熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

司法試験の論文

2008-01-19 18:28:04 | Weblog
司法試験基礎講座の各科目最終日に、論文答案練習があります。
1科目目の民法は、時間の都合で出題されませんでしたが、2科目目の憲法から答案練習が行われています。

憲法の論文問題2問について答案を作成し提出していましたが、一向に答案が返却されません。
憲法・刑法の講義が終了し、商法の講義が開始されたので、答案返却を忘れているのかと心配になり、受験機関の窓口に問い合わせたところ、「答案の採点は終了していますので、窓口に受け取りに来て下さい」とのことでした。

郵送されるのかなと、誤解していた私も悪いのですが、毎週ビデオブース講義を受講しに受験機関の窓口に行っているので、「一言声を掛けてくれればいいのに」と心の中で叫びましたが、ここまでサービスを期待するのはいけないことなのでしょうか。

話を論文に戻します。
司法試験の論文答案作成は初めてなので、何も分からずに答案作成を行いましたが、弁理士試験の論文と比較して同様な点、異なる点がありました。

答案用紙は弁理士試験と同じで、A3サイズの答案用紙1枚の表裏(A4サイズで4頁)に記載します。
問題も2問出題され、1問1時間、合計2時間で作成する点も同じです。

採点基準も同じと思われます。
1問50点満点で採点され、得点とA~Eの5段階の評価がなされます。
Aが非常に良い、Bが良い、Cが普通、Dが今一歩、Eが相当な努力を要する、です。
得点と評価A~Eとの対応関係は分かりませんが、私の得点が、26点でA、25点でBでしたので、そこが境界点と思われます。

問題のレベルは、弁理士試験よりもかなり難しいという感覚です。
今回の問題は、1問が基本問題で、もう1問が平成17年本試験問題を参考にして作成された事例問題です。
基本問題は、26点(A:非常に良い)を獲得し、合格レベルと判定されましたが、事例問題は、25点(B:良い)で合格レベルまでもう少しという判定でした。
事例問題は、「酒類提供免許制が営業の自由を制約するか否か」を問うものです。
基礎的な知識、論点の理解、判例の理解が問われる内容で、最初に、3つの論点について自説と他説の説明を行い、自説を採用する理由を論述し、最後に事例への当て嵌めを行います。
特に、判例の正確な理解と、判決事項の正確な再現が要求されます(採点者のコメントから理解できました)。

論文試験は、論点のピックアップと各説の理解、自説を採用する理由付けを再現できるようにしなければ合格は難しいでしょう。

これから短答試験の過去問を解いていきますので、弁理士試験との異同が分かりましたら、ブログで報告したいと思います。



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