熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

箱根

2008-10-19 21:23:22 | Weblog
箱根にススキを見に行ってきました。

以前勤務していた企業の保養所に1泊して箱根を楽しむ旅です。
退職後も社友会の会員として、会社の施設を低価格で利用できます。

この保養所、オシャレなホテルといった雰囲気で、子供が小さい時に家族でよく利用していました。
客室の広さ、良質の温泉、美味しい料理等々、いつ出かけても満足していました。

今回は、「いい夫婦プラン」を利用して、夫婦2人、入湯料込みで1泊2食12500円の特別価格です。

ホテルの話は、これくらいにして、ススキの話に移ります。

少し早い昼食を回転すしで済ませ、西湘バイパスで箱根仙石原へ向かいました。

仙石原のススキは丁度見頃です。













平日なのに大変な混雑です。
皆さんススキが見たいのですね。




ススキの草原を奥へ進むと、ススキの背が高くなり、まるで巨人の国に紛れ込んだ錯覚に襲われます。




ススキを満喫した後でホテルへ到着。

自慢の温泉に浸かって、フランス料理のデイナーへ。

これから先は、CM2の後で!!


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大学院の仲間

2008-10-18 18:53:40 | Weblog
大学院卒業生と年間2~3回懇親会を行っています。

今回は、仲間の一人が新司法試験に合格したので、その祝賀会です。
大学院の同じ研究室の人で気の合う人で懇親会を行っており、今回、懇親会に出席したのは、私を含めて弁理士が3名、大学院博士課程で勉強中が2名、法科大学院卒業生(この人が今回合格しました)1名の合計6名です。
この他に企業知財部門に勤務している2名がいますが、今回は業務多忙のため欠席でした。

懇親会の会場は、新宿駅新南口近くの、居酒屋「かこいや」です。
このお店は、昨年も懇親会を行っていますので、方向音痴の私でも迷わずにたどりつけました。

先ず、合格を祈念して乾杯し、その後、季節の料理を肴にしてお互いの近況報告です。
新司法試験合格者に今後の進む方向を尋ねると、「弁護士志望なのですが、年をとっているので(といっても30代前半です)就職が難しい」とのことです。
弁理士の世界も、弁護士の世界も就職難ということでしょうか。

司法修習を1年間行い、その後就職するのだから、当面は司法修習に注力することが重要だという皆さんの意見でした。
小さいことからコツコツと!! ですね。

私は特許コンサルティングを中心に気楽に仕事をしており、幸いなことに、営業活動を行わなくても、そこそこ仕事がありますが、他の2人の弁理士は大変そうです。
お互いに協力できる点があれば協力しましょうということになり、早速、お一人の弁理士の方から、「クライアントが特許コンサルティングを希望しているので、後日、連絡します」との申し出がありました。
特許コンサルティング活動が特許出願に結び付けば、その方の特許事務所にお仕事がいくので、両者にとってメリットとなります。
上手くいけば良いのですが。



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ラスベガス

2008-10-17 10:49:29 | Weblog
昨日の英会話教室で、ホームレスについてのフリーディスカッションが行われました。

ホームレスになった原因、ホームレスを減少させる対策等、様々な議論がなされました。

ホームレスになった原因は、病気・失業・職場または家庭での人間関係・犯罪者の逃避・働く意欲がない等、各人様々でしょうが、真の原因は本人しか分かりません。

対策も、本人の自覚を待つ・行政の支援・NPO法人の支援等、様々な意見が出されました。

イギリス人講師が日本に来て驚いたことは、「ホームレスを見たこと」と言っていました。
日本は、ほぼ全員が中流意識なので、ホームレスという格差社会の象徴のような存在はいないと思っていたそうです。

参加者の一人が、「ラスベガスにホームレスがいて、最近、増加している」ということをテレビ番組で見たと話していました。

ラスベガスとホームレス。
全く合わない組み合わせです。

私もラスベガスに一度は行ってみたいと思っていますが、ラスベガスの印象は、豪華絢爛、カジノ・ショーというエンターテイメントが充実していることなので、ホームレスはラスベガスの雰囲気に合いませんね。

何でも、ネバダ州は、サブプライムローン破綻の影響が大きく、家を失った人がラスベガスに集まっているとのことです。

金融破綻の影響が、ラスベガスに表れているとは驚きです。



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弁理士会員研修

2008-10-16 18:23:45 | Weblog
弁理士会員研修「均討論その後」を受講してきました。

ボールスプライン軸受事件後の均討論の適用に関する裁判例の紹介と考察です。
資料は、テキストと分厚い参考資料で、かなり充実した内容です。

裁判例を分析することは、私の得意分野の一つですが、講師の方も相当な分析家らしいですね。
この資料は大変参考になります。

講義の内容についての感想ですが、パワーポイントを使用して説明されていましたが、もう少し工夫されると良かったのかと思います。

パワーポイントの資料が細かすぎて見難いことと、テキスト・補充資料に記載されている判決文を読んでいたので説明が少し冗長な感じがしました。

できれば、裁判例をコンパクトに纏めて、裁判例から分析した射程範囲を中心に説明されると良かったのではと思います。

私も年に4~6回程度講演を行っていますが、パワーポイントは見やすいように、大胆に文字数を減らし、補充資料で詳しく記載するようにしています(補充資料は、講演後に読み返すためのものです)。

と言っても、私の講演を満足されている方がどの程度いらっしゃるのか分かりませんので、自己満足かもしれません。

毎回、講演を頼まれる度に、頭を悩ましながら、資料作成に工夫を凝らしています。

次の講演は、12月中旬です。
さて、どのような資料を作成するかな。
当分、頭を悩ませる日々が続きそうです。



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振り込め詐欺

2008-10-15 23:34:13 | Weblog
今日、最寄り駅に行く途中で、大勢の警察官がATMの近くで警戒している姿が目に留まりました。

本日が年金受取日なので、振り込め詐欺の被害が多くなるために、多くの警察官を配置して警戒に当たっているそうです。

今年の振り込め詐欺の被害は過去最悪のペースで増加しています。
連日、テレビで振り込め詐欺の被害に遇わない様に注意喚起しているのに、依然として被害にあう人が多いのは不思議なことです。

人間、年を重ねてくると、悲しいことに、注意力・判断力等が低下し、頑固さは反対に強くなります。
これが被害増大の原因かもしれません。

ATMの近くで携帯電話を使用できないようにするのが一番良いのでしょうが、費用、便利さが低下する等の理由で、実現は難しそうです。

ある銀行が、無人ATMの「振込機能」を削除しました。
これにより無人ATMの被害が少なくなるので、本・支店のATMに集中して人員を配置すれば、費用もそれほどかからず、効率的に犯罪を防止することができます。

他の銀行もこの対策を採用して欲しいものです。

最近の日本は、規制緩和が進み過ぎて、弱者が被害を被り、格差が拡大しています。

規制緩和も限界が見えてきました。
規制緩和を進めて、格差が生じることに目を瞑って自由を謳歌するのか、それとも規制をある程度認めて(食の安全・犯罪防止等を目的とする規制)、自由が多少制限されても安全・安心の社会を目指すのかを選択する時期に来ているのかもしれません。

次の衆議院選挙が、このことを争点にしてくれると良いのですが。




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乱高下

2008-10-14 22:54:52 | Weblog
株式市場が大変なことになっています。

株価の乱高下です。

史上最大の下げ幅の後は、史上最大の上げ幅。
14日の東京市場では取引開始直後から買い注文が殺到し、日経平均の終値は前週末比1171円14銭高い9447円57銭に急騰しました。
上昇率は14.15%とバブル期の90年10月の13.24%を上回り、過去最高となりました。
まるで、ジェットコースターに乗っているような乱高下です。

私のところにも証券会社2社の担当者から電話があり、「ご心配でしょうが。今のところ静観するしかありません」とのこと。
言われるまでもなく、長期運用が投資方針なので、特に心配していません。

短期運用をされる方は、毎日の株価に一喜一憂というところでしょうね。
私の場合、株は少々で、投資信託が多いので、長期保有による利回り獲得が狙いのミドルリスク・ミドルリターンです。

株は当分塩漬けで、10年後に株価が上昇していれば、ハッピーという感じでしょうか。

最近の投資ファンドの運用を見ていると、レバレッジに代表されるように、手持ち資金の何倍もの運用を行うという、ギャンブル投資が中心です。
このようなギャンブル投資は、いつか破綻します。
やはり、身の丈に合った投資が良いのではないでしょうか。

仕事や勉強は、目標を高く持ち、挑戦する姿勢が大切ですが、投資は着実な方が良いようです。



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ライフワーク

2008-10-13 22:15:42 | Weblog
30年ほど前に「ライフワークの見つけ方(主婦と生活社刊)」という、当時、ベストセラーの作品と出会いました。

この本との出会いが、私のその後の人生を変えたといっても過言ではないでしょう。

「ライフワークの見つけ方」は、元IBM常務だった井上富雄さんが書いたものです。

井上富雄さんは大学卒業後日本IBMに入社早々、体を壊し長期に入院仲間からハンデを背負ってのサラリーマンでありながら、この人生長期計画で40歳で常務となり、43歳で日本IBMの常務の椅子をすて、コンサルタントとして独立し、ドラッカーをめざしました。

井上富雄さんは、人生計画の立て方を説いていました。
「会社だって計画を立てながら経営している。会社より大事な自分の人生に計画を立てることはもっと大事だ」。
この考え方は、当時、デミング賞受賞に向けてTQC活動をしていたので、すぐに共感できました。

この本を参考に、当時30代前半だった私は、人生50年計画を立てました。
ライフワーク・仕事・家族・趣味・資産形成・スポーツ等に分類して、5年単位の目標を設定し、更に年度計画を作成して活動していきました。

井上富雄さんによると、「ライフワーク」とは、「真剣に楽しく生涯を通じて活動を継続でき、その結果、他の人に喜ばれ、自分も成長できること」というような定義だったと記憶しています。

