ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

摩耶山ハイキング

2011年05月09日 23時25分00秒 | 花・自然
昨日は、このところの心地良い陽気に誘われ
職場の仲間でピクニックに行くことになり
お弁当やお菓子、水筒をリュックに詰め込んで
青谷から、摩耶山山頂を目指して出発。

前夜の雨に濡れ、したたるような新緑に包まれ
聞こえてくるのは、清流の水の音と鳥のさえずり。
横を見ても、上を見ても、前を見ても、緑・緑。
それも一つ一つが全部違う色あいの、
表情豊かな、千の緑のハーモニー。



でも次第に険しくなる山道に息を切らし
早々にへこたれつつも、這うようにして上へ。
サルサにはまって、鍛え方が違う二人は
平地を歩くように、スタスタ上りながら、
遅れがちな私が追いつくのを待っていてくれて。



汗だくで、足も上がらなくなってきて
もう無理という限界を3回くらい超えた頃
大阪湾まで見渡せる展望台に、やっと到着し、
うぐいすの声を聞きながらの、お弁当タイム。
フランス人のJ君は、自ら焼いたクレープ10枚に
ブルーベリーのジャムも瓶ごと持参してくれて
食後のデザートまで、たっぷりと堪能。

(山頂に咲いていたタンポポ)

しゃべって食べて、気がつけば4時近くになったのに
「ケーブルカーで帰ろうよ」というわたしの提案は
多数決であえなく却下され、再び全行程を歩いて下山。

見事に膝が笑って、あぶなかしい足取りで
それでもどうにか無事に下山できたのは、
わたしに思いっきり迷惑をかけられながらも
手を貸し、気遣ってくれた心優しい2人と
包み込むような、穏やかな大きさに満ちた、
木々や山のエネルギーのおかげに違いない。
おかげで今日は、見事なまでに筋肉痛だけれど
心は清々しく、のびやかに満たされています。
コメント
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