みどりの一期一会

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<知らなくていいの? 税の仕組み>タックスヘイブン(白井康彦)/黄桜(御衣黄)、黄モクレン咲いています

2016-04-29 09:51:16 | ほん/新聞/ニュース
木曜日の中日新聞の生活面に白井さんの
<知らなくていいの? 税の仕組み>の記事が載っていました。

今週は、パナマ文書で明らかになったことで、
いま問題になっている「タックスヘイブン」のこと。

タックスヘイブンってどんな問題があるの?
富裕層だけが税を逃れられるなんておかしいよ、と
思っていたところなので、興味ぶかく読みました。

  <知らなくていいの? 税の仕組み> タックスヘイブン
2016年4月28日 中日新聞

 タックスヘイブン(租税回避地)を使った不透明な資金取引の実態を示す「パナマ文書」。有力者の租税回避を手伝ったとされるパナマの法律事務所からの資料流出をきっかけに、世界各地で税の格差に対する不満や怒りが広がっている。国内でも、市民団体などが「大企業や富裕層が盛んに節税する一方で、政府が財源不足を理由に十分な予算を割かない現状は不公平だ」と声を上げ始めた。 

 「貧しい多くの若者が奨学金の返済、ブラック企業、ブラックバイトなどの問題で苦しんでいる。その一方、富裕層や大企業がタックスヘイブンを使って盛んに節税しているのが分かりました。怒りが湧きます」

 二十七日、法律家や社会活動家らでつくる「公正な税制を求める市民連絡会」が国会内で会見し、租税回避の防止策強化を求めた。趣旨に賛同して会見に同席した埼玉県に住む会社員、藤川里恵さん(24)は、こう日ごろの思いを吐き出した。

 収入が少なく大学進学のために使った奨学金の返済で四苦八苦している。「タックスヘイブンを利用しにくくしてほしい。そうなれば国の税収が増えて、公的な奨学金に返済不要の給付型が導入されるかもしれない」と期待する。

 連絡会は、国際的にタックスヘイブン規制の動きが強まって日本も同調すれば、「少なくても年間二兆~三兆円は国の財源が増える」と見込む。

 タックスヘイブンは、現地で得た収益に対して税金が掛からなかったり安かったりする国や地域。受け入れ資金に関する秘密が保持されやすかったり、法規制が緩かったりという特徴もある。合法的な節税策としての利用が多いとみられるが、税逃れのほか犯罪組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)にも使われているとの指摘もある。

 文書の流出以降、国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)などが、国際的な課税逃れを防ぐ対策を強化している。各国の税務当局が持つ金融口座情報を、自動的に交換するという対策が柱だ。

 この対策について連絡会は、全ての国が例外なく参加するよう各国が協力を強めるよう期待する。日本政府に対しては、パナマ文書の詳細を把握し、税逃れの疑いがある企業や個人に適切に課税することなどを求め「パナマ文書はタックスヘイブンの氷山の一角を示しているにすぎない」と強調した。

 タックスヘイブンというと、より多くの人が思い浮かべるのがカリブ海のケイマン諸島。日銀の国際収支統計によると、日本からケイマン諸島への証券投資などの資産残高は二〇〇一年末に約十七兆五千億円だったのが、一四年末には約六十三兆三千億円にまで膨れ上がっている=グラフ。

 奨学金問題対策全国会議の共同代表を務める大内裕和・中京大国際教養学部教授は、パナマ文書によって国際的に格差是正を求める声が高まっているのを歓迎する。「大学生の半数以上が奨学金を借りざるを得なくなっているのが現状。政府も返済の必要がない給付型奨学金制度を検討している。富裕層からの増税分を充てて大学の学費を無料にするなど、さまざまな格差是正の方法を考え提案していきたい」と話す。
(白井康彦) 


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ここからは、いま咲いている花木の花のこと。

桜の中でいちばん遅く咲く「黄桜(御衣黄)」。
めずらしい花色の桜です。

つぼみと咲きはじめは、黄緑。
咲きすすむにしたがって、花の中心が赤くなっていきます。




遅咲きの黄色のモクレンも咲いています。
花が一輪だけ咲いたエリザベス
大木になったとキンジュ。


数年前に植えた姫リンゴの木。
    
今年日花がたくさん咲いています。    



姫リンゴのツボミと花後。
  

八重枝垂れさくら


マンサクの花後


  

花木センターで買ってきたあじさいの苗。
  

山県にもフジの花が咲いて、遅霜の心配がなくなったので、
寒さに弱い花木を植え付けをしましょう。

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4月28日(木)のつぶやき

2016-04-29 01:13:31 | 花/美しいもの

チェルノブイリ30年 過酷な現実直視し脱原発進め | 社説 | 愛媛新聞ONLINE ehime-np.co.jp/rensai/shasets… @ehime_npさんから


東京新聞:チェルノブイリ30年 ロシアのジャーナリスト警鐘「100%安全な原子炉は夢物語」:国際(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/world/…


熊本被災地でのアレルギー食配布~拠点備え 安全・確実に(稲熊美樹)/ドウダンツツジの剪定 goo.gl/e5igo4

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