熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

周辺業務セミナー

2008-01-15 22:04:28 | Weblog
弁理士会主催の「弁理士の周辺業務の現状と将来 - より幅広い弁理士の活躍を目指して - 」セミナーを受講してきました。

弁理士会各委員会の活動報告で、「技術標準」「グループ信託」「不正競争防止法関連業務」「税関における輸出入差止制度」「インターネットオークション」について弁理士が関与できるビジネスチャンスを探るものです。

技術標準、不正競争防止法のノウハウ保護については、企業での実務経験がありますが、グループ信託、税関での輸出入差止制度、インターネットオークションについては、経験・知識が不足しています。

今回のセミナーは、各講師ともに資料・説明が丁寧で分かり易く、大変参考になりました。
特に、「税関における輸出入差止制度」の資料がコンパクトに纏まっており、入門書として最適だと思います。

後日、今回発表の資料を含めて会員へ配布されるとのことですので、弁理士会会員の方は、今しばらくお待ち下さい。

コア業務以外の周辺業務にも、弁理士の活躍できる場が多くありそうです。
今後、周辺業務での差別化競争が激しくなってきそうですね。



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合格体験談

2008-01-15 00:00:43 | Weblog
司法試験基礎講座の特別編として、2007年度旧司法試験合格者の合格体験談発表会に参加しました。

合格者は、現役の大学生で、受験回数2回で合格した方です。
この人の短答試験の成績が、58点(60点満点)で、全国2位だそうです。
私も弁理士試験の短答試験は得意な科目でしたが、このような高得点は取ったことがありません。
どういう頭の構造をしているのか興味があります。

勉強方法は、短期合格者に共通する方法で、①基本書の読み込みはしない、②短答・論文とも過去問を数多く解く、③受験機関の講座を積極的に利用する 等の方法でした。

この方法は有効と思われますが、個人差が大きいため、誰にでも有効な方法とは言えません。
自分に合った勉強方法を見出す際に参考にするというような考え方で良いのではと思います。

この人の体験談で参考になったのは、勉強のメリハリを付けていたことです。
勉強時間は、基礎講座受講時は1日2時間程度と少なく、短答試験・論文試験直前に1日5時間程度と、集中的に勉強していることです。
この人の話ですが、「1日10時間勉強しているという話を聞きますが、本当に勉強しているのか、疑問に思う。自分は、5時間勉強すると頭がボーとなって効率が極端に低下する」とコメントしていました。

私も全く同感です。
集中的に勉強することが重要で、勉強時間を長くとることが重要ではないということです。

それにしても現行司法試験を2回で合格するとは、たいしたものですね。
見習わなければいけません。



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