今日1月20日は24節季の大寒(だいかん)。
一年間で「最も寒い時期」を意味します。
とはいえ、
大寒とは思えないほど暖かかったので、
電動のこぎりとチェンソーで庭木の太い枝の
剪定をしてもらいました。
マルベリーの伸び放題の枝の剪定。
南に倒れてきている太い幹もチェンソーでバッサリ。
これ以上傾かないように、添え木をしました。
花芽のついている細い枝には、来年花が咲いて実が着くので残しました。
ずいぶんスッキリしました。
家の前の血潮モミジの枝の剪定。
上に伸びている枝などを整理。
カエデ類は、落葉したら早めに、年内に剪定しないと
根の水が幹に動き始めるので、大きい枝を切るのは来年にしましょう。
河津桜もカエデ類とおなじ、早めの剪定が必要です。
アジサイなどにかかる細い枝だけ切っておしまい。
矢口桃は、北側に伸びている太い枝を根元から切りました。
サラサウツギは透かし剪定。
立春までのこの時期に、庭木に寒肥を施します。
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後半は、
[伊方原発差し止め]の社説です。
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一年間で「最も寒い時期」を意味します。
とはいえ、
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ずいぶんスッキリしました。
家の前の血潮モミジの枝の剪定。
上に伸びている枝などを整理。
カエデ類は、落葉したら早めに、年内に剪定しないと
根の水が幹に動き始めるので、大きい枝を切るのは来年にしましょう。
河津桜もカエデ類とおなじ、早めの剪定が必要です。
アジサイなどにかかる細い枝だけ切っておしまい。
矢口桃は、北側に伸びている太い枝を根元から切りました。
サラサウツギは透かし剪定。
立春までのこの時期に、庭木に寒肥を施します。
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後半は、
[伊方原発差し止め]の社説です。
社説:伊方差し止め 原発の安全を問い直す 2020年1月18日 朝日新聞 原発のすぐ近くに活断層がないとは言い切れず、地震対策に誤りがある。火山噴火への備えも想定が小さすぎる。 福島第一原発の事故を受けた新規制基準に沿って進められている電力会社の安全対策、およびそれを認めてきた原子力規制委員会の判断に疑問を突きつける司法判断が示された。 愛媛県の四国電力伊方原発3号機について、広島高裁が運転を当面認めない決定を出した。山口県内の住民が運転差し止めを求めたのに対し、昨年春の山口地裁岩国支部の決定は却下したが、広島高裁は申し立てを認めた。 概要はこうだ。 伊方原発は佐田岬半島の付け根にある。四電は詳細な海上音波探査の結果「原発のすぐ近くに活断層はない」として対策を進め、規制委もそれを認めたが、高裁は中央構造線に関連する活断層がある可能性を否定できないと判断。活断層が至近距離にある場合の評価作業を欠いているとした。 火山噴火の影響では、新規制基準の内規である「火山影響評価ガイド」に従って、熊本県の阿蘇山の噴火が焦点となった。 高裁は、数万年前に実際にあった「破局的噴火」については、原発以外の分野で特に対策がとられていないことを理由に「社会通念上、容認されている」とした。その一方で、破局的噴火には至らない最大規模の噴火について検討。火山灰などに関する四電の想定がその数分の1に過ぎないとして、対策の不十分さとそれを認めた規制委の判断の不合理さを指摘した。 四電は決定を不服として争う方針だ。規制委も「新規制基準は最新の科学的・技術的知見に基づいており、適切に審査している」と反発している。 しかし、高裁の判断を聞き流してはならない。 福島のような事故を起こさないよう高度な安全性を求めてできたのが新規制基準である。専門家の間で見解が対立している場合は、通説だからとの理由で厳しくない方を安易に採用してはならない――。高裁は判断の立場をそう説明した上で、四電の音波探査を「不十分」と結論づけた。専門家の意見が分かれる中での判断である。 火山ガイドについても、噴火の時期と程度を相当前に予測できるとしている点について「不合理」と批判した。2018年秋にも同様の指摘がされた問題だ。いつまで放置するのか。 異見にも謙虚に耳を傾け、新規制基準とそれに基づく対策を不断に見直していく。そうした姿勢を欠けば、いくら「基準も審査も万全」と訴えても納得は得られない。 |
