作家の柳美里さんが、親から虐待された過去があり
自分も小学生の息子への虐待に悩んでいることを
先日観たドキュメンタリーで知りました。
何より衝撃だったのは、虐待カウンセラーの
「お母さんは優しかったですか?」の問いに対し
「優しいって何ですか?」と答えたこと。
さらに「お母さんとの楽しい思い出や
お母さん大好き、と感じたことは?」との問いに
長い沈黙の後、「親に好きとか嫌いとか、
そういう感情を抱いたことがない」と答えたこと。
親が自分を殴るのは、自分が悪いせいだと思い続け
どうしたら許してもらえるのか、そればかりだったと。
愛は教えられるもの、という言葉を思い出す。
人は、愛されたことがないまま育つと、
愛するということが、分からないのだとか。
それが、親子間の虐待の連鎖に繋がる、と。
柳さんのご両親も、子供時代に虐待経験がありました。
乳児と2歳、4歳の3人の男の子を抱え、
異国で奮闘中の友人は、とてもおっとりと優しい子だけど
先日会った時に、おっとりした口調でポツリと言ってました。
うぎゃーと爆発しそうな時は、虐待と紙一重ですよ、って。
でも、その紙一重には多分大きな違いがあるんだろうな。
根本に愛があるのと、愛を知らずに愛だと思い込むのと。
愛をおそわらなかったなら、ゼロから学び直すしかない。
私は楽しい思い出なら、とめどなく浮かんでくる。
思い出しながら、自分がどれほど愛されて育ってきたか、
今更のように気付いて、何だか涙がこぼれてしまって。
それなりの確執もあり、反抗もしてきたけれど、
「優しい」の意味が分かる人間に、育ててもらった。
おりしも長期入院中の父に加えて、
先々週から母も倒れ、別の病院に入院しているところ。
そんなことに今更気付いた、馬鹿な娘を許してくれます様に。
ありがとうを伝えるのに、まだ間に合いますように。
そして、わたしには子どもはいないけれど、
教えてもらった愛を、連鎖させていけますように。
自分も小学生の息子への虐待に悩んでいることを
先日観たドキュメンタリーで知りました。
何より衝撃だったのは、虐待カウンセラーの
「お母さんは優しかったですか?」の問いに対し
「優しいって何ですか?」と答えたこと。
さらに「お母さんとの楽しい思い出や
お母さん大好き、と感じたことは?」との問いに
長い沈黙の後、「親に好きとか嫌いとか、
そういう感情を抱いたことがない」と答えたこと。
親が自分を殴るのは、自分が悪いせいだと思い続け
どうしたら許してもらえるのか、そればかりだったと。
愛は教えられるもの、という言葉を思い出す。
人は、愛されたことがないまま育つと、
愛するということが、分からないのだとか。
それが、親子間の虐待の連鎖に繋がる、と。
柳さんのご両親も、子供時代に虐待経験がありました。
(頑張って、柳美里さん)
乳児と2歳、4歳の3人の男の子を抱え、
異国で奮闘中の友人は、とてもおっとりと優しい子だけど
先日会った時に、おっとりした口調でポツリと言ってました。
うぎゃーと爆発しそうな時は、虐待と紙一重ですよ、って。
でも、その紙一重には多分大きな違いがあるんだろうな。
根本に愛があるのと、愛を知らずに愛だと思い込むのと。
愛をおそわらなかったなら、ゼロから学び直すしかない。
私は楽しい思い出なら、とめどなく浮かんでくる。
思い出しながら、自分がどれほど愛されて育ってきたか、
今更のように気付いて、何だか涙がこぼれてしまって。
それなりの確執もあり、反抗もしてきたけれど、
「優しい」の意味が分かる人間に、育ててもらった。
おりしも長期入院中の父に加えて、
先々週から母も倒れ、別の病院に入院しているところ。
そんなことに今更気付いた、馬鹿な娘を許してくれます様に。
ありがとうを伝えるのに、まだ間に合いますように。
そして、わたしには子どもはいないけれど、
教えてもらった愛を、連鎖させていけますように。