この定義を参考に、当時、研究者だった私は、記録媒体の研究をライフワークに設定しました。
その後、40歳になると管理職に昇進し、研究の現場から離れるようになり、なんとなく物足りなさを感じてきました。

そのとき、研究所の先輩から知的財産部門への異動を打診され、技術と法律の両面から仕事ができることに魅力を感じ、異動しました。

つまり、記録媒体の研究から知的財産権法の研究へとライフワークを変更したわけです(研究という大枠では変化がないとも言えます)。

その後、働きながら中央大学法学部で法律の基礎を学び、早稲田大学大学院修士課程で知的財産権法を学ぶことにより、専門知識の獲得を図りました。

平成18年に弁理士試験に合格することで、ライフワークのスタートラインに立ち、企業を退職後、知的財産権法の勉強をして、その成果を論文、講演会、特許教育、特許コンサルティング等に活用することで、他の人にも喜ばれ、自分も成長することを実感できました。

このことから、「知的財産権法の研究」が、私のライフワークであることを確信しています。

弁理士は、他人に喜ばれ、自分も成長できる、本当に魅力的な仕事です。

受験生の皆さん、一日も早くこの魅力的な仕事に就くことを願っています。



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弁理士会長選挙

2008-10-11 22:37:37 | Weblog
弁理士会HPの会員専用掲示板に弁理士会会長選挙の案内がありました。

「平成21年度役員定時選挙の立候補者が確定し、会長を選出する選挙において候補者数(2名)が選任数(1名)を超えたため、役員選挙規則(会令第51号)第26条乃至第28条の規定に基づき、候補者の役員選挙広報を公示します。」という内容です。

候補者の一人の方は、弁理士会のほぼ全会派が推薦している方で、通常は他の候補者が立候補せずに、無投票当選となるのですが、今回は違いました。

他の一人の方は、あの有名な丸島儀一さんです。
丸島さんは、当然、どの会派からも推薦を受けていません。

いわゆる無党派です。
今回の会長選挙は、派閥(会派)代表 VS. 無党派代表 というところでしょうか。

無党派層代表の丸島さんは、著名な人で実力もありますので、強力な対抗馬です。

私は無党派層なので、丸島さんを応援することになりそうです。
弁理士会にも新風を吹き込みたいですしね。

選挙の結果が楽しみです。




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口述試験

2008-10-10 20:56:38 | Weblog
弁理士口述試験が始まりましたね。

私が口述試験受験の際に利用していた吉田ゼミのHPによると、初日の問題は以下のようです。

「午前」
「特・実」
代理(9条)と中断(22条)。
代理については出願公開と実用新案登録に基づく出願に関するものを中心に問われたそうです。

「意匠」
分割(10条の2)と関連意匠(10条)。

「商標」
登録要件(3条)について、3条1項3号、5号、6号の具体例を詳しく聞かれたそうです。

「午後」
「特・実」
専用実施権について移転できる場合について、登録前に特許権者が訂正する場合に承諾が必要かを聞かれたそうです。

「意匠」
審判について、なぜ補正却下不服審判があり訂正審判がないのかを聞かれたそうです。

「商標」
商標の機能について。


比較的易しい問題ですね。
初日に受験した人は、ラッキーかもしれません。

私の口述試験の体験から、趣旨・理由についての質問では、キーワードを答えれば試験官は満足しているようでした。

商標の口述試験で、試験管が簡単な事例問題を読み上げて、「どのような点が問題になりますか?」と質問されたので、「独占的通常使用権の効力が問題となります」と答えたところ、「はい結構です」と、それ以上突っ込んだ質問はありませんでした。

「独占的通常使用権」がキーワードだったのですね。

初日の午前中の商標法の問題のような「具体例」を尋ねられた場合、1つの例だけでなく、2~3の具体例を答えられるようにしておくと印象が良いようです(1つでも不合格にはならないと思いますが)。

明日以降受験される方は、吉田ゼミのHPの口述試験問題速報を参考にして下さい。
後半に受験される方は、予想問題がかなり絞り込めます。

ご健闘をお祈りしています。



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先輩弁理士

2008-10-09 21:26:12 | Weblog
企業の知財部門に勤務していた時の先輩弁理士の職場に行ってきました。

この方は、私が研究所に勤務していた時の先輩研究者で、その後知財部門に異動しました。
私が特許の仕事を希望していることをどこから聞いたのか、知財部門への異動を強力に後押ししてくれました。

私が知財の仕事に巡り合えたのもこの先輩のお陰です。

知財部門に異動後、この先輩の部下となり、いろいろ教えていただきました。
弁理士試験勉強を始めたのもこの先輩の影響です。

先輩が弁理士試験に合格したのが59歳のときで、私が58歳のときに合格しましたので、ほとんど同じ年に合格したことになります。

この先輩は、現在、大学で知財管理アドバイザーのお仕事をされています。

12月に「イノベーションと知財戦略」の講演を行いますので、大学と企業との共同研究における法的な問題点と対応策について、意見交換を行いました。

大変参考になる意見をお聞かせいただき、貴重な資料も頂きました。

それにしても元気な先輩です。

先輩の元気に負けないように頑張ることにします。



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