みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

中国の肺炎拡大 「人から人」で新局面/日本も危機感持ち対応を/ジャバラと甘平を収穫

2020-01-24 22:33:15 | ほん/新聞/ニュース
特大の甘平を収穫しました。
柑橘のなかでは甘みが強い晩柑類です。

袋をあけると、濃いオレンジのおいしそうな甘平が現れました。
  
手の平くらいの大きさで、ずっしり300gくらいはありそうです。
1週間ほど予措してから食べてみます。

今日の主目的は、ジャバラの収穫です。

袋をかけたジャバラをぜんぶ採りました。

大小合わせて30個ほどありました。

パートナーに手伝ってもらって、花粉症に効くジャバラジュースを絞る予定。
皮は、ジャバラマーマレードにしましょう。

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後半は、
中国でひろがっている新型コロナウイルスの肺炎の情報。
中日新聞と毎日新聞の社説を紹介します。

  社説:中国の肺炎拡大 「人から人」で新局面 
2020年1月23日 中日新聞

 中国での新型コロナウイルスによる肺炎で死者が十七人となり、同国の専門家チームはヒトからヒトへ感染すると明らかにした。海外でも感染例が増えており、国境を越えた防疫対策が重要である。
 中国衛生当局の二十二日の発表によると、新型コロナウイルスによる感染者は発生地の武漢市以外に、北京市、上海市、深セン市などに拡大。中国国内での感染者は四百四十人になった。
 感染は、タイ、日本、韓国、米国など海外にも拡大している。世界保健機関(WHO)は二十三日にも、今回の新型肺炎が国際的に懸念される公衆衛生上の「緊急事態」と認定する見通し。
 中国国家衛生健康委員会の専門家チーム長は二十日、テレビ出演し、武漢の夫婦間感染など三例の感染について「ウイルスの遺伝子検査でヒトからヒトへの感染が確認された」と述べたほか、医療関係者十五人への感染が確認されたことも明らかにした。
 中国政府はこれまで、ヒトからヒトへの感染について「可能性は排除できない」と言うにとどめてきた。大規模な感染拡大もあり得る局面に突入したとの認識から、習近平国家主席は「新型ウイルスは徹底的に封じ込めないといけない」と、初めて対策を厳命した。
 中国政府は法定伝染病に指定し厳戒態勢に入った。検査強化や情報公開に全力を挙げてほしい。
 春節(旧正月)を前に二十四日から長期休暇に入る中国では、帰省や旅行などで、延べ三十億人が国内を移動するという。海外旅行先では日本が最多と見込まれ、感染予防の強化が急務である。
 いたずらに不安をあおる行為を慎むべきだが、中国政府は移動にはリスクがあることを周知し、マスク着用や手洗いなど感染症対策の励行を呼び掛けてほしい。
 二〇〇三年の重症急性呼吸器症候群(SARS)発生の際には、中国の情報隠しが批判された。今回は早い段階で報告するなど、苦い教訓が生かされたといえる。
 だが、感染者の情報や公表時期などが地域によってまちまちであり、国民の間には情報の透明性に疑問の声も出始めた。習氏の指示にもかかわらず、地方政府幹部が保身に走り、情報隠しをすることなど万が一にもあってはならない。
 現時点では感染力は強くないとされるが、突然変異による感染力強化の可能性も指摘される。中国と国際社会は、早急な封じ込めに向け、協力を強めるべきである。 


 社説:新型肺炎の感染拡大 日本も危機感持ち対応を
毎日新聞2020年1月24日

 中国の武漢市で集団発生した新型肺炎の感染が拡大している。23日現在、中国国内の患者は570人以上に上り、17人が死亡した。北京市、上海市、広東省などでも感染が確認され、日本やタイ、米国、韓国、台湾、マカオにも広がっている。
 患者の増加に加え注目されるのが15人に達する医療従事者の感染だ。新型コロナウイルスの人から人への感染が起きている証拠であり、中国当局は一部のコミュニティーで地域内の感染が広がっていることも認めている。
 ウイルスの性質には不明な点があるが、人から人への感染が起きている以上、感染者・患者はさらに増えるだろう。これまでのところ、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)に比べ病原性は弱いとみられるが、それでも感染者が増えれば死者も増える。
 緊急委員会を開いた世界保健機関(WHO)の対応も参考にしつつ、日本も世界も危機感を持って対応すべき局面だ。
 25日の旧正月(春節)を前に、武漢市は航空機や鉄道、バス、フェリーなどの発着を停止し、人の出入りを抑制する事実上の「地域封鎖」に踏み切った。強権発動であり、SARSの時に感染拡大を招いて国際的非難を浴びた中国政府の危機意識が感じられる。
 感染抑制への効果は期待したいが、すでに他の地域に飛び火しているため封じ込めは容易ではないと考えられる。日本でも患者が増加する可能性は念頭におかねばならない。
 これまでのところ死亡者は高齢者や持病のある人などに集中しているようだ。健康な人が過剰に恐れる必要はないが、弱者を守る手立ては尽くす必要がある。
 検疫は必要だが、呼吸器感染症を水際で完全に阻止することはできない。政府は発生状況を把握する感染症サーベイランスを強化し、感染者が増えた時に医療機関がどう対応するか、事前に準備しておくことが大事だ。2009年の新型インフルエンザ発生時の対応を参考に、当時の反省点も振り返っておきたい。
 日常的にはせっけんを使ったこまめな手洗いやせきなどの症状がある人のマスク着用が感染防止につながる。インフルエンザ予防にも有効だ。 


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