みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<’17衆院選>10代の選挙権 その若さが社会変える/政治の言葉 空疎さ嘆くだけでなく/財政立て直し こぞって後回しの無責任/新品ガスレンジで肉じゃがづくり。

2017-10-21 21:04:21 | ほん/新聞/ニュース
一口ガスレンジが届いたので、パートナーに
今まで使っていたガステーブルを撤去してもらって、
ステンレスのガス台の汚れを落としてを磨いてから、
ダイソーで買ってきた艶消しのアルミをはりました。

今までとちがって、ちょっといい感じです。
その上にIH電磁調理器を二つ並べておきました。

前のガステーブルは、水なし両面焼きのグリルがついていたので、
大きくて高さもあったのですが、今度は手前はプロパンガス、
電気が二つと、計三つのコンロが並びました。

一口ガスレンジは火力が強いものにしたので、いちばん右に置いて、
お湯を沸かして麺をゆでたり、大きい鍋で煮物を煮るのに使います。
さっそく、栃尾の厚揚げ入りの肉じゃがを作ってみました。

10分くらいで、ジャガイモもほっこりおいしく炊けました。
調理台より低いので、大きな鍋でも使い勝手がよいです。

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衆院選の選挙運動は、今日が最終日。
12日間の選挙運動期間が終わって、投票日は明日です。
とはいえ、
明日加羅明後日にかけては台風21号が直撃するみたいで、
投票に行かない人が増えるのが心配です。

台風の速度が上がると、明日のうちにも東海地方に近づきそうなので、
朝のうちに投票に行ってこようと思います。

最終日のきょうも、新聞各紙の社説を紹介しますね。
  社説:院選 政治の言葉 空疎さ嘆くだけでなく  
朝日新聞 2017年10月21日

 はっと立ち止まり、目を開かされる。心に響き、考えを深めるきっかけを与えられる――。

 今回の衆院選で、言葉との、そんな幸せな出会いを経験した人はどれだけいるだろうか。

 この国の政治の言葉は、総じてひどくやせ細ってしまった。

 首相の「こんな人たち」、官房長官の「怪文書みたい」をはじめとする政権中枢の暴言、ごまかし、対話の拒絶は、深い不信を招いた。そして唐突に選挙になり、ワンフレーズのキャッチコピーが街にあふれる。

 例えば自民党。「国難突破」をうたい、公約で「守り抜く」をくり返す。結党以来ほぼ政権の座にありながら、「国難」を招いた責任をどう考えるのか。だが幹事長は批判する聴衆を「黙っておれ」と一喝した。

 議員らの離合集散の震源となった希望の党に目を向ければ、政治に、家計に、世界に「希望を」とたたみかけ、原発から花粉症まで「12のゼロ」を打ちあげる。しかし人々が記憶に刻んだのは、代表の「排除します」の一言ではなかったか。

 わかりやすい表現に努め、耳目を集めること自体は否定されるべきではない。開かれた政治の実現に、一定の効果をもたらす面はあるだろう。

 問題は、「耳目を集めること」が目的となり、そこで終わってしまっていることだ。

 何かを「守り抜く」には、あるいは「ゼロ」にするには、往々にして代わりに何かを犠牲にしなければならない。

 光と影。その全体像を誠実に語る言葉がないから、次に続くはずの対話もなり立たず、言葉全体が輝きを失う。

 世の中を覆う空気も無縁ではない。短い文言でやり取りを済ませ、「いいね!」の数を競うのが、ネット社会のひとつの側面だ。細部を切り詰め、結論を急がせる。空疎な言葉と対話の欠如を、政治の責任だけに帰すわけにはいくまい。

 投票日が目前に迫ったこの週末を、候補者や政党の言葉を、あらためて点検する機会にしてはどうだろう。

 地に足のついた説得力をもっているか。訴える政策は歴史の評価に堪えるものか。人びとの心の奥にある不安や葛藤を想像する力をもち、まっすぐ向きあっているか。そして、それを自分自身の言葉で語ろうと、もがいているか。

 もし疑問やしっくりこない感じを抱いたら、それを大切にしよう。なぜなのかを考え、ワンフレーズの向こうにある、その候補者の真の姿を、少しでも見きわめるようにしたい。 


社説: <’17衆院選>10代の選挙権 その若さが社会変える
中日新聞 2017年10月21日 

 十八歳と十九歳に選挙権が与えられて初めての衆院選。日本のリーダー選びに直結しうる一票になる。民主主義を担う一員としての自覚を持ち、投票に臨みたい。

 日本の行方を決める投票日はあす二十二日に迫った。

 自分がこれからどんな人生を送るかは、ひとり自分だけの責任ではなく、政治のあり方によって大きく左右されるのだ。その現実に気づいてほしい。

 いま置かれている境遇はそれぞれ異なるはずだ。高校や大学で学びながらバイトに追われる人、進学を諦めて会社に勤める人、子育てに奮闘する人もいるだろう。

 例えば、高騰する教育費に青息吐息になっている。重労働を強いるブラックバイトに苦しんでいる。雇用期限や低収入に不安を募らせたり、子どもに縛られて身動きが取れずに困ったりしている。