社説:伊方原発再び差し止め 安全審査への重い警告だ 毎日新聞2020年1月18日 司法の場で同じ原発に対して2度にわたって運転差し止めの決定が下された。重く受け止めなければならない。 広島高裁が四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転差し止めを命じる仮処分決定を出した。 今回の決定は、伊方原発沖の近くを通る断層「中央構造線」は活断層である可能性が否定できないとして、地元住民への具体的な危険があると認めた。 活断層の有無に関する四電の調査に関しては不十分だと指摘した。その上で、政府の原子力規制委員会が安全審査にあたって「問題ない」と判断したことについても「過誤か欠落があった」と断じた。 2017年12月に出された広島高裁の決定は、阿蘇山(熊本県)が噴火した場合、火砕流が敷地に達する可能性があるため立地として不適だと差し止めを命じた。その決定はその後、四電の異議で取り消されたが、今回の決定は、噴火の影響を四電が過小評価したと結論づけた。 伊方原発3号機は現在、定期検査で停止中だ。4月27日からの営業運転を計画していたが、今回の決定は、山口地裁岩国支部で係争中の運転差し止め訴訟の判決が出るまで運転停止とした。 もともと伊方原発は、他の原発に比べても、安全面で大きな問題を抱えている。東西約40キロ、最小幅約800メートルの細長い佐田岬半島の付け根に立地している。このため事故が発生すれば、半島の住民は逃げ道を塞がれかねず、避難できるかどうかが不安視されている。 活断層の問題は今回争点になった伊方原発沖近くだけではない。沖合約6~8キロには国内最大級の活断層が走っている。今後30年の間には南海トラフ巨大地震が高い確率で発生すると想定されており、発生時の影響が懸念されている。 それだけに、伊方原発を巡って四電だけでなく、規制委に対しても安全審査の厳格化を求めた高裁の姿勢は理解できる。規制委はこの決定を軽視してはならない。 国内では6基の原発が稼働中で、12基が新規制基準の適合審査中だ。東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、原発の安全対策には万全を期す必要がある。 |
社説:[伊方差し止め] 災害想定の甘さに警鐘 2020.1.19 南日本新聞 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を裁判所が再び禁じた。 地震や火山リスクについて、四国電の評価や調査を「不十分だ」と指摘。さらに再稼働審査で安全性に問題がないとした原子力規制委員会の判断も誤りがあったと断じた。 山口県の住民が運転差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、広島高裁が決定した。伊方3号機の運転が禁じられるのは、2017年12月の広島高裁仮処分決定以来である。国と電力会社は、司法の判断を重く受け止めなければならない。 今回の争点は、耐震設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)や、約130キロ離れた阿蘇カルデラの噴火リスクの評価だった。 四国電は、原発のある佐田岬半島北岸部の活断層について、海上音波調査を基に活断層は存在せず、敷地に極めて近い場合の地震動評価は必要ないとした。だが、高裁は「中央構造線が横ずれ断層の可能性は否定できない」との判断を示した。 火山リスクでも、四国電の被害想定は過小だとし、それを前提とした申請や規制委の判断は不合理とした。原発の安全性に影響する災害想定の甘さを厳しく指弾するとともに、司法が再稼働に前のめりな政府方針に異を唱えた形である。 注目したいのは、「破局的噴火に至らない程度の噴火も考慮すべきだ」と指摘したことだ。破局的噴火より発生確率の高い大規模噴火が起きたときに、想定以外の断層がずれる可能性を挙げ、調査を求めた。住民の不安に寄り添ったものであり、評価できる。 今回の決定について規制委は、最新の科学的知見に基づいて「適切に審査している」と反論している。だが、安全審査に見落としや漏れがあってはならない。専門家の意見も分かれるが、一度立ち止まり、再稼働の審査過程の見直しや検証が必要だ。 運転禁止の期間は、山口地裁岩国支部で係争中の運転差し止め訴訟の判決言い渡しまでだ。伊方3号機は定期検査のため運転停止中で、四国電は4月に運転再開する予定だったが、当面できない。 四国電は異議申し立てをする方針を明らかにした。だが、決定に真摯(しんし)に向き合い、直ちにリスク調査を行うのが事業者の責任であろう。 福島第1原発事故を受けて全原発がいったん停止した後、5原発9基が再稼働した。九州電力川内原発(薩摩川内市)を含め、運転差し止めなどを求めた訴訟が各地で相次ぐ。 ひとたび原発事故が起きれば、取り返しの付かない被害が及ぶ。住民は過酷な事故の不安を抱えながら暮らしている。国や電力会社は、原発を稼働させる責任を改めて肝に銘じるべきだ。 |
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