昨日の午後からお天気が崩れるという予報だったので、
いそいで、まだアップしてない花桃を撮りました。
家の西のいちばん遅く咲く源平花桃
白、桃、赤、絞りとカラフルな混色です。
源平花桃の特徴で、
咲きすすむにつれて、赤が濃くなっていきます。
源平花桃の北側には、ピンクの菊桃。
花の咲き方と同じように、枝もピンと立っています。
市道の上の源平花桃は、まだ花が散っていなくて、
花にボリュームが出てきました。
けっこう長く咲いていますが、
きょうの春の雨に打たれて散り始めています。
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話しは変わりますが、
毎日新聞の「読書日記」。
今週は上野千鶴子さんの番でした。
料理研究者と料理本がテーマです。
「聡明な女は料理がうまい!」
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記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
いそいで、まだアップしてない花桃を撮りました。
家の西のいちばん遅く咲く源平花桃
白、桃、赤、絞りとカラフルな混色です。
源平花桃の特徴で、
咲きすすむにつれて、赤が濃くなっていきます。
源平花桃の北側には、ピンクの菊桃。
花の咲き方と同じように、枝もピンと立っています。
市道の上の源平花桃は、まだ花が散っていなくて、
花にボリュームが出てきました。
けっこう長く咲いていますが、
きょうの春の雨に打たれて散り始めています。
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話しは変わりますが、
毎日新聞の「読書日記」。
今週は上野千鶴子さんの番でした。
料理研究者と料理本がテーマです。
「聡明な女は料理がうまい!」
読書日記 今週の筆者は社会学者・上野千鶴子さん 社会をあぶりだす食卓 毎日新聞 2016年4月12日 *3月15日〜4月11日 ■小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代(阿古真理著・2015年)新潮新書・842円 ■完本檀流クッキング(檀一雄+檀太郎・晴子著・2016年)集英社・3132円 ■平成の家族と食(品田知美編著、野田潤、畠山洋輔著・2015年)晶文社・1836円 ■おべんとうと日本人(加藤文俊著・2015年)草思社・1620円 阿古真理さんの「小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代」に目のさめる思いがした。高度成長期から今日までの主婦と食卓の歴史を「料理本」を素材に、時代が求めたレシピと、それを伝える料理研究家の生き方を縦糸に、女性の主婦化や職場進出を横糸に、戦後女性史の織物を織り上げた秀作。目のつけどころがよい。 本書には高度成長期にテレビ番組「きょうの料理」で「家庭の味」を宣教した江上トミ、手抜きOKの短時間調理術を伝授した小林カツ代、「カリスマ主婦」のアイデンティティーを大事にした栗原はるみ、「おふくろの味」を伝えた土井勝・善晴、辰巳浜子・芳子の親子、そして彼ら料理研究家のジュニアで「男子ごはん」を気軽に広めるケンタロウ、栗原心平、コウケンテツらが登場する。NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」のモデルは、小林カツ代と辰巳浜子だったとか。ちなみにわたしが海外滞在のたびに持ち歩いたのが「檀流クッキング」。その完本が檀一雄の息子とその妻の尽力で刊行された。舌で覚えた家族の伝統計177レシピ。壮観だ。 主婦のつくる料理ベスト3が、カレー、野菜いため、ハンバーグだというデータを見たことがあるが、料理本やクックパッドがどんなに普及しても、食卓の実態に反映されているわけではない。それを知りたければ、岩村暢子さんの実証研究「変わる家族 変わる食卓」(中公文庫)をはじめとする3部作から、衝撃的な食の崩壊の現実を知ることができる。だが、岩村さんのデータからは調査の対象者がどんな階層に属するのかがわからない。 味の素株式会社が1978年から蓄積した貴重なデータをもとに、食生活の変化を分析したのが品田知美さん編著「平成の家族と食」だ。このデータは年齢、学歴、職業、家族構成、年収などの詳細な情報を含む宝の山。研究をオファーされて断る研究者はいないだろう。わかるのは和食志向で、料理の品数が多く、行事食を重視し、健康コンシャスで、食費も高いのは高学歴・高経済階層だというあたりまえの事実。だが、「最も食卓に家族がそろわないのは片働きで夫の収入が高い世帯である」という皮肉な事実だ。しかも、「食事づくりの綿密さと、夕食中の会話の多さと、家族のだんらんの楽しさとは、必ずしも一致しない」という。妻の食事づくりは空回りしているのだ。 加藤文俊さんの「おべんとうと日本人」はキャラ弁(キャラクター弁当)づくりにも言及している。べんとうを通じた日本文化論という才筆をふるう社会学者とは、かの加藤秀俊さんかと思ったら、1字違いの若い社会学者だった。内閣官房の公式ツイッターが「女性応援ブログ」と題して「キャラ弁」を紹介したところ、「キャラ弁づくりが女性応援か」と、そのカン違いにひんしゅくを買ったことがある。品田チームの分析によれば、弁当を「毎日つくる」のは、「つくらざるをえない」階層のひとびと、というミもフタもない現実。だから「お弁当づくりを楽しむ」余裕もない。 「大人のいない食卓の風景画を子どもが描いたことに社会が衝撃を受けた80年代初頭から、大人の側に課されつつあった労働環境の変化を直視することなく、個人の意識改革と努力で対処させようとしてきた日本社会」(品田)を、食卓はあぶりだす。こわい本だ。 筆者は上野千鶴子、松井孝典、津村記久子、松尾スズキの4氏です。 ■人物略歴 うえの・ちづこ 東京大名誉教授、認定NPO法人「ウィメンズアクションネットワーク」理事長。「おひとりさまの老後」など著書多数。 |
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