 そんなふうにさいなまれているのなら政治の責任だ。つらい思いをぶつけ、事態を好転させるための機会が選挙といえる。身近な問題を出発点にして、政党や候補者の公約を吟味してはどうか。

 殊に今衆院選では、教育の無償化が焦点になっている。若者たちにとって歓迎すべき動きだろう。

 もっとも、その元手をどう賄うかは議論がある。消費税率アップか。大企業や富裕層への課税強化か。一千兆円を超す国の借金を返す道筋も立てなくては、膨大なツケは将来世代に回ってしまう。自分なりの考えを一票に込めたい。

 日本は「シルバー民主主義」に支えられているとされてきた。少子高齢化が進み、高齢有権者の割合が増えて、政治への高齢者層の影響力が強まる現象をいう。

 高齢者は人口が多い上に投票率が高い。当選をうかがう政治家は、高齢世代の社会保障の仕組みを手厚くする傾向がある。それが世代間格差を広げてきたのだ。

 しかし、遅きに失したとはいえ、政治はようやく若い世代に光を当て始めたようだ。長い目で見れば、社会保障制度の維持に必要な投資だと分かったからだろう。

 人口が少ないからこそ、若者たちにとっては投票率を押し上げて、この機運を高めていくことが大切だ。

 昨年七月の参院選を見ると、十代の投票率は二十~三十代を上回ったものの、五割に満たなかった。それとは対照的に、六十~七十代はおよそ七割に達した。棄権するのは、自分の人生を投げるにも等しいと心得たい。


 
社説:日本の岐路 財政立て直し こぞって後回しの無責任

毎日新聞 2017年10月18日 

 衆院選の各党公約は、いずれも歳出の膨張策を並べているのが特徴だ。財源が問われるが、与党は2019年の消費増税による税収の一部を借金返済に回さないと表明し、野党は増税自体に反対している。

【有権者アンケート 院選で最も重視する争点は】 .
<消費税の使い道変更 いつどこで議論したのか> .
<8政党に聞いた あなたの党「すしネタ」にたとえると?> .
<自民、最大300超も 立憲は勢い増す 衆院選中盤情勢> .
<あなたと政党・候補者の一致度が分かる「えらぼーと」> .

 日本の財政は1000兆円超の借金を抱え、危機的状況にある。それなのに健全化はこぞって後回しだ。

 自民党は過去に公約した基礎的財政収支の20年度黒字化目標を削除した。社会保障や公共事業などの経費を借金に頼らずに賄えるかを示すが、安倍晋三首相は黒字化の前提となる消費増税の税収の一部を教育無償化などに充てると方針転換した。

 首相は「急速に少子高齢化が進む中、2兆円規模の政策を実施し大改革を成し遂げる」と語った。しかし、借金返済を減らすのなら、赤字国債の発行で賄うのと変わらない。

 少子高齢化を「国難」と呼び、政策の信を問うと衆院を解散したのは首相だ。それほど重くみているなら、今後生まれる世代につけ回しせず財源を確保する責任があるはずだ。

 しかも首相は、基礎的財政収支の20年度黒字化について「困難となる」と述べただけで、新たな目標時期も示さなかった。健全化の具体的道筋を示すのは与党の責務だ。放棄したと言われても仕方がない。

 野党はもっとあいまいだ。

 希望の党や立憲民主党、共産党なども教育無償化を打ち出したが、消費増税は凍結・中止を主張する。

 希望は基礎的財政収支の20年度黒字化を非現実的と指摘した。収支の改善は、経済活性化による税収増や歳出の見直しで図るという。

 ベーシックインカム(最低所得保障)導入や医療費などの負担軽減を羅列するが、ばらまきではないか。議員定数削減もうたうが、社会保障の財源不足を埋めるにはほど遠い。

 超高齢化社会に備えて財政の安定を図るため、消費増税と借金返済の枠組みを決めたのが12年の自民、公明、民主の3党合意だ。国家的課題で政争の具にしないとの理念に基づいていたが、ないがしろにされた。

 日銀の金融緩和で国債金利がほぼゼロになり、与野党とも財政への危機感がすっかり薄れてしまった。低金利に安住するのは、あまりに無責任だ。不人気でも必要な負担は逃げずに論じるのが政治の役割だ。  


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10月20日(金)のつぶやき

2017-10-21 02:00:24 | 花/美しいもの
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