ユニーに行ったら、手ごろな大きさの小鮎(コアユ)が、
半額になっていました。

産地を見たら、琵琶湖産。
「琵琶湖の小鮎(コアユ)」です。
鮎の赤ちゃんではなく、この大きさの「コアユ」という鮎の仲間です。

6月の特集 小鮎(コアユ) - 特集 - 滋賀のおいしいコレクション

さっそくおいしい食べ方を調べて、いただきものの京都の山椒の粉があったので、
「コアユの山椒煮」をつくることにしました。
   

コアユは、水を入れて煮ると生臭くなるということなので、
   
酒とみりんとお醤油と生姜粉で、ことこと煮て、
   
煮汁がなくなってきたら、最後に山椒の粉を入れました。

   
身がやわらかいので、ちょっと煮崩れてしまいましたが、
骨まで全部食べれて、鮎と違ってワタがほろっと苦いのですが、
山椒がピリッと効いて、おいしいです。

若いころは、苦いものが苦手だったのですが、
わたしも年を取ったもんです(笑)。

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ところで、
11日の中日新聞の生活面に、
友人の白井さんの<空き家を生かす>の記事が出ていたので、紹介します。

まえは長野の空き家のことだったのですが、
今回は、愛知や岐阜の空き家の管理のこと。
管理ビジネスだけでなく、地域再生に活用するという
岐阜市のNPOの取り組みの例もあり、おもしろいです。

  <空き家を生かす!!> 需要増す「管理ビジネス」
2015年6月11日 中日新聞

 人が住まなくなった建物は傷みが早い。庭の草取りなどの手入れが行き届かず、ポストに郵便物が置きっぱなしになると、不審者が侵入する恐れもある。そんな空き家に目を付け、空き家管理ビジネスに新規参入する企業が増えている。空き家管理の現場に同行取材し、手入れのポイントを聞いた。

 東海地方にある市の住宅地。築四十二年の二階建て住宅の庭で、不動産コンサルティング会社「レゴーニ」(名古屋市)の小野寺亮さん(29)が草取り作業をしていた。

 庭木や雑草が伸び放題になると、虫が大量に発生したり、火災の危険が増したりして近所の家に迷惑をかける。周囲の目も届きにくくなって、不審者が入りやすくなるなど防犯上もよくないという。「草取り作業が、空き家管理で一番需要があるんです」と小野寺さん。

 この空き家は、一人暮らしだった女性が高齢者施設に移ったことから、別の場所に住んでいる娘から半年前に管理を依頼された。

 同社の主な管理プランは、「お手軽コース」と「しっかりコース」の二種類で、この依頼主は、主に庭の状態を見回って、建物は外から管理するだけの「お手軽コース」を選択した。

 小野寺さんは、▽庭にごみが投げ入れられていないか▽窓の施錠の再確認▽不審者が侵入した形跡がないか▽隣家との境界付近に異常がないか▽ポストに郵便物がたまっていないか-などをチェック。三十分ほどで終了した。現場の写真も撮影し、後日、依頼主にリポートを送る。

 一方、「しっかりコース」では、合鍵を預かっている同社スタッフが家の中に入り、各室の窓を開けて風通しを良くする。湿気がたまると、かびくさくなって家の傷みが早くなるためだ。水道のさびや異臭を防ぐため、蛇口をひねって三分ほど通水。室内の簡単な清掃も行う。

 このほか、▽天井に雨漏りがないか▽洗面所や風呂場などにかびが発生していないか▽外壁の塗装が落ちていないか-なども調べる。

 空き家の近くに住んでいる場合、個人で管理することも難しくない。「定期的に見にいけるか」「交通費はどれぐらいかかるか」「自分ができない場合は、空き家の近くに住む親戚に頼めないか」などが、業者に委託するかどうかの判断材料になりそうだ。

◆企業など相次ぎ参入
 空き家が今後、急増するとみられることから、不動産業者やハウスメーカーなどが空き家管理ビジネスに次々と参入している。

 レゴーニはもともと、不動産の仲介や鑑定のほか、相続を助言する会社だったが、一年半前に空き家管理ビジネスにも進出。現在約四十件の民家の管理を行っている。

 社長の二階堂貴さん(45)は「空き家の持ち主からの相談も多いが、競争相手も増えている」と話す。地域によっては、シルバー人材センターも参入している。

 空き家管理をビジネスとしてではなく、地域再生に活用しようという動きも。NPO法人岐阜空地(あきち)・空家管理センター(岐阜市)は、空き家や空き地を地域活動の場などとして利用できないか検討しており、基本プラン料金を月額六百円と格安に設定した。会員やボランティアが作業するので安くできるという。

 理事長の水野元且(もとかつ)さん(59)は「空き家として放置されたら、使いようがなくなる。建物も活用するつもりなら、早めに管理を委託するなど、手を打つべきだ」と強調する。
(白井康彦) 


 「節税」のために放置されてきた「空き家」ーー特別措置法の施行で何が変わる?  
弁護士ドットコム 2015年06月09日

高齢化や人口減少の影響で、空き家の存在が全国的な問題になっている。国も対策に本腰を入れており、放置された空き家の撤去や活用を進める「空家対策特別措置法」が5月26日に施行された。

総務省の住宅・土地統計調査によると、2013年10月時点の全国の総住宅数は約6063万戸で、そのうち空き家は約820万戸。総住宅数に占める「空き家率」は13.5%で、調査を始めた1948年以来、過去最高だという。

空き家が放置される理由として、「更地に比べて空き家が建っていたほうが税金が有利」という意見もあるが、税制の面から見ても何か変化があるのだろうか。足立仁税理士に聞いた。

●「節税のために、廃墟のような住宅が撤去されない」
「固定資産税は、不動産の所有者に対して課される税金です。その税率は、固定資産税評価額に対して、年率1.4%とされています。

しかし、空き家に限らず、住宅用地に対する固定資産税については、課税標準を3分の1にする優遇措置が設けられています。

200㎡以下の小規模な土地の場合は、さらに優遇されて6分の1になります。つまり、住宅の建っている土地であれば、固定資産税は3分の1または6分の1になったのです」

なぜ、優遇措置が設けられたのだろうか。

「政府としては、住宅建設を促進したかったからです。しかし、住宅が古びて空き家になったとき、取り壊して空き地に戻すと、今度は逆に固定資産税が高くなってしまいます。

その結果として、固定資産税の節税のために、廃墟のような住宅が撤去もされずに残されてしまうという問題が生じました。今回の新法は、その問題に対処するためのものです」

●優遇措置がなくなったわけではない
今回の法施行で、優遇措置はなくなったということだろうか。

「優遇措置が完全になくなったわけではありません。

まず、倒壊の恐れがある、衛生上有害である、著しく景観を損なうなどの問題がある空き家を、市区町村が『特定空き家』に指定します。

そして、所有者に除去・修繕を命令します。同時に、固定資産税の優遇措置もなくなります。問題のある空き家以外は、これからも優遇措置を受けることができます」

問題のある空き家の持ち主は、いったん更地にして、駐車場などにしたほうがいいのだろうか。

「空き家を取り壊して駐車場にしたとしても、駐車場は空き地と同じで、固定資産税の優遇がありません。

地価の高い地域では、駐車場だけで採算を取るのは難しいでしょう。やはり、積極的に土地を有効活用すべく、建て替えや、場合によっては売却も視野に入れて、今後の方針を専門家に相談すべきだと思います」

足立税理士はこのように述べていた。

(弁護士ドットコムニュース)


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