みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

同性愛の暴露 尊厳傷つけぬ配慮を/黄梅、タンポポが咲きました~早春の黄色い花たち

2019-03-01 18:41:46 | 花/美しいもの
気温は3月下旬とのことで、
日差しがあたたかい一日でした。
週末のお天気は下り坂、一雨ごとに春が近づいてきます。


一昨年、苗を植えた黄梅(おうばい)が咲きました。
去年はまだ小さくてちらほらだったのですが、
今年は枝いっぱいに花をつけています。
  オウバイ(黄梅) 
【オウバイとは】
・中国を原産地とするモクセイ科の落葉低木。中国名を「迎春花」といい、その名のとおり、早春にウメに似た形の黄色い花を咲かせる。花の大きさは直径2センチ程度。
・日本へ渡来したのは元禄時代頃と考えられ、「花壇地錦抄」(1695年)には、オウバイの育て方が説いてある。
・ジャスミンの仲間で、英名を「ウインタージャスミン」という。また、キソケイやヒマラヤソケイ、熱帯性のボルネオソケイ、リュウキュウソケイ、タイワンソケイなども同じ仲間である。
・枝は箒状に垂れ下がる「半つる性」で、ウメとはまったく異なる。地面についた枝からは根が発生し、新たな株ができる。こうした性質のためオウバイは挿し木で簡単に増やすことができる。
・葉は対生で3つの小葉を持つのが特徴。

【育て方のポイント】
・日向を好み、日陰では生育、花つきが悪い。
・比較的土質を選ばず、どこでも育てやすい。
・寒さに強いが、地植えする場合、植栽の適地は東北地方南部が北限となる。
・刈り込みに強いが、枝や花が下垂する姿を観賞するのが自然であり、植栽には相応のスペースが必要。

【品種】
・雲南オウバイ~同じく中国原産で似たような樹形だが、冬期も葉を落とさない常緑性であり容易に見分けられる。オウバイモドキともいう。  






黄梅に似た雲南オウバイは大きな木があって、
春に大きい黄色の花を滝のようにしだれて咲かせます。

すぐ近くにはタンポポの花。


  
早咲きの水仙。

ヒメリュウキンカ

コウサイタイ。

春先には、黄色の花が目立ちます。

たねなし金柑 ちびまるの実も、
オレンジ色に色づいて甘くなっきました。

ポリトンネルの中は暖かいです。


  



人気ブログランキングへ
応援クリック してね 

  社説:同性愛の暴露 尊厳傷つけぬ配慮を 
2019年2月28日 中日新聞

 同級生に「同性愛者だ」と暴露され、心身に不調をきたし、校舎から転落死した-。遺族が大学側を相手にした訴訟は敗訴した。だが、もはや性的問題などでの差別や不当な暴露は許されぬ時代だ。

 LGBT(性的マイノリティー)への差別を禁ずる条例は、全国各地で広がりをみせている。二〇〇二年には堺市で全国で初めてつくられた。

 東京では一三年に文京区や多摩市で。同性カップルなどをパートナーとして公的に認める「パートナーシップ制度」は世田谷区や渋谷区でも生まれた。

 昨年には国立市で「女性と男性及び多様な性の平等参画を推進する条例」が施行された。性的指向(恋愛対象の性)などによる差別を禁じている。同時に他人が本人の意に反し暴露(アウティング)することも禁じる内容である。

 背景がある。国立市内の一橋大で一五年、法科大学院生が同級生に「おまえがゲイであることを隠しておくのムリだ」と、無料通信アプリ「LINE」のグループに実名入りで暴露された。学生は直後から心身不調に。二カ月後には授業中にパニック発作を起こし、学内の保健センターで休養後に六階の校舎から転落死した。

 遺族と同級生とは和解が成立したが、二十七日に東京地裁で大学に損害賠償を求めた訴訟の判決があった。大学がセクハラ対策を怠ったほか、ハラスメント相談室の担当者が学生と面談して状況を把握しているのに、適切な対応をしなかったとの遺族の主張だった。

 判決理由はこうだ。「安全配慮義務違反により、アウティングが発生したとはいえない」「(死の当日は)体調不良の可能性や認識は予見できても、自殺など本人も制御不能な行動に出る危険までは予見できない」と-。

 遺族敗訴でも、社会への大きな問題提起となったと考える。同性愛は本人のプライバシーの問題であり、勝手に他人に暴露される理由などありえない。暴露されれば、誰かに嫌悪されたり、差別されたりする恐怖を持つ恐れもあろう。いわれなき攻撃の対象となるかもしれない。

 だから、大学であれ、職場であれ、個人の尊厳を前提にとらえねばならない。守秘義務のある専門の相談窓口の設置なども必要であろう。アウティングは、セクシュアルハラスメントでもある。根絶を目指す必要があろう。何より深刻な人権問題であるという意識を共有したい。
 


  学生遺族側が敗訴=転落死「予見できず」-同性愛暴露訴訟・東京地裁
2019年02月27日 時事通信/ニフティニュース

 同性愛者であることを大学の同級生に暴露され、パニック発作を起こして転落死したのは、大学側が適切な対応を取らなかったからだとして、一橋大法科大学院の男子学生=当時(25)=の遺族が同大を相手取り、計約8500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。鈴木正紀裁判長は「大学側は転落死を予見できなかった」と述べ、遺族側の請求を棄却した。

 鈴木裁判長は「同級生は暴露前から、性的指向が人権として尊重されることを認識していた」と指摘。第三者が性的指向を本人に無断で公表する「アウティング」被害について、大学が指導していたとしても、「暴露が発生しなかったとは言えない」とした。

 遺族側は、男子学生が同級生と同じ授業に出席すれば発作を起こす危険があったのに、大学側はクラス替えをせず、安全配慮義務を怠ったとも主張したが、判決は「学生は大学のハラスメント対策委員会に対し、クラス替えを希望しない決断をしていた」と指摘。「大学に安全配慮義務違反はなかった」と退けた。

 判決によると、2015年6月、同級生が無料通信アプリ「LINE(ライン)」のグループで「お前がゲイであることを隠しておくのムリだ」と学生の実名入りで暴露。学生は同年8月、授業中にパニック発作を起こして学内の保健センターで休養した後、別の建物6階から転落死した。

 原告側代理人によると、暴露した同級生とは既に和解が成立している。

 学生の父親(63)は、代理人を通じ「判決はうわべだけで判断している」と批判。母親(57)も「今は言葉がありません」とコメントした。

 一橋大の話 引き続き、マイノリティーの権利の啓発、保護に努める。 【時事通信社】


最後まで読んでくださってありがとう

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月28日(木)のつぶやき

2019-03-01 02:05:31 | 花/美しいもの
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする