先日、映画の「天使と悪魔」を観て以来
また原作が読みたくなってしまって
古本屋で手に入れて、読み直しました。
そうしたら、面白い発見があって。
中でも面白かったのは、窮地に陥った主人公が
胸の中で思い巡らすシーンのこんなフレーズ。
「思い出して!ヴィットリアは自分に言い聞かせた。
この試練を乗り越える方法を思い出して!」
「思い出す--それは仏教の哲人が用いる手法だ。
ヴィットリアはとうてい答などなさそうな難問を前にして
その解決策を探すのではなく、ただ思い出すよう心に命じた。
自分がすでに答を知っていると決め込めば、
答がかならず存在すると信じる境地に達し、
それゆえ失望という、よけいな想念を捨て去れる。」
以前読んだ時には、まったく気付かなかったけれど
こんなフレーズが、さらりと紛れていたなんて。
これって、直感を信じることにも通じるかも。
わたしは典型的な「直感型」だから
なんだか抵抗もなく、するりと納得してしまって。
人はよく、パッとしたひらめきや直感を、
何かと突然つながった、とか、
何かが降りてきた、とか表現するけど、
その「何か」が自分の奥底にあるものだとすれば、
それは確かに「知っていた」ことなのかも。
わたしも万一の時には、この手法を試してみよう。
フランス語の試験の時には、さすがに無理だろうけど。
(というか、思い出せ!と言っている時間がないかも)
また原作が読みたくなってしまって
古本屋で手に入れて、読み直しました。
そうしたら、面白い発見があって。
中でも面白かったのは、窮地に陥った主人公が
胸の中で思い巡らすシーンのこんなフレーズ。
「思い出して!ヴィットリアは自分に言い聞かせた。
この試練を乗り越える方法を思い出して!」
「思い出す--それは仏教の哲人が用いる手法だ。
ヴィットリアはとうてい答などなさそうな難問を前にして
その解決策を探すのではなく、ただ思い出すよう心に命じた。
自分がすでに答を知っていると決め込めば、
答がかならず存在すると信じる境地に達し、
それゆえ失望という、よけいな想念を捨て去れる。」
(満開の藤の下は甘い香り)
以前読んだ時には、まったく気付かなかったけれど
こんなフレーズが、さらりと紛れていたなんて。
これって、直感を信じることにも通じるかも。
わたしは典型的な「直感型」だから
なんだか抵抗もなく、するりと納得してしまって。
人はよく、パッとしたひらめきや直感を、
何かと突然つながった、とか、
何かが降りてきた、とか表現するけど、
その「何か」が自分の奥底にあるものだとすれば、
それは確かに「知っていた」ことなのかも。
わたしも万一の時には、この手法を試してみよう。
フランス語の試験の時には、さすがに無理だろうけど。
(というか、思い出せ!と言っている時間がないかも)